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観葉植物の肥料

ガジュマルにおすすめの肥料はどんな肥料?肥料の紹介と使用上の注意点!

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ガジュマルの鉢植えの写真 観葉植物の肥料

ガジュマルはもともと、東南アジア等の亜熱帯から熱帯地方で自生する、クワ科イチジク属の常緑の高木(学名 Ficus microcarpa)です。日本での原産地は沖縄、屋久島などで、花言葉は「健康」、精霊キジムナーがガジュマルの樹に宿ると言われています。

近年、屋内でも育てられる観葉植物としてポトスモンステラ、フィカスと並んで人気で、家やオフィスのインテリアの一つとして栽培されていて、幹の途中から気根を出すのが特徴的です。

しかしながら、お店で買ったものの、どのように育てればよいか、肥料をやればよいかがよくわからないという方も多いのではないかと思います。

そこで、この記事ではガジュマルに必要な肥料の基本的な話と肥料のやり方の基本を説明するとともに、おすすめ肥料も紹介します。

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そもそも植物に必要な養分って?植物が必要な養分に関するおさらい

植物が育つためにはチッソ(窒素)、リンサンリン酸)、カリウム(加里)の三要素のほか、マグネシウムカルシウム石灰肥料が有名)などの「二次要素(中量要素)」、さらに鉄、マンガン、ホウ素をはじめとした「微量要素」が必要です。

チッソ(窒素)は、葉や茎などの成長に欠かせず、植物の体を大きくするため、「葉肥(はごえ)」と言われます。

リンサン(リン酸)は、開花・結実を促し、花色、葉色、蕾や実に関係するため、実肥(みごえ)と言われます。

カリウム(加里)は、葉で作られた炭水化物を根に送り、根の発育を促すほか、植物体を丈夫にし、抵抗力を高めるため、根肥(ねごえ)と呼ばれています。不足すると根・植物が弱ります。

肥料の箱や袋などに記載されているN-P-Kの表示は窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)を指しています。その他、肥料についてより詳しいことは、下の記事を参考にしてみてください。


ガジュマルに使用する肥料は、植物を栽培するという点で、野菜や果樹などの栽培に使うものと基本的には同じで問題ありません。ガジュマルだから特別な肥料を使うということはありません。プランターや植木鉢などの鉢植え栽培で使用できるものであれば問題なく使用することができます。

色々あって複雑ですが、最初は葉や茎活力を与えたいときは窒素(チッソ)多めの肥料を、花を咲かしたい、実の成長を促したいというときはリン酸多めの肥料を施すというイメージでやってみましょう。

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そもそも肥料はどんな種類があるの?

作物・植物の栽培における肥料の種類は、大きく以下のとおりに分けることができます。

肥料はその物質の有機、無機によって、「有機肥料(有機質肥料)」「化学肥料(≒無機質肥料、化成肥料は化学肥料に属します)」の2つに分けることができ、形状によって、「固形肥料」と「液体肥料(液肥)」があります。

「化学肥料」とは、化学的に合成しあるいは天然産の原料を化学的に加工して作った肥料です。「有機肥料(有機質肥料)」とは、「油粕や米ぬか、腐葉土など植物性の有機物」「鶏糞(鶏ふん)、牛糞(牛ふん)、馬糞魚粉、骨粉などの動物性の有機物」を原料にして作られたものです。堆肥も、家畜の糞や落ち葉などの有機物を微生物によって分解・発酵したもので、有機肥料となります。有機肥料は、用土(培土)を養分を補うだけではなく、物理性の改善(ふかふかにする)にも役立ちます。

「観葉植物に対しては有機肥料が良いのか、化学肥料(化成肥料)が良いのか」という点ですが、室内で育てられることを考えると、化学肥料(化成肥料)のほうが好ましいと言えます。その理由は以下の2点です。

  1. 室内では異臭、汚れを防ぎ、培地を清潔に保つ必要があるため(有機肥料は有機物で構成されているため、化学肥料に比べると臭いがあるものが多いです)
  2. ハイドロカルチャーと呼ばれる栽培では、ジェルボールやゼオライトなど培地が土ではないものも多いため(有機肥料は基本的に含まれている有機物が土にいる微生物に分解されることで効力が現れます)
編集さん
編集さん

有機肥料は、臭いがある程度発生しやすく培地や養液が腐りやすいという特性があるので、観葉植物には化学肥料(化成肥料)がおすすめです!

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肥料を与えるタイミング 元肥と追肥

用土に肥料を与えるタイミングによって、肥料の呼び名が変わります。具体的には、「元肥」と「追肥」があります。

苗を植え付け(定植する)前に予め土壌へ施しておく肥料を「元肥(もとひ・もとごえ)」と言います。元肥は、初期生育を助ける働きがあり、肥料効果が長く続く緩効性や遅効性の肥料を施すのが一般的です。

苗の植え付け後(定植後)、作物が生長していくときに、土壌の肥料切れが起こらないように追加で施す肥料を「追肥(ついひ・おいごえ)」と言います。追肥を施す時期が遅れたりすると、植物の生育期に葉の色が薄くなったり、花が小さくなったりして最悪の場合、枯れてしまいます。特に窒素、カリウムは消費されるのが早いので適切な時期に追肥が必要です。

大きな植木鉢で用土を使う場合は、植え付け時や植え替え時に緩効性の化学肥料や臭いの少ない有機肥料を元肥として十分に施し、その後生育を見ながら液体もしくは固形の化成肥料を追肥として施していくと良いでしょう。

ハイドロカルチャーのような土を使わずジェルボールやハイドロボール、ゼオライトを培土として使う場合は、元肥を施して土作りすることができませんので、主に追肥によって養分を与えていきます。追肥には固形肥料ではなく、液体肥料を用いることが主流です。

ガジュマルに対する肥料のやる時期と頻度

下記にガジュマルの肥料のやる時期をまとめました。ハイドロカルチャーの場合には、固形肥料ではなく液体肥料がおすすめとなりますので、春〜秋など植物の生育が進むときに使用する肥料の頻度に合わせて追肥しましょう。

ガジュマルの一年 肥料のやり方の基本
  • 新芽が出始めるなど、育成期であるこの時期は、2ヶ月に1度程度、緩効性・遅効性の固形肥料を施します。

    鉢植えの場合は、土の上においてください。植え付けた後すぐで、元肥がしっかりなされている場合は、与える必要もありません。

  • 最もガジュマルの生育が活発になる時期です。1〜2週に1度程度の頻度で液体肥料(液肥)を水やりの際に与えてください。

  • 初秋の暖かいうちは、夏と同じ頻度で追肥してください。最低気温が15°C前後まで下がってきたら(10〜11月頃)、液体肥料(液肥)をやる頻度を1ヶ月に1度程度の頻度に減らしてください。

  • 冬場は肥料を与えないようにしてください。そして、できるだけ室内の中でも暖かい場所に映してください。耐寒性があるものの、5°C以下の寒い場所は、落葉して丸坊主になる原因になります。

使用目安量、使用頻度、適期は、大まかな指標となります。また、改良などにより販売されている商品の成分比が変わったり使用目安量が変わったりしますので、使用する際には必ず商品のラベルに記載されている情報を確認しましょう。

ガジュマルの元肥・追肥に使えるおすすめの固形肥料 2選!

固形肥料は、液体肥料(液肥)と比べ、緩効性・遅効性の肥料が多くなります。植え付け時、植え替え時の元肥として使用できます。

また、生育が始まる春先から、用土の上に置けば2ヶ月以上効果が持続する追肥として使用できる肥料もあります。効果的な使い方ができる観葉植物におすすめの固形肥料をご紹介します。

ハイポネックス マグァンプK

ハイポネックスジャパンが販売する元肥用の定番の粒状肥料です。「チッソ・リンサン・カリ」植物の生育に必要な三要素は勿論、マグネシウムやアンモニウムなどの二次要素・微量要素もしっかりと配合されていて、元肥に申し分ありません。土にしっかり混ぜて、大粒で約2年、中粒で約1年、生長効果が持続します。マグァンプK 小粒は追肥に有効です。

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肥料焼けも起こしにくく、元肥としてとても扱いやすい肥料です。また、春の緩効性の追肥としても土面に撒いて使用できます。観葉植物の元肥して使用する場合は、中粒がおすすめです。

また、追肥としては肥効が約2ヶ月続く、マグァンプK 小粒がおすすめです。

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花ごころ グリーンそだちEX IBのチカラ

花ごころの「IBのチカラ グリーンそだちEX」は、花にも野菜にも使用できる肥料です。N-P-K=10-10-10であり、バランス良く配合されています。花ごころは、バラや花に効く肥料を中心に様々な商品を販売しています。

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IBとは、イソブチルアルデヒド縮合尿素(IBDU)を配合した肥料のことで、とてもゆっくり溶け、流れ出るため植物の根に優しく、肥料成分が無駄なく吸収される特性があります。

本製品は無臭で、花付きをよくするリンサン成分など、npk3つの成分をバランスよく配合した肥料です。観葉植物は勿論ながら、ほとんどの植物にお使いいただけます。

ガジュマルにおすすめの液体肥料(液肥) 4選!

液体肥料とは?

液体肥料とは、液肥(えきひ)とも呼ばれ、液状になった液体の肥料のことを言います。液体肥料は、用土に混ぜ込んで元肥として使用することはほとんどなく、追肥として使用することを主としています。液体肥料には

  1. そのまま希釈せずに使用するタイプ(ストレートタイプ)
  2. 定められた希釈率で液肥を薄めるタイプ

の2タイプがありますので、その製品の使い方をよく読みましょう。希釈した液体肥料は土壌に散布します。

また、液体肥料は速効性(効き目がすぐに出やすい)タイプのものが多いため、前述したとおり追肥としての使用がおすすめです。

液肥は葉面散布できる?

液体肥料(液肥)は土壌散布用に製造、販売されているものが多く、基本的には葉面散布(植物の葉にかける)の方法では施肥ができません。葉面散布が可能かどうかは製品によって異なりますので必ずラベルをよく読みましょう。


液体肥料はすぐに効果が出る速効性のある肥料がほとんどで、観葉植物においては春先までは固形肥料で元肥等ベースを作り、生長期の夏から秋にかけて液体肥料で栄養分を補っていくイメージで使用します。

また、ハイドロカルチャーや水耕栽培では、ハイドロボールやゼオライトなどの多孔質で保湿、保肥力のある培地を使うため、液体肥料(液肥)をメインに栄養分を補っていきます。

液体肥料の商品は多くありますが、観葉植物の追肥に適している液体肥料のおすすめを紹介します。

ハイポネックス原液(hyponex)

液体肥料(液肥)国内トップシェアを誇るハイポネックスの定番液体肥料です。ハイポネックス原液は、「三大要素(窒素、リン酸、 カリ)」の他、マグネシウムやカルシウムなどの「二次要素(多量要素)」、さらに鉄をはじめとした「微量要素」を含む15種類の栄養素を最適のバランスで配合された液体肥料(液肥)で、水で薄めて使います。

他のハイポネックス商品もガーデニング初心者にとって扱いやすいので、興味ある方は下記も是非一読ください(アブラムシヨトウムシなどの病害虫の予防・駆除という農薬的要素も入っている肥料や、芝生など作物に特化した肥料、希釈しないでそのままの濃度で使える肥料もあります)。

ハイポニカ液体肥料

ハイポネックスの他にハイポニカ液体肥料もおすすめです。ハイポニカ液体肥料は、協和株式会社が開発した水耕栽培だけでなく、土耕栽培や鉢栽培などにも利用いただける液体肥料です。花・野菜・樹木・果樹など、あらゆる植物に対応しており、苗から成木まで植物の生長段階を問わずに同じ希釈率でうすめて使用できる、養分満点の非常に便利な液体肥料になります。

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ハイポネックス キュート ハイドロカルチャー・水栽培用

液体肥料国内トップシェアを誇るハイポネックス ジャパンのハイドロカルチャー用活力剤です。ハイポネックス 原液と異なり、水で希釈する必要はなく株元へそのまま使用できます。その他のハイポネックス原液をはじめとする液体肥料も使用することができます。また、微粉ハイポネックスも希釈したり、溶かしたりする面倒さはありますが、もちろんハイドロカルチャーに使用可能です。肥料の種類や使い方を守れば、様々な観葉植物が丈夫に育ちます。 その他のハイポネックス商品に興味ある方は、下の記事も覗いてみてください。

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微粉ハイポネックス

ハイポネックスの粉状肥料として最も有名なものは「微粉ハイポネックス」です。水に溶かして液肥として使用するタイプのものとなります。様々な植物に適用でき、鉢植、家庭菜園だけではなく、水耕栽培やペットボトル栽培にも使用することができます。特に植物の根を丈夫にするカリウム(加里)が多く含まれ、植物に活力を与え、強健な植物の生育に効果的です。

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合わせて使いたい活力剤(栄養剤)

植物の栄養剤として肥料の他に「活力剤」と呼ばれる製品があります。活力剤は、植物の活性を高める目的で使われ「窒素(チッソ)・リン酸(リンサン)・カリウム(加里)」の三要素以外の養分やアミノ酸、フルボ酸などの有機酸が含まれています。

活力剤は、単体で施用するのではなく、あくまで肥料にプラスして施用するものです。肥料はしっかりと適期に施しつつ、植物が弱ってきたり、より綺麗に花を咲かせたい、葉緑素(光合成に影響があります)を増やして葉を青くイキイキさせたいときに有効です。

種類としては液体やアンプルのものがあります。

微量要素が足りないと、葉の黄変や褐変が起こりやすくなります。

リキダス

リキダスは、3種類の有効成分コリン、フルボ酸、アミノ酸を配合し、3つの相乗効果で植物本来が持っている力を引き出し、元気な植物を育てる活力液です。また、カルシウムをはじめ、不足しがちな各種ミネラル(鉄・銅・亜鉛・モリブデンなど)が、植物に活力を与え、美しい花を咲かせると共に、葉面散布液としても使用できるおすすめの活力液です。

土壌に挿してそのまま使えるアンプルタイプのものもあります。

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植物活力素 メネデール

植物の生長に欠かせない鉄を、根から吸収されやすいイオンの形で含む植物活力素で、発根を促し、元気な植物に育てます。肥料でも農薬でもないので気軽に使用できます。

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防ぎたい!肥料にまつわるトラブルあれこれ

肥料、水のやりすぎ

ガジュマルは、野菜などとは異なり冬には肥料は必要なかったりと、比較的植物の中でも肥料を必要としません。このため、家庭菜園のようなペースで肥料をやると、やりすぎになってしまい肥料焼けを起こします。肥料やけを起こすと、植物が弱々しくなり、最悪枯れてしまいます。肥料過多には注意してください。

同じく、ハイドロカルチャーの場合など、水をやりすぎて根腐れして草花が萎れる、また枯らしてしまったり、根詰まり、またカビが生えたりしてしまうことがあります。根元がブヨブヨしている場合は、根腐れを疑ってください。水をやるときは霧吹きでかけるのがおすすめです。

水が常に容器に満たされた状態、また水はけの悪い状態で、風通しの悪い所に放置すると起こりやすいため、下記のことを心がけて育ててください。

  • 水分が切れて乾燥してから水を与えるようにする
  • 風通しの良い場所に植物を置くようにして用土が乾くようにする

肥料は絶対混ぜないで!

よくある失敗として、いろいろな肥料を混ぜて高い栄養素の肥料を作り与えようとしてしまうことが挙げられます。肥料を混ぜると化学反応を起こし、植物自体に被害が出るだけでなく、有害物質・ガスが発生したりと、大きな事故につながる危険性があります。くれぐれも、肥料同士を原液で混ぜることはしないでください。

その他 ガジュマルの栽培で気をつけたいポイント

ガジュマルは日光が大好きです!

ガジュマルはもともと、亜熱帯から熱帯地方で生育している、直射日光が大好きな樹です。日陰ではなく、出来るだけ陽が当たる日当たりの良い窓辺などに置くことをおすすめします。

(いきなり外に出して直射日光に突然当てると葉焼けする危険性があるので、まずは窓辺においてください。)

しっかり剪定しましょう

ガジュマルは放っておくと、どんどん枝を伸ばして広がり、樹高も高くなってきます。特に肥料が多いと枝葉が伸びて、樹形がどんどん変わってしまいます。このため、しっかりと剪定(枝を切断すること)、手入れすることが大事です。時期は生育期である、夏前の5〜6月くらいがベストです。(切り口から乳白色の樹液が出ます)

剪定するときのポイントは、思っている以上にバッサリと切ることです。ガジュマルの生長力は高いので、切りすぎるくらいがちょうどいいでしょう。

害虫に気をつけましょう

ガジュマルに限ったことではないですが、樹はカイガラムシハダニ、幼虫が発生して寄生しやすいです。これらの虫が発生した時は、目視で確認できます。カイガラムシが付いた場合は、初期ならば水を強くかけ、それで洗い流すのが厳しいくらい多く発生している場合は、薬剤を使うか、思い切ってその部分を剪定しましょう。

どんどん成長するガジュマルは、2,3年おきの春に、根を傷つけないように、大きな鉢に植え替えすると良いでしょう。また苗木として挿し木で増やせたり、寄せ植えが楽しめるのもポイントです。

植物別のおすすめ肥料

農家webには、植物別におすすめの肥料をまとめている記事がたくさんあります。ぜひ参考にしてみてください。

その他

その他にも様々な記事がありますので、検索欄に調べたい言葉を入れて検索してみてください。

編集さん
編集さん

検索欄は、「右のサイドバー」もしくは「サイドバーメニュー」にありますよ!

他、株分け、植え替えし易い、球根を埋める睡蓮や、芝生の肥料、育て方の記事など、豊富にあります。

まとめ

ガジュマル(banyan)は、幹の途中から気根を出すなど、独特な外見、美しい葉っぱの色から、近年、屋内でも育てられる観葉植物としてポトス、モンステラ、フィカス、カポック(シェフレラ)と並んで人気です。

また沖縄では精霊キジムナーがガジュマルの樹に宿ると言われ、多幸、生命の樹として、風水などでも人気の木です。乾燥にも比較的強く、耐寒性もあります。また、センカクガジュマルというフィカス属のガジュマルもあります。是非、家のインテリアに取り入れてみてください。

(補足)観葉植物における「土」とは?

観葉植物では、鉢植えの場合は、赤玉土と鹿沼土を基本用土として、ピートモス(ビートモス)、バーミキュライト、パーライトやココヤシチップといった改良用の土を基本用土にプラスして使います。

冬に冬眠するタイプの観葉植物は、パーライトや砂土など、水はけのよい排水性の高い土を赤玉土に多く配分して水腐れを防止するなど、観葉植物のタイプによって配合比率が変わってきます。

また、ハイドロカルチャーと言われる栽培方法では、土を用いず、ハイドロコーン、ハイドロボールという丸い発泡煉石を使用したり、ゼオライトという多孔性の鉱石、またカラフルな色で見た目も美しいジェリーボールを使用します。

上記の素材はいずれも一定の保水力のある素材なので、正しく追肥することで、観葉植物をしっかりと生育することができます。種まきから始める場合は、発芽しやすい種まき用の用土、培養土を使うと良いでしょう。

執筆者・監修者情報
執筆者・監修者

農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

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