作物別の肥料のやり方の基本・おすすめ商品まとめ

作物別に肥料を探す

重要な栄養素は、作物ごとに異なります。そのため、肥料もその作物に適したものを選ぶほうが良いでしょう。

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果菜類・根菜類・葉菜類などの野菜類におすすめの肥料のやり方

果菜類におすすめの肥料は、窒素リン酸カリウムがバランス良く含まれていて、かつ二次要素(多量要素)、微量要素を含んだものです。果菜類は、他の作物に比べて養分の必要量が多いですので、肥料切れにならないように元肥追肥をしっかりと行なっていきます。

根菜類、葉菜類に関しては、元肥だけで収穫まで生育、栽培することもできます。葉菜類は窒素分が不足したりするため、収穫までに2〜3回程度追肥を施したりもします。

作物ごとに肥料のやり方などは異なるので、下記リンクから目的の作物を検索してみてください。

果樹類におすすめの肥料のやり方

果樹については、元肥(春肥)、追肥(夏肥)、お礼肥、冬肥など、果菜類などとは異なる肥料のやり方、時期となります。基本的には、2〜3ヶ月おきに固形肥料を施したりしますが、ベランダにてポットなどで栽培している場合には液体肥料も有効です。

肥料のやりすぎにも注意が必要です。肥料をやりすぎると「肥料やけ」が起こり、根が傷み、最悪の場合、枯れてしまいます。

果樹の種類によっても、おすすめの肥料ややり方が異なる場合があるので、下記リンクから目的の作物を検索してみてください。

芝生におすすめの肥料のやり方

実は、芝にも肥料が必要です。きれいな芝を維持、管理するためにも肥料は適切な時期に、適切な量をやることが必要です。芝には、芝専用の肥料も多く販売されているので、そのような肥料を使用すると大きな問題は起きないです(含有されている成分を確認しても、芝に必要なものがしっかりと含まれています)。

芝生の肥料のやり方は、高麗芝・西洋芝などの種類によっても大きく異なるため、注意してください。

観葉植物・庭木・花・多肉植物などにおすすめの肥料のやり方

観葉植物、庭木、花、多肉植物などにも肥料は必要です。果菜類ほど神経質に考える必要はありませんが、決まった時期に適量を施すと長くきれいな状態を保つことができるでしょう。

果樹同様、肥料やけしやすい植物が多いので、肥料のやりすぎには十分に注意が必要です。

植物の種類によって、おすすめの肥料ややり方が異なりますので、下記リンクから目的の植物を検索してみてください。

樹木・植木の肥料

ご家庭の樹木や庭木にも肥料が必要です。例えば、盆栽も適切な施肥をしなければ、最悪枯れてしまうことに繋がります。

下記リンクから目的の樹木・植木を検索してみてください。

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作物の栽培、植物の生長には肥料が必要

基本的に、作物の栽培、植物の生長には肥料が必要です。但し、施す時期や頻度、量はその植物によって異なります。つまり、栽培している作物、植物に合わせた肥料やりが必要です。

中でも肥料の三要素(窒素、リン酸、カリウム)を補給することは、とても重要です。

窒素

窒素(N)は、肥料の三要素の一つで植物の生育に最も大きく影響する要素です。光合成に必要な葉緑素、植物の体を形作るタンパク質など、植物が生長する上で重要な働きをする物質となります。窒素肥料は「葉肥(はごえ)」とも呼ばれ、生育の初期に効果的であり、茎と葉の生長に大きく影響します。

リン酸

リン酸(P)は、肥料の三要素の一つで、開花・結実を促進したり、根の伸長、発芽や花芽のつきをよくする働きがあります。そのため、リン酸肥料は「実肥(みごえ)」と呼ばれます。トマトなどの果菜類やかんきつなどの果樹類、バラなどの観葉植物には補給が必須の要素となります。

カリウム

カリウム(K、加里)は、肥料の三要素の一つで植物体内でカリウムイオンとして存在しています。カリウムイオンは葉で作られた炭水化物を根に送り、根の発育を促したり、植物を丈夫にして病気などに対する抵抗力を高める働きがあります。そのため、カリウム肥料は「根肥(ねごえ)」と呼ばれます。

その他の中量要素、微量要素

三要素以外の重要な要素として、中量要素、微量要素があります。特に野菜の栽培は、果実の収穫までの期間が長く、他の植物に比べて消費されるため、これらの栄養素の補給も重要です。

中量要素

窒素、リン酸、カリウムの三要素以外の中量要素として、カルシウム(Ca)、硫黄(S)、マグネシウム(Mg)があります。

要素名主な役割
カルシウム(石灰・Ca)葉や実の組織を作る(細胞膜の生成と強化)、根の生育促進
硫黄(S)酸化・還元・生長の調整などの植物の生理作用や葉緑素(葉にある光合成を担う葉緑体に含まれる)の生成に関与
マグネシウム(苦土・Mg)葉緑素の構成元素、リン酸の吸収と移動
中量要素

また、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)も中量要素ですが、主に水や大気から吸収される要素です。

微量要素

微量要素には、ホウ素(B)、塩素(Cl)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、モリブデン(Mo)、ニッケル(Ni)があります。三要素や多量要素と比較すると、必要な量は多くありませんが、欠乏すると様々な生理障害が発生します。

要素名主な役割
ホウ素(B)細胞壁の生成、カルシウムの吸収と転流
塩素(Cl)光合成(光合成の明反応)
マンガン(Mn)葉緑素の生成、光合成、ビタミンCの合成
鉄(Fe)葉緑素の生成、鉄酵素酸化還元
亜鉛(Zn)酵素の構成元素、生体内の酸化還元、オーキシンの代謝、タンパク質の合成
銅(Cu)光合成や呼吸に関与する酵素の構成元素
モリブデン(Mo)硝酸還元酵素(硝酸をタンパク質にする過程で利用される)、根粒菌の窒素固定
ニッケル(Ni)尿素をアンモニアに分解する酵素の構成元素、植物体内で尿素を再利用
微量要素

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