農家web防除暦サービスのバナーです。
プランター栽培

夏野菜のプランター栽培 栽培難易度や育て方のポイント

当サイトでは、アフィリエイト広告を利用しています。

夏野菜 プランター栽培

畑や庭がなくても、プランター栽培ならちょっとしたスペースやベランダでも家庭菜園が楽しめます。畑ほどたくさん収穫できませんが、身近にあることで観察もしやすく、使いたいときにすぐ使えるのも魅力です。

トマトキュウリなどの夏野菜は、暖かくなってきた春に植え付けして夏に収穫できるものが多く、プランター栽培しやすいものも多くあります。ここではプランター栽培で育てられる夏野菜について、その難易度や栽培時期などについてわかりやすく説明します。

スポンサーリンク

夏野菜のプランター栽培について

夏野菜とは、夏に旬を迎える野菜でトマトやキュウリ、ナスピーマンなど私たちの食卓にかかせない野菜がたくさんあります。春に種まきや苗を植えつけて夏に収穫するものが多くあります。

プランター栽培では、シソやバジルなどは種を直接プランターにまいて育てられるものがありますが、タネから育てる場合、栽培時期によっては保温などが必要になり、育苗が難しい野菜も多くあります。プランター栽培では株数も多く必要がないので、市販の苗から育てれば初心者の人でも簡単に育てることができます。

ベランダのプランター菜園

栽培環境

野菜は基本的に日光を好みます。一軒家などであれば直射日光が3時間~4時間ほど当たる場所があれば育てることができるでしょう。マンションンのベランダなどは、ひさしやコンクリートの壁が日を遮ってしまうこともあります。プランターを台の上に乗せるなど工夫をして、なるべく日光を当てるように育てましょう。
ミョウガなどは日陰を好むので、日が当たらない場所でも育てることができます。

またエアコンの室外機から出る温風は、植物は苦手なので置き場所に注意しましょう。高層階では強風が吹く場合がありますので、支柱などで支えてあげるとよいでしょう。

肥料・水やり

プランター栽培では、元肥入りの野菜の培養土などを使って育てるのが簡単です。畑などに比べて、土づくりが不要で手軽ですが、畑にくらべ土の量が決まっているので栄養分が足りなくなることがあります。水やりもこまめにするので肥料分が流れ出てしまうこともあります。そのため肥料はしっかり追肥をして育てます。

水やりは、土が乾いたらプランターの底から水がでるまでが基本です。夏野菜は乾燥が苦手なものが多いので、朝晩水やりが必要なものもあるので、それぞれの野菜にあった水やりを行いましょう。野菜にあったプランターの大きさも重要です。

スポンサーリンク

初心者におすすめの夏野菜(難易度:簡単)

種からでも簡単に育てることができるのは、シソやバジルなどのハーブです。葉物野菜の方が基本的には簡単に栽培が可能です。果菜類は、苗から始めると栽培が容易です。品種によっても栽培の難易度は変わるので、なるべく丈夫で育てやすい品種を選びましょう。

ここでは、栽培難易度は苗から育てた場合を基準としています。また播種時期、植えつけ時期、収穫時期は中間地を基準にしています。詳しい育て方については、それぞれのプランター栽培の記事を参考にしてください。

枝豆

マメ科の枝豆は、大豆の完熟前の実を若どりしたもので、日本発祥の食べ方です。「湯をわかしてから取りに行け」といわれるほど鮮度が大切で、収穫と同時に鮮度が落ちていくので、採れたての価値が高い野菜です。

品種も豊富で、野菜の中でもタンパク質やビタミンA、B1、B2、Cが豊富で「畑の肉」と呼ばれています。アルコールから肝臓や腎臓を守るメチオニンを含むため、ビールのおつまみとしてもよい組合せです。

品種にもよりますが、種まきから植え付けまで10日~2週間、種まきから収穫までは70日~90日ほど。収穫までの日数が短いため、栽培の難易度もそれほど高くはありません。初心者の人は栽培期間の短い早生種を選ぶと失敗がすくないでしょう。

作物名エダマメ
科目マメ科ダイズ属
植え付け時期4月下旬~8月中旬
収穫期6月下旬~11月上旬
生育適温20〜30℃
栽培ポイント肥料は控えめにして、つるボケを防ぐ
早生品種が作りやすい

ゴーヤ

ゴーヤは、和名はツルレイシで別名ニガウリ(苦瓜)とも呼ばれます。ゴーヤは沖縄での呼び名で、ゴーヤーチャンプルなどの料理に使われるので、ゴーヤの名前が全国的にも広がりました。独特の苦味成分には血糖値や、血圧を下げる効果もあり、食欲も増進させる夏の健康野菜です。

栽培は日の当たる場所であれば、容易です。夏の暑い時期に盛んに成長し、放任栽培でもよく育ちます。病害虫の被害も少ないため家庭菜園向きの野菜です。つるが、他のものに良くからみつくので、ネットなどを使って緑のカーテンにして日除け代わりにも栽培できます。

作物名ゴーヤ(ニガウリ)
科目ウリ科ツルレイシ属
植え付け時期5月~7月上旬
収穫期8月~10月
生育適温20℃~30℃
栽培ポイント育苗は難しいので苗から始めましょう
直射日光を好みます。水切れに注意

ししとう

ししとうは、ナス科とうがらし属の植物で、トウガラシの仲間です。とうがらしは、鷹の爪やハバネロのように辛味のある「トウガラシ」と、辛みのない「甘トウガラシ」があります。
甘トウガラシには、ししとうやピーマンがあり育て方もほぼ同じです。

ししとうは、病気や害虫に強いので初心者の人でも作りやすい野菜です。しかし種から育てると育苗の時期が2ヵ月ほどかかるので、初心者の人は市販の苗から始めるとよいでしょう。

暖かい気候を好み、暑さには強いですが寒さに弱いので、遅霜の心配がなくなった春に植え付けをし、夏から秋まで収穫が楽しめます。肥料と水が不足すると、果実が辛くなるので注意して育てましょう。

作物名シシトウガラシ
科目ナス科トウガラシ属
植え付け時期5月~7月
収穫期6月中旬~10月
生育適温25℃~30℃
栽培ポイント育苗は難しいので苗から始めましょう
肥料と水を切らすと辛くなるので注意

シソ

シソは、シソ科の一年草で葉が緑色の青ジソ、葉が紫色の赤ジソやちりめん種など品種も豊富です。大葉といわれるのは、青じその葉の部分で薬味によく使われます。

栽培は、春に種や苗を植えつけて初夏から秋にかけて長く収穫が楽しめます。生育適温は20℃~25℃と暖かい気候を好みます。丈夫で半日陰でも育てることができるので家庭菜園初心者の人でも作りやすい植物です。

種や市販の苗から栽培ができ、また剪定した茎を水に挿しておくだけでも簡単に増やすことができます。種から育てれば、発芽したばかりの芽ジソ、葉を収穫する葉ジソ(大葉)、刺身のツマなどにつかわれる花穂(かすい)を利用した穂ジソ、実がついたらシソの実として4段階収穫を楽しむことができます。

作物名シソ(紫蘇)
科目シソシソ
植え付け時期5月~7月中旬
収穫期6月中旬~10月
生育適温20℃~25℃
栽培ポイント種からも栽培が簡単です。明るい日陰で
管理すると葉がやわらかくなります。

トマト

トマトはナス科の野菜で、ビタミンC、カロテン、リコピンなどを多く含み、栄養や機能性に優れた野菜です。サイズは大玉・中玉(ミディ)、ミニの3種類がありますが、栽培が簡単なのは丈夫で手間のかからないミニトマトです。

原産は南アフリカのアンデス山脈高原地帯で、強い日差しと、昼夜の寒暖差を好みます。乾燥に強く、多湿になると病気が発生しやすくなります。プランター栽培は多湿になりにくいので、トマト栽培に向いています。

家庭菜園では、畑などの地植え、鉢植え、プランターの他にも、袋栽培や水耕栽培でも栽培ができ、人気があることから栽培キットなども多く販売されています。タネから始めることもできますが、育苗期間が長く発芽温度が高いので、温度管理が難しく難易度があがります。植えつけ時期になると、ホームセンターなどでも多くのトマトの苗が流通するので、苗から始めるのがおすすめです。

作物名トマト
科目ナス科トマト属
植え付け時期5月~6月
収穫期6月下旬~8月上旬
生育適温10℃〜30℃
栽培ポイントミニトマトが栽培が簡単
育苗は難しいので苗から始めましょう

バジル

バジルは、熱帯アジア原産のシソ科の植物です。本来は多年草ですが、日本では寒さに耐えられないため一年草として扱われています。イタリアンハーブとして日本でも人気があり、イタリア語ではバジリコと呼ばれます。

栽培は、春に種や苗を植えつけて初夏から秋にかけて長く収穫が楽しめます。生育適温は20℃~25℃と暖かい気候を好みます。暑さには強いですが、寒さには弱いので気温が高くなってから種まきや苗の植え付けをします。

種から育てるのも簡単で、植え付け時期に市販の苗もホームセンターなどでたくさん出回ります。生命力が強いので、スーパーで買ってきたバジルからも始められます。多少日当たりが悪くても育ち、病害虫にも強いので、家庭菜園初心者の人でも作りやすい植物です。

作物名バジル
科目シソ科メボウキ属(オキウム属)
植え付け時期5月~9月中旬
収穫期6月~10月
生育適温20℃~25℃
栽培ポイント半日陰でも育つ
摘心してこんもり育てると収穫量が増えます。

ピーマン

ピーマンは、ナス科のトウガラシの仲間です。とうがらしは、鷹の爪やハバネロのように辛味のある「トウガラシ」と、辛みのない「甘トウガラシ」があります。甘トウガラシのうち、ベル型に肥大するものをピーマンと呼びます。

ピーマンは、病気や害虫に強いので初心者の人でも作りやすい野菜です。種から育てると育苗の時期が2ヵ月ほどかかるので、難易度があがります。初心者の人は市販の苗から始めるとよいでしょう。

暖かい気候を好み、暑さには強いですが寒さに弱いので、遅霜の心配がなくなった春に植え付けをし、初夏から秋まで次々と実がついて収穫を楽しめます。

作物名ピーマン
科目ナス科トウガラシ属
植え付け時期5月~7月
収穫期6月中旬~10月
生育適温25℃~30℃
栽培ポイント育苗は難しいので苗から始めましょう
収穫期間が長いので肥料切れに注意

みょうが

みょうがはショウガ科の多年草で、日本各地で古くから自生しており、日本の気候にあっているので一度植え付けすれば、あまり手間もかからず3年~4年ほど収穫できます。普段食しているのは、花雷の部分で花みょうがとも呼ばれます。

栽培は、春に地下茎を植えつけると夏から秋にかけて、地際から蕾がでてくるので花が咲く前に収穫します。手間もかからず、日陰でも育ち多湿を好むので、他の野菜では育ちにくい環境でも育つ、育てやすい野菜です。

作物名ミョウガ(茗荷)
科目ショウガ科ミョウガ属
植え付け時期3月中旬~4月中旬
収穫期7月~8月(夏ミョウガ)
9月~10月(秋ミョウガ)
生育適温20℃~25℃
栽培ポイント日陰と多湿を好む
花が咲く前に早めに収穫

モロヘイヤ

モロヘイヤは、和名をシマツナソといいます。アフリカ北部からインドが原産で、エジプト周辺での栽培が盛んです。モロヘイヤは栄養が豊富で古代エジプトの王様の病気を治したことから、エジプト語で、「王様の野菜」の意味を持ちます。美容効果も高くクレオパトラが愛したともいわれています。

ビタミンやミネラルが豊富で、刻むとでる独特の粘りの成分は、胃の粘膜を保護する役割もあります。栽培は容易で、熱帯の植物で、生育適温が25℃~30℃と高温を好み、青葉の育ちにくい真夏でもよく育ちますが、低温には弱く10℃以下になると生育が衰えます。タネには強い毒性があるので食べないようにしましょう。

作物名モロヘイヤ
科目アオイ科(シナノキ科)ツナソ属
植え付け時期5月下旬~6月
収穫期7月~10月
生育適温25〜30℃
栽培ポイント草丈が高くなるので、摘心してわき芽をふやす。
乾燥が苦手なので水切れに注意
スポンサーリンク

初心者でも栽培できる夏野菜(難易度:普通)

やや難しいですが、初心者の人でも育てられる野菜です。作りたい野菜があればチャレンジしてみましょう。栽培の時期や、苗選びが重要です。

オクラ

クラは、野菜の中でも繊維質、ミネラル類(カロテン、カルシウムリン、鉄、カリウムなど)、ビタミンA、B1、B2、Cが多く栄養価の高い野菜です。高温性野菜かつ好光性であるため、特に夏場の作物として栽培されます。逆に寒さには弱いため、家庭菜園では夏野菜として栽培を楽しむことができる作物となります。

オクラは種から育てる場合は、直まきか育苗ポットで育苗してから植えつけます。直根性(根がゴボウのようにまっすぐと伸びる)のため、直まきでの栽培に適しています。栽培は霜の心配がなくなった5月頃にタネをまき、7月下旬〜9月頃に収穫します。ハイビスカスに似た花も鑑賞向きです。

作物名オクラ
科目アオイ科トロロアオイ属
播種(タネまき)時期5月中旬から6月末
収穫期7月~10月
生育適温20〜30℃
栽培ポイント高温、多日照の環境を好む
日当たりの良い場所で管理

カボチャ

かぼちゃ(南瓜)は、一株に雄花と雌花がつくウリ科の一年草です。日本では西洋カボチャ、日本カボチャ、ペポカボチャの3種類が栽培されています。

果菜の中では強健で、病害虫にも強いので無農薬でも育てることができるため、家庭菜園に向いている野菜です。ツルが伸びるため、畑では広い栽培スペースが必要ですが、プランターでは、支柱を立てて立体的に育てるとコンパクトに育てることができます。

作物名カボチャ
科目ウリ科カボチャ属
植え付け時期5月~8月
収穫期7月~10月
生育適温20℃~25℃
栽培ポイントプランターではミニカボチャがおすすめ
人工受粉や剪定して育てます

ひょうたん型のバターナッツかぼちゃを育てたい場合には、栽培方法が少し異なります。

キュウリ

キュウリは、世界中で栽培され品種も豊富。実の約96%が水分なので栄養はあまりありませんが、水分補給や、体内の熱を下げ、ナトリウムの排出も助けてくれる夏にぴったりの野菜です。

栽培は、温厚な気候を好み寒さに弱いので、十分に暖かくなってきてから植えつけましょう。葉が大きくツルを伸ばして成長するので、ネットや支柱を立てて育てます。日照不足になると雄花がつきにくくなるので日の当たる場所で育てましょう。タネからも育てられますが、保温などが必要になるので苗から育てるのがおすすめです。

作物名キュウリ
科目ウリ科きゅうり属
植え付け時期5月中旬~6月中旬
収穫期7月~8月
生育適温17〜28℃
栽培ポイント日当たりの良い場所で栽培し、
乾燥しないように小まめに水やりを

ズッキーニ

見た目はキュウリ、食感はナスに似ていますがカボチャ(ペポカボチャ)の仲間です。カボチャと違うのは、完熟させず未熟果の実を収穫して料理に使います。1株で8本~10本程度収穫できます。育苗もそれほど難しくはありませんが、発芽温度が高めのため保温などの手間がかかります。プランターでは横に広がるので1株で育てるため、市販の苗を使うと簡単です。

β―カロテンやカリウム、ビタミンCやビタミンBが含まれ夏バテ防止に役立つほか、カロリーが低いのでダイエットの食材としても向いています。煮込み料理のラタトゥイユやパスタ、てんぷらなどにしてもおいしく、生でも食べれるのでさまざまな料理に使えます。

作物名ズッキーニ
科目ウリ科カボチャ属
植え付け時期4月下旬~5月
収穫期6月中旬~8月下旬
生育適温20℃~25℃
栽培ポイント育苗は難しいので苗から始めましょう
大きく育つのでスペースが必要です。

トウモロコシ(スイートコーン)

とうもろこしは、イネ科トウモロコシ属の1年草で、高温、多日照の環境を好みます。大きく育ち、少数の株数で育てると授粉しにくいことなどから、プランター栽培は露地より少し栽培の難易度は上がりますが、日当たりの良い場所で、肥料をしっかり与えて育てれば、収穫が楽しめます。またとうもろこしは、雌雄異花なので栽培は同じ品種を2本以上育てる必要があります。

熱帯の植物ですので、暑さには比較的強いですが寒さに弱いので、暖かくなってから種まき、定植を行います。播種(種まき)から収穫までは、90日程度。とうもろこしは1株1果が基本です。一番先端についた1本を収穫し、それより下についたものはヤングコーンとして楽しみます。

作物名トウモロコシ
科目イネ科トウモロコシ属
播種(タネまき)時期4月中旬~5月
収穫期7月中旬~8月
生育適温20〜30℃
栽培ポイント1株1果
支柱立て、人工受粉が必要

ナス

ナスは、インド東部原産の作物です。日本の夏のように、高温多湿の環境を好みます。高温性の野菜のため、夏の暑さにもよく耐えるだけではなく、雨にも比較的強いため、露地栽培に向いている作物です。

ナスは、土壌の水分と肥料をよく吸収します。植え付け(定植)後は、土壌水分と肥料分を切らさないようにすることで長期間、多くの果実を収穫することができます。品種や作型、気候によって異なりますが、播種から120日前後、開花から15〜20日前後で果実を収穫することができます。

作物名ナス
科目ナス科ナス属
植え付け時期5月
収穫期6月~9月
生育適温15〜30℃
栽培ポイント大きなプランターで
水やりと追肥を切らさず育てる

チャレンジしたい夏野菜(難易度:むずかしい)

フルーツとして食べられるスイカやメロンもプランター栽培が可能です。畑では地に這わせて栽培しますが、プランター栽培では、支柱を立てて立体的に育てます。少し難易度が高いですが、小玉スイカやプリンスメロンなら作りやすいのでぜひ挑戦してみましょう。

スイカ

スイカはウリ科のつる性の一年草で、原産地は南アフリカの砂漠地方ですが、日本でも古くから栽培されている夏の風物詩。大玉品種や小玉品種があり、果肉が赤や黄色、外皮の縦縞のもようもさまざまで、模様のない品種もあります。小玉スイカであれば、プランターでも栽培が可能です。

小玉スイカは、直径が平均20cm、重さは1.5~2kgの文字通り小玉のスイカで、大玉品種より皮が薄いので小さくても可食部は多くあります。大型種より早生種(種まきから収穫までが短い)が多いので、栽培も栽培も大型種に比べ簡単です。

熱帯アフリカの砂漠が原産なので、暑さに強く寒さには弱いので、遅霜の心配がなくなってから植えつけましょう。タネからも育てることはできますが、育苗には40日~45日程度かかり、保温も必要ですので、栽培の難易度が上がります。植えつけ時期には、ホームセンターなどで、市販の苗が多く販売されているのでそこから始めるとよいでしょう。

作物名スイカ
科目ウリ科スイカ属
植え付け時期4月下旬~6月
収穫期7月中旬~9月
生育適温25~30℃
栽培ポイント小玉品種で苗から始めるのがおすすめ
支柱立て、人工受粉が必要です

メロン

メロンはウリ科のつる性の一年草で、たくさんの系統や品種があります。実の表面に網目模様がでるネットメロンと網目のないマクワ型メロン、マクワウリに大きくわけられます。ネットメロンは栽培は家庭栽培では難しいので、プリンスメロンであればプランターでも育てることができます。

プリンスメロンは、網目のないマクワ型メロンの代表で、シャランテとマクワウリの交配によって生まれ、メロンのおいしさとマクワウリの育てやすさを持っています。果肉は淡い黄緑色で、果実の重さは600g程度と小型。また糖度も高く安定しているので、メロンの中では作りやすい品種で、家庭菜園に向いています。

暑さに強く寒さには弱いので、遅霜の心配がなくなってから植えつけましょう。タネからも育てることはできますが、育苗には35日程度かかり、発芽温度が高いので保温も必要です。プランターであれば1株で十分なので、春になると市販の苗が、ホームセンターなどで販売されるのでそこから始めるとよいでしょう。

作物名メロン(プリンスメロン)
科目ウリ科キュウリ属
植え付け時期4月下旬~6月
収穫期7月中旬~9月
生育適温25~30℃
栽培ポイント苗から始めるとよいでしょう。
支柱立て、人工受粉が必要です

まとめ

夏野菜は、家庭菜園で人気の野菜が多くあります。自分で育てた野菜は、形がわるかったり、小さかったり、固かったりするかもしれませんが、新鮮な味は他では味わえません。試行錯誤して育てるのも楽しみです。ぜひ簡単なものから始めてみましょう。

おすすめのプランター栽培の記事もあります

編集さん
編集さん

この他にも、農家webには他にも野菜のプランター栽培の記事がたくさんあります。
ここにない野菜も名前から、プランター栽培の記事が探せますよ

執筆者・監修者情報
執筆者・監修者

農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

農薬販売届 受付番号:210-0099

皆さまに本当に有益な情報をお伝えできるよう、心を込めて運営しています。
執筆者・監修者の詳細についてはこちら

\SNSはじめました!フォローお願いします!/

掲載内容については、調査のうえ、情報の正当性、公平性に万全を期して執筆しておりますが、誤記や誤りなどが見受けられる場合には「お問い合わせ」よりご連絡お願い申し上げます。

スポンサーリンク
\良い!と思ったらシェアお願いします/
\SNSはじめました!フォローお願いします!/
農家web
タイトルとURLをコピーしました