にんにくの栽培に 肥料の基本のまとめ

にんにくの栽培に 肥料の基本のまとめにんにく肥料

滋養強壮や免疫力UPにも効果がある、にんにくは独特な香りが特徴の香味野菜です。栽培期間は長いですが、病害虫にも強く育てやすい野菜で、畑だけでなくプランターでも栽培が可能です。

にんにくの栽培には、肥料を効果的に使うことが大きなにんにくを作るポイントです。この記事では、にんにくを作るには、どのような肥料をどのように与えるのがよいのか、にんにくの肥料についてまとめています。

にんにくの栽培時期

にんにくは、基本的に秋に植え付け(定植)を実施し、翌年の夏前に収穫をします。植えつけ時期は、根の量や、球の肥大に大きな影響を与えます。秋と一口にいっても寒冷地と暖地では異なりますので注意しましょう。

寒冷地では、平均気温が15℃以上の9月下旬が適期です。暖地では9月下旬から10月中旬に植えつけましょう。植え付けが遅くなると、球の肥大に影響がでるのでそれまでに畑の準備をしておきます。

にんにくの肥料の与え方

地植え

元肥は種球(りん片)をまく2週間前までに、土づくりと一緒に行っておきます。土を30㎝ほど深く耕して、堆肥と緩効性肥料をいれて掘り起こした土とよく混ぜておきます。

追肥は、暖地栽培であれば、12月下旬に1回目を、2回目は2月中旬から3月中に2回目を行います。寒冷地では12月に追肥しても寒さで肥料を吸収することができないため、3月下旬~4月上旬に1回目を、さらに5月上旬にもう一度速効性の肥料を追肥します。

鉢植え・プランター

、鉢の場合は8号~9号、プランターであれば横幅60㎝以上のものを使いましょう。用土は野菜の培養土が便利。元肥入りのものは肥料が入っているため追加で与える必要はありません。自分で配合する場合は、赤玉土7、腐葉土3などの配合がよいでしょう。元肥には、緩効性肥料を用土に混ぜて施します。

追肥は、種をまいて1か月ほどしたら、1回目の追肥を行います。2回目は、3月~4月に茎が伸びてきたら追肥します。粒状の化成肥料をばらまくか、固形肥料を置き肥します。液体肥料を水やり代わりにあたえてもよいでしょう。

肥料の施し方は詳しい記事がありますのでこちらも参考にしてください。

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にんにくの肥料成分

にんにく肥料の成分量は、品種や育てる場所によってことなりますが、目安としては、1mあたりトータル、窒素(N)20g、リン酸(P)35g、カリ(K)20g程度です。とリン酸が多いのが特徴です。

土壌と肥料について

ニンニクに限らず、野菜を畑で育てるには土づくりがとても大切です。ニンニクには、ユリ科の作物を栽培した連作はさけ、水はけのよい肥沃の畑が適しているので、水はけの悪い畑は高畝にして、排水をよくすることが大切です。

適正土壌pHは、5.5~6.5で酸性土壌を嫌いますので、酸度調整が必要な場合は、苦土石灰などの石灰資材を植え付けの4週間前ほどに施しておきましょう。初めて畑として使う場合は、ネギ類はリン酸をよく吸収するため、熔成りん肥(ようりん)を使って酸度調整してもよいでしょう。

また未熟堆肥は、根を傷める原因となりますので大量に使わず完熟のものを使うとよいでしょう。

肥料の上げすぎに注意

家庭菜園などでは、堆肥の肥料分や、元々の畑の肥料分などを計測するのは難しいので、施肥量にとらわれて大量に肥料を与えすぎると障害が起きる可能性もあります。特に窒素の与えすぎには注意が必要です。

肥料分は窒素を基準にして与え、堆肥などの肥料分も考慮して少なめに与えるのがポイントです。もし生育の途中で不足しているようなら、追肥して育てることができます。しかし肥料は与えすぎると、肥やけなどを起こし、最悪の場合枯れてしまうことにもなります。肥料は適量与えることが大切です。肥料のパッケージをよくよみ、施肥量を守ってください。

葉が黄色くなるのが肥料不足のサインですが、間違えやすい症状もあります。肥料不足かなと思ったら、こちらの記事を参考にしてください。

葉にんにくの肥料について

上記では、球(茎)にんにくの栽培の肥料について説明してきましたが、最近は葉の部分を食する、「葉にんにく」も人気があります。葉にんにく専用の品種もありますが、球にんにくに、向かない小さなりん片をつかって、やや密林気味に育てるとよいでしょう。プランター栽培にも向いています。

肥料は、元肥は球にんにくより少なめに与えます。基本的に生育期間が短いため追肥は不要です。葉の色が全体に薄くなってきた場合は追肥を与えます。プランターなどでは、肥料が流れ出やすいので、3㎝ほど葉が伸びたら水やりがわりに液体肥料を与えるとよいでしょう。

にんにくにおすすめの肥料

有機肥料

畑などの庭植えには、有機肥料もおすすめです。有機肥料は米ぬか、油かす鶏糞などを使います。発酵済のものを使うとよいでしょう。米ぬかなどを使ったぼかし肥料もおすすめです。基本的には有機肥料は発酵済のものを元肥として使います。ぼかし肥料であれば追肥でも使えます。

化成肥料

元肥には、有機肥料は臭いや虫などが心配な方は化成肥料を使いましょう。有機入りもののや、ニンニク専用の肥料などもあります。緩効性肥料は、ハイポネックスのマグアンプKや、住友園芸のマイガーデンベジフルなどがホームセンターなどでも手に入るので便利です。

追肥は、速効性の肥料がよいでしょう。上記のマイガーデンベジフルは追肥でも使えます。また畑などではNK化成肥料と呼ばれる窒素とカリのみの肥料を使ってもよいでしょう。家庭菜園などでよくつかわれる化成肥料8・8・8などでもよいでしょう。

にんにくの専門の肥料や、その他のおすすめ肥料については詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください。

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にんにくの栽培で気をつけたいポイント

球を大きくするポイント

  • 自分に合った品種を選び、大きな種球を選ぶ
  • 適期に植えつける
  • 土壌は細かく耕し、適正土壌酸度(pH)にする
  • 休眠期から明けた春からは水切れに注意し、こまめに水やりをする。
  • 花茎は30㎝ほどになったら、早めに摘み取る。(茎にんにくとして食べることができます)

球割れ防止対策

  • 追肥が遅れないようにし、特に窒素の多肥に注意
  • 収穫間際には水やりを控える

病害虫

にんにくは、比較的病気や害虫に被害は少ないですが、越冬後暖かくなると病害虫の被害が出ることがあります。病気は、窒素が多いと発生しやすい「さび病」や、高温多湿により「葉枯れ病」「春腐れ病」などにかかりやすくなります。また連作により「黒腐菌核病」にかかりやすく、「イモグサレセンチュウ」が寄生したりします。

害虫は、ネギコガやネギアザミウマ、ヨウトウムシなどの被害をうけることがあります。対応としては、見つけたらすぐに駆除する。また殺虫剤や殺菌剤も有効です。また前作で被害が出ている場合は土壌消毒なども必要です。

その他、詳しい栽培の方法については詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください

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