ニンニク栽培 肥料のやり方の基本

ニンニク肥料やり方にんにく肥料

ニンニクは、独特な香りで料理の味を引き立ててくれます。栽培期間は長いですが、病害虫にも強く育てやすい野菜です。畑だけでなくプランターでも栽培が可能です。

では、ニンニクを栽培するには肥料はどのように与えたらよいのでしょうか。この記事では地植え、鉢植えで育てる場合のニンニクの肥料のやり方の基本について、わかりやすく説明します。

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ニンニクの肥料時期とタイミング

ニンニクは、9月下旬から10月に植え付けをして、越冬して4月~7月に収穫します。生育期間が長いため元肥をした後追肥を1~2回行います。マルチ栽培の場合は、通常より肥料の流亡がすくないため追肥は、生育が悪いときのみ行います。

暖地では、12月中旬に1度追肥をし、冬に休眠するため休眠明けの2月中旬から3月に、2回目の追肥をします。寒冷地など雪の多い地方は、3月下旬~4月上旬の新しい芽が出るときに、1回目の追肥を。5月上旬の実が大きくなる時期に、速効性の化成肥料を追肥します。同時に土寄せもしましょう。

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ニンニクの肥料のやり方

では実際にどのように肥料をやるのか、説明していきましょう。肥料のやり方は育て方によってもいろいろありますが、基本的な施肥の仕方について説明します。

地植え(庭植え)

畑などの地植えで育てる場合は、元肥は土づくりと一緒に行いましょう。ニンニクには、肥沃で排水や保水性の良い土壌が必要です。肥料は緩効性肥料がおすすめです。追肥には速効性の肥料をつかうとよいでしょう。

元肥 全面施肥

ニンニクには、全面施肥で栽培することが多いです。全面施肥とは元肥の方法で、畑全体にまんべんなく肥料を与える肥料の与え方です。多くの野菜に使われる元肥の方法です。植えつけの2週間前までに行っておきます。

  1. 栽培するスペース(畝)を決め、深さ20㎝ほど軽く耕し、さらに表面から10㎝ほどは細かく施します。
  2. 完熟堆肥(牛糞など)1㎡あたり2kgを畝全体にまきます
  3. クワで堆肥を土にすきこむようによく混ぜます
  4. さらに有機肥料や緩効性の化成肥料をを畝全体に撒いて、クワでよく混ぜます。
  5. 畝幅100㎝程度、高さ10㎝の畝を作ります。
  6. 2週間ほどしたら、条間25㎝、株間15㎝程度でりん片の頭部を上にして植え付けます。

追肥

追肥は、2回行います。暖地栽培であれば、12月下旬に1回目を、2回目は2月中旬から3月中に2回目を行います。寒冷地では12月に追肥しても寒さで肥料を吸収することができないため、3月下旬~4月上旬に1回目を、さらに5月上旬にもう一度追肥します。

追肥には、速効性の肥料を与えます。株元に肥料をまいて土を被せ、軽く土寄せしておきましょう。追肥のころは乾燥に注意が必要ですので、水やりがわりに液体肥料(液肥)をつかってもよいでしょう。

プランター・鉢植え

元肥

プランターや鉢植えでニンニクを育てる場合は、鉢の場合は8号~9号、プランターであれば横幅60㎝以上のものを使いましょう。用土は野菜の培養土が便利。元肥入りのものは肥料が入っているため追加で与える必要はありません。自分で配合する場合は、赤玉土7、腐葉土3などの配合がよいでしょう。元肥には、緩効性肥料を用土に混ぜて施します。

  1. 鉢の底に鉢底石をいれ、元肥入りの培養土を入れます。
  2. りん片を、鉢なら株間10㎝ほど、プランターなら2列で15㎝ほどあけて頭部を上にして植えつけます
  3. 芽が3㎝ぐらい入るまで押しこんで、土を被せます。水をたっぷりと与えます
  4. 寒冷紗を被せたり、ワラを敷いて、半日陰で管理しましょう。

追肥

種をまいて1か月ほどしたら、1回目の追肥を行います。2回目は、3月~4月に茎が伸びてきたら追肥します。粒状の化成肥料をばらまくか、固形肥料を置き肥します。液体肥料を水やり代わりにあたえてもよいでしょう。

土壌について

ニンニクに限らず、野菜を畑で育てるには土づくりがとても大切です。ニンニクには、ユリ科の作物を栽培した連作はさけ、水はけのよい肥沃の畑が適しているので、水はけの悪い畑は高畝にして、排水をよくすることが大切です。

適正土壌pHは、5.5~6.5で酸性土壌を嫌いますので、酸度調整が必要な場合は、苦土石灰などの石灰資材を植え付けの4週間前ほどに施しておきましょう。初めて畑として使う場合は、ネギ類はリン酸をよく吸収するため、熔成りん肥(ようりん)を使って酸度調整してもよいでしょう。

また未熟堆肥は、根を傷める原因となりますので大量に使わず完熟のものを使うとよいでしょう。

マルチ栽培と肥料の量について

ニンニクは普通栽培(露地栽培)でも育てることができますが、マルチ栽培は土壌の水分を保持し、地温を上昇させる効果もあり、肥料が流れ出るのを防ぐ効果もあります。また雑草の発生も防ぐことができます。

ポリマルチの色は、透明、グリーン、黒などがあります。透明マルチは地温が高くなり、黒マルチは雑草を防ぐ効果が、グリーンは白と黒の中間の温度上昇と雑草抑制効果があるといわれています。

マルチ栽培をするときには、元肥は緩効性肥料を使いましょう。追肥は苗の様子を見て、越冬して葉が黄色くなっている場合は、窒素不足ですのでNK肥料などをつかって追肥するとよいでしょう。

ニンニクにおすすめの肥料

ニンニクは地植えでは、元肥として油かすや米ぬか、骨粉などの有機肥料などの緩効性肥料もおすすめです。ぼかし肥料や有機肥料100%などは肥料分が配合されているので便利に使うことができます。追肥には、速効性のNK肥料などがよいでしょう。有機にこだわるのであれば、油かすの液肥などもおすすめです。

また鉢植えなどには、化成肥料の、ハイポネックスジャパンのマグアンプKや、マイガーデンベジフルなどはホームセンターでも手に入れやすい肥料です。追肥には液体肥料のマイガーデン液体肥料やハイポネックス原液などが使えます。

まとめ

ここまでニンニクの肥料の与え方について、説明してきました。収穫まで期間はかかりますが土がしっかりしていれば、比較的育てやすい野菜です。ここでは玉ニンニクの肥料について説明しましたが、茎ニンニクや葉ニンニクも人気があります。

にんにくは収穫後も保存して長く食せる食材です。是非にんにく栽培に挑戦してみて下さい。

執筆者・監修者情報
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