アスパラガス栽培 肥料のやり方とおすすめ肥料のまとめ

アスパラガス栽培 肥料のやり方とおすすめ肥料のまとめアスパラガス肥料

アスパラガスは、1度植え付けしたら6~7年は収穫が楽しめ、取りたてのアスパラガスは風味と甘さが格別のおいしさです。畑だけでなく、プランターでも育てることができます。

生育期間の長いアスパラガスは、土づくりと肥料がとても大切です。この記事では、肥料のやり方・種類・おすすめ商品などをまとめています。

アスパラガスの肥料の与え方

苗の植えつけ

アスパラガスは、タネからも育てられますが、春や秋に出回る市販の苗や(地堀り苗・根株)を使って植えつけるのが手軽です。特大苗を購入すれば翌春から収穫することもできます。

元肥

苗を植え付け(定植する)前に予め土壌へ施しておく肥料を「元肥(もとひ・もとごえ)」と言います。元肥は、土づくりと同時に行いましょう。酸性土壌を嫌うアスパラは、酸度が高い場合には植え付け2週間前に苦土石灰などの石灰資材で、酸度を調整しておきます。1週間前には完熟堆肥と肥料をまいてよく施してから植えつけます。

アスパラは土づくりが大切なので堆肥を多く施肥します。家庭菜園でたくさんの堆肥を撒くのが大変な場合は、溝を掘って元肥を入れる溝施肥で行うとよいでしょう。

  1. 栽培するスペース(畝)をきめ、深さ40㎝ほど掘り起こします。
  2. 畝の中央に深さ30㎝の溝を掘って、底に完熟堆肥と有機肥料化成肥料を入れよく混ぜます。目安は溝1mにつき堆肥2kg・化成肥料100g程度です。
  3. 肥料の上に、土を戻します。高さ20㎝ほどの高畝にして排水をよくします。
  4. 1週間ほどたったら、溝の上に苗を植えつけます。株間は40㎝ほどがよいでしょう。

追肥

収穫は植え付け2年目から、それまでは収穫せず、養分を蓄え株を育てます。春に植え付けした場合は、植え付け1か月後から9月まで月に1度化成肥料を与えます。秋に植え付けした場合は、早春に芽が出始めたら追肥を月に1度ほど化成肥料を与えます。株の周りに肥料をまいて、軽く中耕して土寄せします。秋の終わりには、茎葉が枯れるので刈り取って、処分しておきます。

2年目以降は、早春に芽がではじめたら追肥をします。株の間を耕して堆肥と緩効性の化成肥料をすき込みます。収穫は翌年のために6月中旬までとして、細い茎は摘み取らずに養分を蓄えさせます。収穫後追肥をします。その後は9月まで1か月に1度追肥をします。

タネから育てる(育苗)

時間はかかりますが、種まきから育苗して育ててることもできます。育苗にもいろいろ方法がありますが、ポット苗で植え付けまで育てる方法を説明します。3月上旬ごろが適期です。

  1. 用土はタネまき用の培養土を使い、ポリポットに用土を入れます。
  2. 用土に2~3粒ほどタネをまき、覆土は薄く被せ、水をたっぷり与えます。
  3. 表面がかわかないように3日に1度は水やりをしましょう
  4. 発芽までは新聞紙などをかけて、乾燥しないようにしておきます
  5. 本葉が3~4枚、草丈10㎝程度になったら植え付けが可能です。そのまま1年ほど育てて来年の春に植え付けするほうほうもあります。その場合は、追肥を月に1度、9月まで続けて株を育てましょう。

プランター栽培

アスパラガスは、プランターでも育てることができます。本数はたくさん収穫できませんが、取りたてのアスパラガスは格別です。

プランターなら大型野菜用を、鉢なら10号以上のもので育てましょう。用土は、元肥入りの野菜用の培養土を使って植えつけましょう。元肥が入っていないものは、緩効性肥料を施しておきます。

追肥は、鉢植えと同様に1年目は、植え付けから1か月ほどたったら追肥を始めます。9月まで追肥をしましょう。冬は、枯れた葉を切り取っておきます。翌年早春に追肥をして、新しい芽を育てます。6月中に収穫を終えたら、追肥を再開します。9月まで追肥を行いましょう。液体肥料を使う場合は、2週間に1度規定量に薄めた肥料を与えます。

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アスパラガスにおすすめの肥料

有機肥料(有機質肥料)

アスパラガスは、何年も同じ場所で育てるため有機物はとても大切です。堆肥は牛糞など土壌効果の高いものを使いましょう。有機肥料は、鶏ふん油かす米ぬかなどが使えます。油かすだけではリン酸カリ分が足りないので、リン酸は過りん酸石灰や骨粉、カリは草木灰硫酸カリなどを併用するとよいでしょう。

有機肥料は完熟のものを使い、米ぬかなどは生のものは使わず、ぼかし肥料の原料として使うのがおすすめです。

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化成肥料

化成肥料を使う場合には、化成肥料8・8・8などの窒素・リン酸・カリウムが均等に入った肥料は、ほとんどの野菜に使えます。化成肥料は基本的に速効性の肥料が多く元肥や追肥にも使えます。肥料の後ろの数値は、肥料分がどれぐらい肥料が入っているかを表しています。8・8・8は肥料100gの中に肥料分が各8gづつ入っています。初心者の人には肥料成分がそれほど高くないため、肥料の施しによる失敗が少ないのでおすすめです。

化成肥料だけを使っていると、栽培年数が長くなると有機物が少なくなるため堆肥なども、早春に1度一緒に施すとよいでしょう。有機入りの化成肥料もおすすめです。

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アスパラガス専用肥料

専用肥料とは、チッソ・リン酸・カリ分の肥料の三要素のバランスや微量要素、二次要素の含有量がアスパラガスに適したものとなっている肥料です。施肥量などもパッケージに書かれているため、初心者の人でも使いやすい肥料です。

アスパラガスの専用肥料については、インターネットで簡単に手に入れやすい肥料について、詳しく説明しておりますので、そちらも参考にしてください。

野菜の肥料

この他、ホームセンターなどで簡単に手にはいる肥料メーカーが野菜用に作った、肥料でも育てることができます。プランターの元肥としては、「マグアンプK中粒」は緩効性肥料としておすすめです。またその他ハイポネックスジャパンの「今日から野菜 野菜の肥料」や、住友化学園芸の「マイガーデンベジフル」も手に入りやすくおすすめです。

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液体肥料

プランター栽培や、肥料不足などには液体肥料(液肥)も使うことができます。液体肥料は、「ハイポネックスの野菜の液肥」や「マイガーデン液肥」などがよいでしょう。

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肥料の過不足

アスパラガスは多肥を好むため、生育中は肥料を切らさず育てることが大切です。しかし肥料は上げれば上げるほどよく育つということでもありません。与えすぎると肥料焼けをおこしたり、病害の発生がおきやすくなったりします。

またアスパラガスは肥料不足になると、生育不良になったり細いアスパラガスしか収穫できないこともあります。生育不良には、このほか土壌環境や病害虫などの影響もあります。生育不良がおきたら、病害虫や土壌の状況も確認する必要があります。

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病害虫

アスパラガスで一番多い病害は、「茎枯病」です。茎の枝分かれする部分から茶色くなり黒い斑点が現れ、次第に全体が枯れます。また紫紋羽病も葉が黄化して葉が枯れたようになります。

茎枯病は、発病したらすぐに取り除きます。防除方法としては、梅雨や台風の時期に発生するので早めの薬剤を散布する。また降雨で2次感染もするため雨はね対策として敷き藁も有効です。

また害虫による食害で、葉が枯れることもあります。オオタバコガヨトウムシなどは食害による被害が大きいので、見つけ次第捕殺する、または殺虫剤も有効です。

まとめ

アスパラガスには土づくりと肥料が大切なため、ここまで肥料について細かく説明してきました。栽培が少し難しいアスパラガスですが、収穫後急速に鮮度が落ちるアスパラガスは、自分で育てて食べるとその味が忘れられなくなります。

苗は意外と高価なので、タネからの栽培にも挑戦してみてください。時間はかかりますが、ふわふわとした繊細な葉(擬葉)も魅力があります。品種は異なりますが、観葉植物用のアスパラガスもあります。生育期間が長いので、庭や畑のすみに植えて、毎年収穫を楽しんでみましょう。

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