芝生におすすめの液体肥料は?おすすめ芝生液体肥料4選と肥料を与える際の注意点

手入れされた芝生の写真作物別の肥料

美しく管理が行き届いた芝生は、見ているだけで素敵ですね。公園やサッカースタジアム、庭など、様々な場所で目にする芝生。どのように管理すれば美しく維持できるのでしょうか?

この記事では、肥料の話を中心に、特に扱いやすいおすすめの液体肥料をご紹介します。

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芝・芝生に肥料は必要?

芝はイネ科の多年草の総称のことで、芝生とは芝草(芝と呼びます)が一面に生えている状態にし、絨毯のように密集して植栽した場所を指します。

植物が育つためにはチッソ(窒素)、リンサン(リン酸)、カリウム(加里)の三大要素のほか、マグネシウムカルシウム(石灰肥料が有名)などの「二次要素(多量要素)」、さらに鉄、マンガン、ホウ素をはじめとした「微量要素」が必要です。

芝草(芝)も当然植物なので、肥料は必要になります。

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液体肥料とは?

液体肥料とは、液肥(えきひ)とも呼ばれ、液状になった液体の肥料のことを言います。液体肥料は、用土に混ぜ込んで元肥として使用することはほとんどなく、追肥として使用することを主としています。液体肥料には

  1. そのまま希釈せずに使用するタイプ(ストレートタイプ)
  2. 定められた希釈率で液肥を薄めるタイプ

の2タイプがありますので、その製品の使い方をよく読みましょう。希釈した液体肥料は土壌に散布します。

また、液体肥料は速効性(効き目がすぐに出やすい)タイプのものが多いため、前述したとおり追肥としての使用がおすすめです。

液肥は葉面散布できる?

液体肥料(液肥)は土壌散布用に製造、販売されているものが多く、基本的には葉面散布(植物の葉にかける)の方法では施肥ができません。葉面散布が可能かどうかは製品によって異なりますので必ずラベルをよく読みましょう。

液体肥料の使い方

液体肥料のやり方は2つあります。

  1. 土壌散布する方法
    追肥として定期的に施肥をする場合のやり方
  2. 葉面散布する方法
    欠乏症の改善など一時的、かつ葉や果実にすぐに効かせたい場合のやり方

それぞれの場面に合わせた使い方をしましょう。また、液体肥料には葉面散布できるものとできないものがありますので、必ずその製品のラベルをよく確認してください。

土壌散布も葉面散布もジョウロやスプレーなどで希釈した液体肥料を散布すると良いでしょう。

葉面散布を効果的に行うには
  1. 葉面散布に最も良い時間帯は早朝です。湿度が高く、葉の細胞が水で満たされた完全な膨圧状態にあるときが最適です。涼しくなった夕方でも良いでしょう。
  2. 日中の暑い時間帯は散布を避けましょう。温度が高い時の吸収率は非常に低く、ストレスにさらされ薬害の原因となります。
  3. よく晴れた日の日中帯も避けましょう。散布した溶液が高濃度となり、葉焼けなどの原因となります。
  4. 土壌水分が十分であるときに葉面散布をすることが効果的です。可能であれば、散布する前日に水を撒くこともおすすめです。
  5. 雨や水撒きの直前、風が強い日に葉面散布をするのは避けましょう。
  6. 養分吸収は、葉の表面よりも裏面のほうが盛んに行われますので、裏面を重点的に散布してください。
  7. 二重散布や農薬との混合などは基本的にやめましょう。農薬との混合は専門的な知識が必要です。

スプレイヤー

液体肥料の散布をさらに便利にしてくれる道具としてスプレイヤーというものがあります。スプレイヤーとは、普段の散水、潅水に使用しているホースの先端に液体肥料を充填したボトルを取り付けることによって、散水をしながら肥料も同時にあげることができる優れものです。スプレイヤーの使用には以下のメリットがあります。

  • 散水と同時に肥料をあげることができ、省力化につながる
  • スプレイヤーに希釈倍率を調整する機能があるので、事前に液肥を希釈する手間がなくなる(スプレイヤーの希釈倍率の幅によっては、事前の希釈が必要)
編集さん
編集さん

スプレイヤーを使うと肥料の散布が本当に楽になりますよ!

液体肥料についてより詳しい情報が知りたい方はこちらを参考にしてください。

芝生におすすめの液体肥料 4選!

芝生に適している、使いやすい液体肥料をまとめました。液体肥料と固形肥料の基本的な考え方として、以下のことは覚えておきましょう。

  • 液体の化成肥料は速効性がありすぐに効果が現れます。
  • 固形の有機肥料・化成肥料は緩効性・遅効性でありゆっくりと長く効果が続きます。
メネデール芝肥料原液(液肥)

チッソ、リン酸、カリの三要素に、植物の生長に欠かせない鉄や微量要素をバランスよく配合し、速効性を発揮する液体肥料(液肥)です。特にチッソ、鉄を強化していますので、葉色を良くし芝生や下草類を色鮮やかに育てます。

液肥は効果がすぐに出るので、芝の色が薄くなって弱ってきた初期の状態であれば、すぐに濃い芝に蘇ります。

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ハイポネックス原液(液肥)

液体肥料(液肥)国内トップシェアを誇るハイポネックスの定番液体肥料です。ハイポネックス原液は、「三大要素(窒素、リン酸、 カリ)」の他、マグネシウムやカルシウムなどの「二次要素(多量要素)」、さらに鉄をはじめとした「微量要素」を含む15種類の栄養素を最適のバランスで配合された液体肥料(液肥)で、水で薄めて使います。

芝生用のハイポネックスシリーズの肥料もありますので、こちらを試してみるのもおすすめです。

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アルゲライザー(液肥)

「三大要素(窒素、リン酸、 カリ)」はもちろん、「微量要素」も含み、天然成分が芝生の様々なストレスを軽減し、病原菌からの病害に対する抵抗力、また保水力を高めます。主に、ゴルフ場のグリーンなどに使用される高級液肥です。

アルゲライザーは、日本有数の芝生関連メーカーのバロネスが販売する、特殊海藻クリーム入り葉面散布用肥料です。海藻という有機ミネラルの宝庫を、生のまま加工しているため、天然養分をそのまま芝生に届けることができます。

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こちらの製品は希釈後、ジョウロで散布してください。また、チッソが入っていない、微量要素を補うための液肥「カルファエース」もあります。

ハイポネックス専用液肥-芝生-(液肥)

芝生の生育に適したチッソ・リンサン・カリと、葉緑素(クロロフィル)の元となるミネラル分をバランス良く配合しています。地下深層水から抽出した天然有機物「かん水フルボ酸」を配合。色鮮やかで丈夫な芝に育てます。天然由来の有機質を配合している溶液です。

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芝生の肥料は他にも多くの種類、商品がありますのでいろいろ探してみましょう。

肥料を与える際の注意点

肥料のやりすぎ

元気に育ってほしいと肥料を沢山やりたい気持ちはわかります。しかし、休眠期に肥料をやる、また生育期でも規定以上の肥料をやるとやりすぎになってしまい、肥料焼けを起こして弱々しくなり、変色し、最悪枯れてしまいます。くれぐれも肥料のやり過ぎには注意してください。

肥料は絶対混ぜないで!

よくある失敗として、いろいろな肥料を混ぜて高い栄養素の肥料を作り与えようとしてしまうことが挙げられます。肥料を混ぜると化学反応を起こし、植物自体に被害が出るだけでなく、有害物質・ガスが発生したりと、大きな事故につながる危険性があります。くれぐれも、肥料同士を原液で混ぜることはしないでください。

(補足)そもそも植物に必要な養分って?植物が必要な養分に関するおさらい

植物が育つためにはチッソ(窒素)、リンサン(リン酸)、カリウム(加里)の三大要素のほか、マグネシウムやカルシウム(石灰肥料が有名)などの「二次要素(多量要素)」、さらに鉄、マンガン、ホウ素をはじめとした「微量要素」が必要です。

チッソ(窒素)は、葉や茎などの成長に欠かせず、植物の体を大きくするため、「葉肥(はごえ)」と言われます。

リンサン(リン酸)は、開花・結実を促し、花色、葉色、蕾や実に関係するため、実肥(みごえ)と言われます。

カリウム(加里)は、葉で作られた炭水化物を根に送り、根の発育を促すほか、植物体を丈夫にし、抵抗力を高めるため、根肥(ねごえ)と呼ばれています。不足すると根・植物が弱ります。

肥料の箱や袋などに記載されているN-P-Kの表示は窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)を指しています。その他、肥料についてより詳しいことは、下の記事を参考にしてみてください。

そもそも肥料はどんな種類があるの?

作物・植物の栽培における肥料の種類は、大きく以下のとおりに分けることができます。

肥料はその物質の有機、無機によって、「有機肥料(有機質肥料)」「化学肥料(≒無機質肥料、化成肥料は化学肥料に属します)」の2つに分けることができ、形状によって、「固形肥料」と「液体肥料(液肥)」があります。

「化学肥料」とは、化学的に合成しあるいは天然産の原料を化学的に加工して作った肥料です。「有機肥料(有機質肥料)」とは、「油粕や米ぬか、腐葉土など植物性の有機物」「鶏糞(鶏ふん)、牛糞(牛ふん)、馬糞や魚粉、骨粉などの動物性の有機物」を原料にして作られたものです。堆肥も、家畜の糞や落ち葉などの有機物を微生物によって分解・発酵したもので、有機肥料となります。有機肥料は、用土(培土)を養分を補うだけではなく、物理性の改善(ふかふかにする)にも役立ちます。

芝生の場合、畑のように毎年の土作りなどはしませんが、日頃の手入れや肥料(化成肥料、有機肥料)の施肥などをしっかりとしていきましょう。

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