希釈

除草剤 希釈タイプのおすすめ商品と使い方の基本

希釈タイプ希釈

除草剤は、液体や粒剤などの剤型があります。液体の除草剤は原液を水で希釈して使うのが基本です。家庭用には、すでに希釈されていてそのまま散布できるものもあります。

この記事では、除草剤の希釈タイプの商品の違いやおすすめ商品、効果的な使い方についてわかりやすく説明します。

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希釈タイプの除草剤について

除草剤には顆粒と液体のタイプがあります。希釈して使うのは、液体の除草剤です。液体の除草剤は、ほとんどが「茎葉処理剤」と呼ばれる除草剤で、雑草の生育期に茎や葉に直接液剤を散布することで雑草を枯死させます。

原液タイプのものは、自分で希釈して使います。雑草の種類に合わせてラベルにかかれている薬量と希釈水量が書かれていますので、希釈倍率を計算して使います。すでに希釈されている除草剤もあります。パッケージにそのまま散布と書かれていたり、製品の名前の後ろにAL剤と記載されているのはすでに大抵の雑草に効く希釈倍率で希釈されています。

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自分で希釈して使うタイプ

雑草の生えている範囲が広く、多くの除草剤が必要な場合は原液タイプのものがおすすめです。自分で希釈する手間はありますが、希釈されているタイプより経済的です。ジョウロや散布機(噴霧器)などが必要で、また除草剤には有効期限があるので使いきれるかなども判断の基準になります。

またしつこい雑草には希釈倍率を通常より濃く散布したり、原液を直接注入するなどの方法もあるため、枯らしたい雑草の種類や、使いたい場所により選ぶことが大切です。

グリホサート系の除草剤

茎葉処理剤と呼ばれる除草剤には、葉や茎に散布するだけで、薬液が根まで移行し(吸収移行性)根まで枯らすことができる除草剤があります。成分にグリホサートが含まれている除草剤で、ラウンドアップマックスロードや、サンフーロンエイトアップなどがあります。

サンフーロンとエイトアップは、初代ラウンドアップのジェネリック製品なので安価なところが魅力です。現在のラウンドアップマックスロードは有効成分が異なり、散布後の雨や朝露にも強いのが特徴です。

商品名ラウンドアップマックスロードサンフーロンエイトアップ
概要
ラウンドアップマックスロード 500ml【有効期限25年10月】
農家の店 みのり
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【除草剤】サンフーロン 2L 大成農材 原液タイプ ラウンドアップ同等効果
カー用品のピックアップショップ
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エイトアップ液剤 5L ガーデニング用除草剤 除草剤 エイトアップ 5L
ダイユーエイト楽天市場店
¥ 7,480(2022/09/30 13:01時点)
販売元日産化学(株)大成農材(株)(有)チャレンジサービス
有効成分グリホサートカリウム塩グリホサートイソプロピルアミン塩グリホサートイソプロピルアミン塩

グリホシネート系の除草剤

グリホサートは茎や葉に散布するだけで、根まで枯らすこともできますが速効性には劣ります。すぐ枯らしたい場合には、バスタザクサなどのグリホシネート系の除草剤があります。

ほとんど薬剤が吸収移行しないため、薬液がかかった部分のみ枯れ、根までは枯れません。スギナドクダミなどの多年生雑草は、根まで枯らすことができないため、雑草が生えたら散布するを繰り返すことで生育を阻害していきます。年間に散布できる回数は決まっていますのでラベルをよく読んで使用してください。

商品名バスタザクサ
概要
バスタ液剤 1L 原液タイプ 非選択性茎葉処理除草剤 農薬 BASF
グラントマト 楽天市場店
¥ 3,234(2022/09/30 13:20時点)
【エントリー&3980円(税込)以上購入でポイント2倍】ザクサ液剤 2L
山東農園 楽天市場店
¥ 6,880(2022/09/07 13:00時点)
販売元BASFジャパン(株)明治製菓ファルマ(株)
有効成分グルホシネートグルホシネートPナトリウム塩

すでに希釈されているタイプ

家庭用の除草剤には、すでに希釈されているタイプが多くあります。希釈する手間も不要で、大抵の希釈済みの除草剤の口の部分は、シャワー上になっているので、ジョウロや散布機も不要です。しつこい雑草には、薬剤をたっぷりかけるなどをして対応します。

ホームセンターなどでもよく見かける家庭用の除草剤について、いくつか説明します。

ラウンドアップマックスロードAL

ラウンドアップマックスロードAL剤は、グルホサート系の最もメジャーな除草剤です。原液を希釈して使うタイプもありますが、すでに希釈されているものも販売されています。成分はALは、グリホサートカリウム塩 0.96%。ラウンドアップマックスロードの原液の成分が「グリホサートカリウム塩 48.0%」なので50倍に希釈されています。

容器の口がシャワー型になっているので、大きくなった雑草の葉や茎にかけるだけで、根まで枯死させます。ラウンドアップマックスロードAL剤は3種類あり、速効性や持続性を追加したものも販売されています。希釈されたAL剤は農耕地では使えないので注意が必要です。

名前ラウンドアップ
マックスロードAL
ラウンドアップ
マックスロードALii
ラウンドアップ
マックスロードALiii
概要
まとめ買い 4本入 ラウンドアップマックスロードALIII 4.5L 日産化学 そのまま使える速効・持続タイプ 出てくる雑草もブロック 除草剤
イーハナス楽天市場店
¥ 13,170(2022/09/07 13:02時点)
ラウンドアップマックスロードALIII 2L 日産化学 そのまま使える速効・持続タイプ 出てくる雑草もブロック 除草剤
イーハナス楽天市場店
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タイプ希釈済(50倍)希釈済(50倍)希釈済(50倍)
特徴基本タイプ基本+速効性基本+速効性+持続

ネコソギロングシャワーV8

ネコソギロングシャワーV8は、すでには生えた雑草をからす「葉茎処理剤」の効果と、雑草の発芽、繁殖を抑える「土壌処理剤」の二つの要素を併せ持つタイプの除草剤です。希釈が不要でそのまま散布することができます。また注ぎ口がシャワーヘッドになっているので噴霧器やジョウロなども不要です。

成分は、グリホサートイソプロピルアミン塩とブロマシル、メコプロップPカリウム塩液剤になります。グリホサート、メコプロップPカリウム塩の根、地下茎まで枯らす非選択性葉茎処理力を有しつつ、土壌処理剤としてブロマシルの力を合わせ持ちます。

ロングシャワーという名称が示す通り、ネコソギシリーズ史上、最長8ヶ月と最も除草効果が持続する商品になります。

カダン除草王シリーズ ザッソージエース

フマキラーが販売する除草王シリーズの中で、すでに希釈されているのはザッソージエースです。成分はラウンドアップマックスロードと同じグリホサートカリウム塩0.86%です。葉茎処理剤で、葉や茎に散布することで根まで枯らす効果あるグリホサート系の除草剤です。

希釈せずにそのままシャワーヘッド(ジョウロヘッド)等が付属し、噴霧器などを使わずとも、すぐに使用できる点が特徴です。使いたい場所の面積(何平方メートル、何坪)に応じて1000ml、2L、5Lの3商品があります。

アイリスオーヤマ 速効除草剤

アイリスオーヤマの速効除草剤もグリホサート系の除草剤です。成分は、グリホサートイソプロピルアミン塩に、スギナ等の広葉雑草に効果の高い、速効性のある「MCP イソプロピルアミン塩」がグリホサートイソ加えて配合しています。このため、効果は、グリホサートのみに比べ、効き目が速く、2~3日で効果が現われ、1週間でねん曲(しおれた状態)、枯死します。

有効成分のグリホサートイソプロピルアミン塩は初代ラウンドアップのジェネリック製品のサンフーロンやエイトアップと同じ成分です。散布後の雨には弱いため散布後6時間以内に雨が降らない日を選んで散布しましょう。

他の製品に比べて安価ですが、農薬登録がされていない登録外除草剤です。農作物等の人が栽培・管理している植物がある場所には散布できませんので注意しましょう。

除草剤の使い方

除草剤を効果的に使うためには、雑草に効果的な散布時期をしっかり守ることです。枯らしたい雑草がある場合は、除草剤のラベルに書かれている散布使用時期をよく読んで、効果的な希釈倍率で散布しましょう。

一般的にグリホサート系の除草剤は、生育初期ではなく生育が止まるころ大きくなった時に散布するのが効果的です。葉が小さいころに散布すると根が枯れるほどの薬液を吸収できない可能性もあるので、ある程度大きくなったころに散布しましょう。

バスタなどのグリホシネート系は、あまり大きくなると薬剤を撒くのが大変になります。草丈があまり大きくならない時期にまくのが効果的です。

その使い方違法かも?!

除草剤には、農薬登録されているものと農薬登録されていない除草剤があります。農耕地(人が栽培・管理している植物がある場所)には、農薬登録されていない除草剤をまくと、「農薬取締法違反」となります。

農耕地とは、畑、果樹園、田んぼ、畦畔、山林などで、自宅の庭でも植物を植えた庭も、農耕地扱いです。非農耕地は、駐車場や道路、鉄道や堤防などで、人が植えた植物がない場所(周りに守るべき作物がない場所)です。

まずパッケージを確認しましょう。「家庭用」や「非農耕地用」とかかれているもの、または「農薬として使用できない」旨の記載があるものは、農耕地では使えません。

農耕地に散布できる除草剤は、農薬取締法に基づき国に農薬登録をされている除草剤でなければなりません。農薬として登録された除草剤のパッケージには[農林水産省登録第○○号]と表記されています。まずはこれがあるか確認しましょう。

農薬への登録は、安全を担保するため、薬効、薬害・残留性、動植物への毒性・影響を調査し、国の厳しい基準を満たす必要があります。

しかし農薬登録されているものも、適用作物名が「樹木」となっている除草剤は、適用場所が「公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地など」に限られており、農耕地では使えません。山や林などに使える除草剤には「樹木類」と書かれています。

一方で農薬登録されていない登録外除草剤も販売されています。特にグリホサート系の除草剤に多く、同じような成分で価格が安価なため手に取る人も多いですが、農耕地では使えません。農薬登録の手続きをとっていないため、作物等の影響を調査していない可能性もあります。これらの除草剤は2019年3月に「農薬として使用できない」旨の表記が義務付けされています。

執筆者・監修者情報
執筆者・監修者

農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

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