除草剤ラウンドアップ 希釈倍率は?希釈済みのAL剤が便利?

ラウンドアップラウンドアップ

ホームセンターなどで除草剤売り場には必ず見かけるラウンドアップですが、自分で希釈するタイプとすでに希釈するAL剤とよばれる製品が販売されていますが、違いは希釈してあるだけでしょうか。

また除草剤には農薬のように希釈倍率がパッケージにかかれていないので、少し迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。この記事では、除草剤のラウンドアップアップロードの希釈倍率と、すでに希釈されている製品(AL剤)との違いについて、わかりやすく説明します。

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ラウンドアップの特徴

ラウンドアップは、日産化学株式会社が製造・販売する、最もメジャーなグリホサート系の除草剤(液剤)です。現在販売されているのは、「ラウンドアップマックスロード」です。原液とすでに希釈されているタイプ(AL剤)があります。

成分と除草剤のタイプ

ラウンドアップマックスロードの成分は「グリホサートカリウム塩」。旧ラウンドアップは「グリホサートイソプロピルアミン塩」です。「グリホサートカリウム塩」の方が、散布後の雨に強く、雨が降っても効果が持続しやすい、また早朝の農作業で朝露が付いても、効果が減少しない特性があります。

除草剤は簡単に2パターンに分けられます。土表面に散布して雑草の発芽を抑制したり、発芽直後に枯死させる「土壌処理剤」と、すでに伸びている雑草の葉や茎に直接かけて枯らしてしまう「茎葉処理剤」です。茎葉処理剤には、薬液がかかった葉茎のみからすタイプと、葉や茎から吸収移行して根まで枯らすタイプがあります。

グリホサートが主な成分である、ラウンドアップの除草剤のタイプは「茎葉処理剤」で、グリホサート成分は吸収移行して根まで枯らす効果があります。

製品の違い

ラウンドアップマックスロードは現在4種類の製品が販売されています。パッケージをよく見ると、名前にALと入っているのは、Applicable Liquidのでそのまま使える液体という意味で、他製品でも見かけます。

AL剤は、希釈済みとのことですが、何倍に希釈されているのでしょうか。有効成分を確認してみると、希釈してつかう原液タイプの有効成分は「グリホサートカリウム塩 48.0%」、AL剤の有効成分は「グリホサートカリウム塩 0.96%」なので、50倍に希釈されていることがわかります。またAL剤は速効性や持続性を持たせた製品があります。

気をつけたいのは、AL剤は家庭用につくられている非農耕地用。畑などの農耕地には使えないので注意しましょう。

名前ラウンドアップ
マックスロード
ラウンドアップ
マックスロードAL
ラウンドアップ
マックスロードALii
ラウンドアップ
マックスロードALiii
概要
ラウンドアップマックスロード 500ml【有効期限25年10月】
農家の店 みのり
¥ 2,045(2022/08/01 11:03時点)
【日産化学工業】 ラウンドアップマックスロードAL 1.2L 【除草剤】
薬のファインズファルマ楽天市場店
¥ 898(2022/07/20 13:58時点)
ラウンドアップマックスロードALIII 2L 日産化学 そのまま使える速効・持続タイプ 出てくる雑草もブロック 除草剤
イーハナス楽天市場店
¥ 1,939(2022/07/26 15:04時点)
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タイプ原液希釈済(50倍)希釈済(50倍)希釈済(50倍)
特徴希釈用。
農耕地で使え、経済的
基本タイプ基本+速効性基本+速効性+持続
農耕地使用×××
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希釈倍率について

AL剤が50倍に希釈されていることがわかったところで、ラウンドアップマックスロードの適用表をみてみましょう。適用表は、作物や適用場所ごとに倍率等が決まっていますので、自分の使う場所や雑草にに合わせて使いましょう。

ここでは、作物「樹木等」・適用場所「公園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面、鉄道等」を例にして説明します。除草剤には、希釈倍率の記載がなくて、代わりに薬量と希釈水量が書いてあります。これは作物への薬害を防ぐために、面積あたりの薬剤使用量が重要だからです。希釈倍率を求めるのは簡単で、希釈水量から薬剤使用量を割るだけです。

適用雑草薬剤使用量希釈水量(通常散布)希釈倍率
一年生雑草200~500㎖/10a50~100ℓ/10a100倍~500倍
多年生雑草500~1000㎖/10a50~100ℓ/10a50倍~200倍
スギナ1500~2000㎖/10a50~100ℓ/10a25倍~67倍
除草剤の希釈の考え方

希釈倍率500倍で30Lの希釈液を作りたいときには、60ml(g)の原液(原料)が必要ということになります。原液の量や水量を簡単に計算できるサイトもあります。

パッケージをみると、1年生の雑草には100倍、しつこい多年生には50倍、スギナには25倍と高濃度の倍率が推奨されていることがわかります。

原液とALどっちがいい?

原液を希釈するタイプとすでに希釈されたAL剤はどちらを選んだらよいのでしょうか。ここまでの説明で、AL剤は希釈倍率50倍で、一般的な雑草やドクダミやクズなどのしつこい多年草まで使えることがわかりました。

希釈タイプは、次ぎ口がシャワータイプになっているので直接容器のまま撒けるのも便利で、ジョウロや噴霧器も不要で、希釈の手間もいりません。ただし非農耕地用です。家庭菜園や花壇の中など、植栽地には登録がないので使用はできないので注意しましょう。

原液を水で薄めて使う希釈タイプは、農耕地用として農薬登録されているので畑や田んぼ、山林でも使うことができます。また葉茎散布するだけでなく、薬液を直接茎やつたなどに注入したり塗布処理することもできます。この場合は希釈せずそのまま原液を使いますので、樹木やなどに注入処理や塗布処理したい場合は原液を使いましょう。

また価格は、インターネットでしらべてみると原液が500mlで2,180円、ALが1.2Lで1,310円でした。50倍希釈ですので原液の方が経済的にはお得です。しかしALタイプには速効性や持続性のある製品もあります。用途や使用量、雑草の種類などを考えて自分に合ったものを選んでください。

ラウンドアップ マックスロード 公式HP

ラウンドアップマックスロード 500ml【有効期限25年10月】
農家の店 みのり
¥ 2,045(2022/08/01 11:03時点)
【日産化学工業】 ラウンドアップマックスロードAL 1.2L 【除草剤】
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農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

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