笹(ササ)に効くおすすめ除草剤と防除方法について

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笹(ササ)は、と同じくイネ科の多年生の植物で、木のように茎が木質化します。(タケ)とよく間違えられますが、笹(ササ)は(タケ)よりは相対的に草丈が低く、竹(タケ)は稈が成長するとともにそれを包む葉鞘が早く脱落してしまうものをいい、ササは枯れるまで稈に葉鞘が残るのが特徴です。また、日本の竹(タケ)は中国渡来のものがほとんどですが、笹(ササ)は日本古来のものが多いのも違いの一つです。

成長力、特に地下茎の成長がすさまじく、かなり広範囲にわたって地下茎を張り巡らし、瞬く間に繁茂し藪を形成します。その強い生育力から、農耕地等、望まれない場所で生長すると、非常に厄介な雑草になる点は、竹(タケ)と笹(ササ)は共通しています。ここでは、笹(ササ)を、どうやって枯らし、防除していくのか、様々なシチュエーション(農耕地、山林、庭や空き地)を考慮しながら、説明してきます。

笹(ササ)の特性

笹(ササ)は地下茎の範囲が非常に広く、一部の地下茎からでもどんどん繁殖します。地面で出ている地上部を草刈りしてもまた翌年生えてきます。本質的な駆除には、根、地下茎をしっかり枯らすことが不可欠です。

笹(ササ)の駆除方法

除草剤(葉茎処理剤)での駆除

笹(ササ)を短期間でしっかり枯らそうとすると、やはり除草剤の使用が欠かせません。除草剤は簡単には、土表面に散布して雑草の発芽を抑制したり、発芽直後に枯死させる「土壌処理剤」と、すでに伸びている雑草の葉や茎に直接かけて枯らしてしまう「茎葉処理剤」の2パターンがあります。

既に生えている笹(ササ)の駆除の場合は「茎葉処理剤」がベストです。「茎葉処理剤」でも様々な種類があり、地上部の葉を中心に速効性があり枯らすもの(グルホシネート系など)から、地下部の根や地下茎まで全てを枯らし、根絶やしにするもの(グリホサート系)があります。

笹(ササ)は竹(タケ)と同じく多年生で地下茎が厄介なため、地下部をしっかりと枯らすことが重要なので、地下部の根や地下茎まで効果が効いて全てを枯らす、グリホサート系の葉茎処理剤がおすすめです。ここではグリホサート系除草剤を中心に、代表的な除草剤をいくつか紹介します。

ラウンドアップマックスロード(日産化学(株))

最もメジャーなグリホサート系の除草剤(液剤)です。成分は、グリホサートカリウム塩で、グリホサートイソプロピルアミン塩のラウンドアップ やサンフーロンなどよりも、散布後の雨に強く、雨が降っても効果が持続しやすい特性があります。ラウンドアップ は、原液を希釈して薄めてジョウロや噴霧器で散布するタイプから、そのまま使えるシャワータイプのALシリーズなど、様々なシリーズがあり、用途に合わせて経済的に使用できます。

サンフーロン(大成農材(株))

サンフーロンは、ラウンドアップのジェネリック薬品(液剤)で、成分は、グリホサートイソプロピルアミン塩です。ジェネリック製品なので安価に手に入れることができ、効果は、グリホサートイソプロピルアミン塩の他の製品と変わりません。このため、経済的にご利用可能です。

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その他グリホサート系では、ネコソギロングシャワー(メガロングシャワー)やネコソギクイックプロ、ネコソギトップといったレインボー薬品のネコソギ シリーズやアースカマライズ、グリホエース、カダンのザッソージエース、シンジェンタジャパンのタッチダウンiQなどもおすすめです。

グリホサート系は農薬登録されているものも多く、農耕地(畑地、果樹園、菜園など)で使用可能なものも多いですが、使用場所が農耕地の場合は、購入の際に必ず適用作物を確認するようにしてください。農耕地に使用できる除草剤は下記に詳しく記載しています。

尿素を混ぜると(尿素混用)除草剤の効果が高まります

尿素は代表的なチッソ肥料ですが、農薬に少量を混ぜ込ませると、農薬の効果を高めると言われています。理由は、尿素が植物の葉の表面のワックス層やクチクラ層の細胞をゆるめ、農薬を浸達しやすくするためと言われています。混ぜ込ませる量は、20Lに一掴み程度の少量が目安です。

尿素を入れることで、除草剤に速効性が出て枯れ始めが迅速になり、また希釈濃度を薄くしてもしっかり効果が出るので、効果にムラが出にくくなります。結果、使用する除草剤の原液量が減るため減農薬となり、コストも少なくなります。大量の除草剤を撒く必要がある農家の方には、おすすめの方法と言えます。

また、グリホサート系ではありませんが、笹(ササ)に効く、よく使用されている薬剤をご紹介します。

フレノック10粒剤 (三井化学アグロ(株))

成分 テトラピオン
フレノック10粒剤は、ササやススキチガヤ用の除草剤で、秋から春に散布でき、農家の方では愛用されている方も多い商品です。

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その他の駆除方法

最近、塩を撒くことで、除草することを勧めている記事、また除草塩という商品などが見受けられます。確かに塩分濃度が高くなると雑草は枯れるので、除草の効果はありますし、塩は非常に土壌に残留、蓄積するので、雑草が新しく生えてくることも防ぎます。

しかしながら、塩は土の中で分解されないため、半永久的に効果が持続します。このため、未来にわたって植木や花などはもちろん、野菜や穀物などの作物が一切育たたくなってしまうのです。また、土壌はつながっています。雨などで塩が流れ出て、隣の土壌にも多大な被害を及ぼします。このため、除草に塩を使うことはくれぐれも避けてください。

笹(ササ)の防除方法

除草剤(土壌処理剤)での防除

土壌処理剤は、まだ雑草が生えてきていない時期に散布し、地面に膜を張って、新しく生えてくる雑草を抑えるものになります。駆除した後の春先などにしっかり撒けば、笹(ササ)が新しく生えてくることを長期間防ぐことができます。ここでは、代表的なおすすめの土壌処理剤をご紹介します。

クサノンEX粒剤 (住友化学園芸(株))

ターバシル・フルミオキサジン、2種類の有効成分で、スギナドクダミススキヤブガラシ、シロツメクサ、笹(ササ)など各種雑草の葉や茎だけでなく根までスッキリ枯らすことができる微粒の土壌処理剤です。低温時にも使え、植栽地を除く樹木等の周辺地に撒くことを想定した薬剤です。

カダン除草王(フマキラー(株))

カダン除草王の成分カルブチレートは、非ホルモン型吸収移行性の尿素系の微粒(粒状)除草剤であり、雑草・草の光合成阻害により除草します。
カダン除草王は、細粒の非選択制除草剤で、メヒシバ、オヒシバ、スズメノカタビラ、ブタクサツユクサ、カヤツリグサ、コニシキソウ、ハコベ、エノコログサなど一年生雑草といわれる一般的な雑草から、セイタカアワダチソウ、ヨモギ、スギナ、カタバミといった多年生広葉雑草、ススキ、チガヤといった多年生イネ科雑草、笹(ササ)類など枯れにくい雑草まで、根っこまで枯らすことができます。効果は最大約6ヵ月間と長期間持続することも特徴です。
非選択性で全ての植物、庭木に影響を与えるため、植物、庭木を植えている、植える予定の花壇やまた畑、水田といった農地ではなく、道路や空き地等で撒けることを想定した商品です。

ネコソギパワー粒剤 (ネコソギトップW) (レインボー薬品(株))

アミカルバゾン、ブロマシルを成分とし、粒のまま地面にパラパラ撒くタイプの粒状の除草剤で、除草効果が約5~9ヶ月間という非常に長期間持続するのが特徴です。1~2週間で枯れ始め、30日前後でほとんど枯らすことができ、成分が土壌に一定期間とどまるので、新しい雑草の発生を予防できます。

防草シートでの防除

笹(ササ)をしっかりと駆除した後、その場所に防草シートを貼ることが可能であれば、防草シートを貼ることは、有効な笹(ササ)の防除になります。防草シート(除草シート)は、光をほぼ遮光することで、植物に光合成を行えないように抑制するもので、笹(ササ)含め、スギナ、ススキ、ドクダミ竹(タケ)、ツユクサ、ヤブガラシ、カヤツリグサなどあらゆる雑草に大変有効です。

防草シートについては、プランテックス(ザバーン )をはじめとして下記のコンテンツに詳しく説明していますので、防草シート資材を敷くことが可能な方は、是非参考にしてください。

この記事を書いた人
農家web編集部

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