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芝生の除草剤除草・防草除草・防草用途別対策

ティフトン芝に使える芝生用除草剤

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整備中の芝生の写真 芝生の除草剤

庭の芝生に生える雑草。芝生があるため、草刈・草取り、手で引き抜くのも大変、上手く芝生を維持して、雑草だけを退治したいものです。

そんな時にお勧めしたいのが芝生に生える雑草を枯らす除草剤。選択性除草剤といって、芝をキープしてそれ以外の芝に生える雑草を枯らしてくれる優れものです。

しかし、芝生用除草剤は、どんな芝生にも使えるわけではありません。高麗芝に代表される日本芝にしか使うことができないものも多くあります。

ここでは、ティフトン芝にも使うことができるおすすめの芝用除草剤をご紹介します。

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ティフトン芝とは?

ティフトン芝は、アメリカのジョージア大学が1959年に開発した「ティフウェイ(ティフトン419)」という芝です。暖地型のアメリカ生まれの芝「バミューダグラス」の改良品種で、芝生の中でも繁殖力が強いことで知られています。また、踏圧にも強く、擦り切れからの回復も早いため、サッカー競技場などで使う「スポーツターフ」をはじめとして、絶大な人気を誇っています。

ティフトン芝は、日本でも鳥取県を中心に多く生産されており、スポーツスタジアムに限らず、ゴルフ場、公園、庭園などに使用されています。また、緑化推進の流れも相まって、校庭、河川敷、庭など、様々な場所に広がり、さらにサラターフなどの人工芝からティフトン芝に変わる場所もどんどん増えています。

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芝生にはどんな雑草が生えてくるのか

芝生に生える代表的な雑草としては、スズメノカタビラハマスゲオヒシバメヒシバスギナドクダミ、セイタカアワダチソウ、カタバミ、オオアレチノギク、シロツメクサ(クローバー)、トクサススキの穂、ツメクサ、ヒメクグ、チドメグサ、アレチノギク、カヤツリグサヤブガラシなどが挙げられます。下記ではそれぞれの特徴と駆除、防除方法を徹底解説していますので、ご参考ください。

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ティフトン芝で使える芝生用除草剤

芝生に使える除草剤でも、適用作物を見ると、日本芝に限られたものは多くあります。

例えば、シバキーププラスやアージラン(グリーンアージラン)、ザイトロンアミンといったメジャーな芝生用除草剤は実は、日本芝にしか使えないですし、MCPPは、日本芝、ブルーグラスに適用と、限定されています。

しっかりと適用表を確認して、使おうとしている芝の種類の適用があるかどうか確認するようにしましょう。

シマジン

シマジンは、スイスの製薬会社・チバガイギー社が開発した土壌処理剤(除草剤)で、日本では古くから使用されてきています。水稲畑苗代、ジャガイモ等の栽培初期(播種後、植付後)に、雑草発生を防ぐために散布される他、ゴルフ場の芝生でも使用されます。日本芝、ティフトン芝で使用できる除草剤で、フロアブル剤、粒状と様々あります。1年生の広葉雑草、特にイネ科雑草に効果を発揮します。

その他

また、適用作物はバーミューダグラスですが、下記のシバゲンはティフトン芝にも使っている方はいます。

フラザスルフロン

フラザスルフロンは石原産業が開発した除草剤で、芝生以外の雑草を枯らし、抑える選択生除草剤です。雑草を枯らす仕組みは、植物固有のアミノ酸の生合成を阻害して枯らすパターンの、葉茎処理剤、土壌処理剤の両方の特性を持つハイブリッドな機能を持っています。

シバゲンDF

シバゲンDFは、石原バイオサイエンス株式会社が開発した、淡褐色水和性細粒の芝生用除草剤です。センチスピードグラス、バーミューダグラスに使用可能です。

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農家webでは、バーミューダグラス、ブルーグラスなど適用作物を絞って、使える農薬、薬剤を検索できる「農家web農薬データベース」を開発、運用しています。より詳しくたくさんの除草剤を知りたい方は、ぜひ、利用してみてください!

参考情報

芝生の種類

芝生に使われるイネ科植物(いわゆる芝、芝草)は、一般的に15属30種類以上あると言われています。それらは生育適温や栽培地域の違いによって、大きく「暖地型」「寒地型」に分けられます。

また、芝は日本に自生するものと海外から導入されたものがあります。一般的に日本に自生する芝を「日本芝(日本シバ)」海外から導入された芝を「西洋芝(西洋シバ)」と呼びます。

暖地型/寒地型日本芝/西洋芝芝草の種名
暖地型日本芝野芝(ノシバ)、高麗芝(コウライシバ)、ビロード芝(ビロード芝・キヌシバ)
暖地型西洋芝バミューダグラス、ティフトン芝(ティフトンシバ)、センチピードグラス、セントオーガスチングラス、シーショア・パスパラム
寒地型西洋芝ケンタッキーブルーグラス、クリーピングベントグラス、トールフェスク、アニュアルライグラス、ペレニアルライグラス、クリーピングレッドフェスク、チューイングフェスク、ハードフェスク
暖地型・寒地型、日本芝・西洋芝の主な分類と種名

日本を例に適している芝の種類を説明します。北海道から東北北部では、気温が低いため暖地型の日本芝は適さず、ケンタッキーブルーグラスやベントグラスなどの寒地型西洋芝がよく使われます。逆に九州や沖縄では、高温多湿に強い野芝や高麗芝(コウライシバ)、暖地型西洋芝のバミューダグラスなどがよく使われます。

ティフトン芝の年間管理スケジュール

ティフトン芝は、暖地型西洋芝「バミューダグラス」の改良品種ですので暖地型となります。高温多湿に強い「野芝」や「高麗(コウライシバ)」などの日本芝も暖地型に分類されます。ちなみに「ブルーグラス」などの寒地型は、管理方法などが全く異なりますのでご注意ください。

ティフトン芝の施肥(肥料のやり方、量、時期)やその他管理内容(サッチ処理、エアレーションなど)については下記を参考にしてください。

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