サボテンの種まき 種から育てる時期や方法のポイント!

サボテン 芽栽培

サボテンは増やす時は、胴切りで切り取った茎節や、新しくできた子株を挿し木にして増やすのが簡単ですが、サボテンの一部は、種子をとって増やす実生(みしょう)でふやすこともできます。

実生は難しく手間も時間もかかりますが、1度にたくさんの苗を得ることができたり、綴化という変わった苗がえられることも。サボテンや多肉植物は最近人気があり、メルカリなどのフリーマーケットで販売している個人の人も多くいます。

この記事ではサボテンの種まきでの増やし方のポイントについて、わかりやすく説明します。

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サボテンの基礎知識と種まきの時期

サボテンの基礎知識

サボテンはサボテン科に属する原産地が南米・メキシコの多肉植物で別名仙人掌とも呼ばれます。200以上の属があり属に含まれる種類は2000種以上あるといわれています。

多肉植物は、多肉植物は春秋型、夏型、冬型の3タイプに別れ、それぞれ生育期と休眠期が異なります。サボテンは、ほとんどが「夏型」に 該当します。夏型は夏に盛んに生育し、春と秋はゆっくり生育し、冬は休眠します。

サボテンの育て方で大切なのはこの、生育期と休眠期で育て方を変えることが大切です。

種まきの時期

種蒔き時期は、5月から6月が適期です。気温が20℃~30℃ぐらいの暖かい時期に行います。寒い時期に行う時には温室などの環境を整えます。

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種まきの方法

種について

シャコバサボテンやクジャクサボテンは、自然交配で種ができる場合もありますが、サボテンの多くは、自家受精しません。種子を自分で採取するためには、交配から行う必要があり、同時期に同じ種類のサボテンを開花させる必要があります。難易度は上がるため、園芸店などに種子が販売されていますので、そちら購入するとよいでしょう。

交配

交配に挑戦したい方は、まず2株の花の咲いたサボテンを用意します。両方とも親株である必要があります。親株から増やした子株では、交配はできません。

  1. 花が開いたら、花粉が盛んになるまで待ちます。花が咲いたら半日以上は待ちましょう
  2. おしべの花粉を、綿棒につけて別の花のめしべにつけて受粉させます。
  3. 花の付け根の子房が膨らみ、実ができます。2か月程度で完熟します。完熟すると種を目視することができるので取り出します
  4. 取り出した種は、ガーゼにくるんでよく水洗いして、日陰で乾燥させます。

用意するもの

  • 底の浅い平鉢 (そこに穴をあけた、パック容器などでも代用可能)
  • バット(平鉢をつけるために必要)
  • 用土(洗って日光消毒した川砂・赤玉土小粒 or タネまき用の専用土)
  • ガラス・アクリル板 (ラップやビニール袋でも代用可能)
  • 割り箸
  • 霧吹き
  • ピンセット

手順

  1. 底の浅い平鉢に用土をいれ、等間隔になるように種を蒔きます。
  2. 土はかぶせず、水やりは、バットに水をいれて、鉢ごと水につけて鉢底から十分吸わせる腰水で行います。その後皿の水は少なめにしておきます。
  3. ガラス・アクリル板・などで鉢を覆い、保湿しましょう。蒸れを防ぐために、割り箸を挟んでおきます。ラップやビニール袋で代用する場合は、昼間は外しておきます。また高温になりすぎないよう直射日光には与えないようにします。
  4. 10~15日位で発芽します。芽が出た後もも水は腰水で与えます。
  5. 苗同士の間隔が狭くなったら、ピンセットでつまんで、通常の培養土に移し替えをします。水やりは腰水はやめて苗の上から水をやりましょう。苗が小さいときは霧吹きで水を与えると苗が流れずにすみます。1年ほどは通常より用土が乾かないようにして育てます

苗が小さいときに、カビなどが生えたり病気になった場合には、その苗の土ごと取り除いて被害を拡大させないようにしましょう。

用土と肥料

種をまく「まき土」は、雑菌が入らないようによく洗い、日光消毒した無菌状態の川砂を使います。まき土用の培養土でもよいでしょう。あらかじめ殺菌剤で消毒しておくと、発芽時に菌が発生して腐敗することを防げます。まき土には肥料はいれません。

苗が大きくなって、移し替えるときの培養土は、市販のサボテン・多肉植物用の培養土が便利です。自分で配合する場合は、赤玉土6・腐葉土2・川砂2などで、水はけのよい土にしましょう。鉢底には軽石などの鉢底石をいれてから培養土をいれておくと、根腐れを防ぎます。

栽培環境

サボテンは、通常は日当たりの良い風通しの良い場所で育てますが、種から育てる場合、直射日光に当てず、室内の明るい風通しのよい場所で管理します。温度は20℃以上を保ちましょう。乾燥した地域に自生するサボテンは湿度が高いのが苦手ですので、風通しの良い窓辺などに置いてあげましょう。

植え替え後は、日に当てて育てると、ひょろひょろと細長く伸びる徒長を防げます。ベランダや戸外で日に当ててあげましょう。

植え替え

苗が大きくなって植え替えをする場合は、通常の植え替えと同様に、春か秋に行います。せっかく育てた苗が、枯れてしまわないようにしましょう。

植え替えについての記事もありますので、興味のあるかたはお読みください

その他サボテンのふやし方

挿し木や胴切りでの増やし方

サボテンは、種まきや、胴切りと、親株から子株(新芽)を株分けして挿し木や葉挿しで増やすことができます。成長を早く進めて大きく育たてたいときなどには、健康なサボテンを台木にして接ぎ木で増やすこともできます。

株分けは、親株から子吹きをして芽がでた子株を切り取り挿し木にします。胴切りの場合は、切り落とした上部を挿し木にして使用します。挿し木は、切り落とした後風通しの良い場所で切り口を2週間程度乾燥させてから、用土に植え付けします。水はすぐにやらずに、1~2週間後に与えてください。

サボテンの挿し木や胴切りでの増やし方は、詳しい記事がありますので興味のあるかたはご覧ください。

サボテンの育て方

サボテンの季節ごとの栽培管理方法については、記事がありますのでお読みください。サボテンの寄せ植えや剪定、肥料、水やりの方法、水栽培などに興味のある方はご覧ください。

まとめ

サボテンの中には毎年のように花をつける、シャコバサボテンやクジャクサボテン、イースターカクタスまた何十年も育てないと花をつけない品種、子株がどんどん増えるたり、群生して育つものとたくさんありますので種だけでなく、ほかの方法のほうが早く育てられる品種もあります。

土から小さい棘のあるサボテンが芽出しした姿はかわいらしく、愛着がわきます。鉢植えとして机にかざったり、多肉との寄せ植えを作って窓辺にかざったりと楽しみはたくさん。

また花言葉は、枯れにくいところから「枯れない愛」や「燃える心」などがあります。プレゼントとしても素敵ですね。ぜひ、お気に入りのサボテン品種を見つけて、自分だけのサボテンを育ててみてはいかがでしょうか。

ここで紹介した農薬は、JA販売店やホームセンターのガーデニング・資材、庭木コーナーにあるものもあります。ほ場で早期発見し、適切な薬剤や防除方法でしっかり発生を予防、ガードできると、農薬散布と言った農作業の回数を減らすことができます。

編集さん
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『農家web』では、この他、球根系から播種(は種)系、水生、宿根草、アサガオシクラメン、ビオラ、ヒヤシンス、紫陽花クレマチス、ベゴニア、ひまわり、チューリップ、ハーブ、アリウム、ポインセチアシャクヤクポトスペチュニア、サザンカまたサボテンなどの多肉植物、常緑のガジュマルパキラ、クラピア、ビカクシダなど様々な観葉植物、ツツジなどの庭木、果樹、イチゴトマトなどの野菜のおすすめ記事があります。

また、雑草もイネ科雑草広葉雑草など一年草から多年草、また茎葉処理剤、土壌処理剤等の薬剤も幅広く解説しています。

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