これでわかる!ナスの植え付け(定植)の方法

ナスの植え付け後、支柱に誘引している様子です。ナス
ナス基本果菜類栽培

ナスの植え付け(定植)の方法を詳しく説明します。ナスの植え付けはポイントを抑えておけば何も怖くありません。時期と準備、方法をしっかりと理解して苗を植え付けましょう。

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ナスの植え付け(定植)の時期は?

植え付け(定植)の時期として適しているのは、霜が降りる心配のない季節になった頃です。カレンダーで考えると、4月下旬から5月頃までとなります(一般地、露地栽培の場合)。

本葉7枚から8枚になったころが植え付けのタイミングとしてはふさわしい状態です。その頃には一番花(初めて咲く花)が咲いていると思います。

ナスの苗のイラストです。
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ナスの植え付け(定植)の前にすることは?

家庭菜園など一般的な露地栽培の場合、ナスの定植前に必要な作業としては土作り、畝立てがあります。下の記事に詳細が記載されていますので参考にしてください。

ナスの植え付ける場所、間隔は?

ナスは1畝に対して、1列(1条)で植え付けるのが一般的です。植え付ける間隔は下の表を参考にしてください。

畝幅畝間畝高条間(列間)株間
100cm〜120cm180cm10cm〜20cm基本は1列50cm
畝幅、条間、畝間、株間、畝高、ベット幅、通路幅について

ナスの植え付け(定植)の方法は?

植え付け(定植)は根の活着をよくする(根の張りをよくする)ために晴れている午前中に行いましょう。根の活着の良否はその後の生育に大きな影響を及ぼします。植え付けの作業の手順は下のとおりです。

  1. マルチを張っている場合には、マルチに穴を開けます。穴を空ける時にはカッターでばつ印(×)に切るか、マルチ穴あけ器を使いましょう。
  2. 植え穴を浅く掘ります。
  3. 植え付けをする前に、苗の鉢(ポット)と植え穴の両方に十分に水やりをします。
  4. 苗を穴に入れて、上から軽く押さえます。
  5. マルチの穴が完全にふさがっていない場合には、土でふさぎます。
苗を植え付けるときの注意点

苗を植え付けるときには、深く植え付けしないようにしましょう。深く植え付けると接木苗の場合、台木(耐病性の高い品種)の根が活着するだけではなく、穂木(耐病性の低い品種)からも根が張ってしまい、接ぎ木した意味がなくなります。

植え付けが終わったら、仮支柱もしくは主枝誘引用の支柱を立てて誘引しましょう。園芸用の麻ひもやワイヤーなどで茎を支柱にくくりつけます。麻ひもの場合は、8の字形に茎と支柱を結びます。

ナスの植え付け後、支柱に誘引している様子です。

植え付けのあとにすることは?

植え付けが終わったら、いよいよナスの手入れ作業が始まります。適切に手入れをして、たくさんのナスを収穫しましょう。

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