竹(タケ)の除草剤 ラウンドアップの有効性と使い方

竹ラウンドアップ

(タケ)は、成長力が非常に強くピークの時は1日で1メートル以上成長し、様々なものに活用され竹の芽である筍(タケノコ)は食用としても人気があります。しかし、その強い成長力から、農耕地等、望まれない場所で生長すると、非常に厄介な雑草となります。

除草剤といえばラウンドアップは有名ですが、竹の除草にも効果的なのでしょうか。この記事では除草剤のラウンドアップは竹の除草に効果があるのか、また竹の除草方法についてわかりやすく説明します。

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竹の特性

まずは竹の特性について説明します。除草剤を使う上で植物の特性を知ることはとても重要です。その特性により、効果的な除草剤を選ぶことができます。

竹は常緑性の多年生植物です。毎年春になると、地下茎の節にある芽がでてきます。これがタケノコです。タケノコは数カ月で大きく成長し、立派な竹になります。また竹は地下茎の範囲が非常に広く、一部の地下茎からでもどんどん繁殖します。なかなか引っこ抜くことも物理的に困難なため、本質的な駆除には、地下茎をしっかり枯らすことが不可欠です。

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ラウンドアップの特性

ラウンドアップは、日産化学株式会社が販売する、最もメジャーなグリホサート系の除草剤(液剤)です。現在販売されているのは、「ラウンドアップマックスロード」です。原液とすでに希釈されているタイプ(AL剤)があります。

名前ラウンドアップ
マックスロード
ラウンドアップ
マックスロードAL
ラウンドアップ
マックスロードALii
ラウンドアップ
マックスロードALiii
タイプ原液希釈済(50倍)希釈済(50倍)希釈済(50倍)
特徴希釈用。
農耕地で使え、経済的
基本タイプ基本+速効性基本+速効性+持続
農耕地使用×××

ラウンドアップマックスロードの成分は「グリホサートカリウム塩」で、旧ラウンドアップは、「グリホサートイソプロピルアミン塩」です。「グリホサートカリウム塩」の方が、散布後の雨に強く、雨が降っても効果が持続しやすい、また早朝の農作業で朝露が付いても、効果が減少しない特性があります。

ラウンドアップは原液タイプは農耕地で使用できますが、希釈済みのAL剤は非農耕地用ですので間違えないようにしましょう。

ラウンドアップの効果

では竹には除草剤のラウンドアップは使えるのでしょうか。答えは竹の除草にラウンドアップはおすすめです。ラウンドアップは竹がすでに生えている場所の除草に使うことができます。

除草剤は簡単には、土表面に散布して雑草の発芽を抑制したり、発芽直後に枯死させる「土壌処理剤」と、すでに伸びている雑草の葉や茎に直接かけて枯らしてしまう「茎葉処理剤」の2パターンがあります。ラウンドアップは、「茎葉処理剤」で主な成分は「グリホサート」です。

グリホサートの大きな特徴としては、すでに伸びている雑草の葉茎を枯らす効果と、接触した茎葉から植物全体に広がる、吸収移行性をもっているため根も含めて全体を枯らす効果があります。非選択性(どんな植物にも効く)のため、農業に使用する場合など、散布の際に、作物にかからないよう注意する必要があります。

地下茎をどんどん伸ばす竹には、ラウンドアップのような一グリホサート系の除草剤が効果的です。

ラウンドアップの使い方

大きくなり、幹が太くなった竹には薬剤を直接幹に注入して使うことで、根まで枯らすことができます。時期は夏から秋の生育期に行います。

  1. ドリルなどで、竹の節から2~3㎝下にドリル等で穴をあける
  2. ラウンドアップマックスロードの原液10mlを1で開けた穴に、スポイトで注入する
  3. ガムテープで、穴をふさぐ
  4. 落葉してきたら、竹を切る

幹が細くて注入できない場合には、秋に50倍に希釈して葉に噴射機などで、直接散布します。

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注意点

除草剤を使用した場合、使用した付近でのタケノコ(竹の子)の採取は、行わないようにしてください。
タケノコ畑に使える除草剤は「タケノコ」または「野菜類」に登録があるもので、その中に「竹類」に効くものはなく、ラウンドアップ などのラベルには、「処理竹から15m以内に発生したタケノコを2年間は食用にしないでください」と注意書きがされています。

除草剤の成分が残っているかもしれないので、自家用で食べるのも、避けるようにしてください。

尿素で除草効果UP

尿素は代表的なチッソ肥料ですが、農薬に少量を混ぜ込ませると、農薬の効果を高めると言われています。理由は、尿素が植物の葉の表面のワックス層やクチクラ層の細胞をゆるめ、農薬を浸達しやすくするためと言われています。混ぜ込ませる量は、希釈した除草剤20Lに一掴み程度の少量が目安です。

尿素を入れることで、除草剤に速効性が出て枯れ始めが迅速になり、また希釈濃度を薄くしてもしっかり効果が出るので、効果にムラが出にくくなります。結果、使用する除草剤の原液量が減るため減農薬となり、コストも少なくなります。大量の除草剤を撒く必要がある農家の方には、おすすめの方法と言えます。

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その他 竹に効果的な除草剤

最もメジャーなラウンドアップが竹の除草に効果的なことは説明してきましたが、この他にもグリホサート系の除草剤には、ラウンドアップのジェネリック品の「サンフーロン液剤」などがあります。成分は、旧ラウンドアップと同成分のグリホサートイソプロピルアミン塩です。また「フレノック10粒剤」はもともとススキ、チガヤ用の除草剤ですが、秋に幹に注入できない小さな竹に効果的です。

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竹を枯らしたい場合には、畑や竹や山の竹林には農耕地用のものを使いましょう。宅地、土手、駐車場の竹などには非農耕地用の除草剤も使えます。

竹の除草方法については、詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください。

執筆者・監修者情報
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