マキタ(makita)草刈機 特徴や種類、バッテリー、刈刃まとめ

マキタ(makita)草刈機 特徴や種類、バッテリー、刈刃まとめ マキタ

マキタの草刈機といえば、電気式の充電式草刈機が有名です。この記事ではマキタ草刈機について、特徴や種類、バッテリー、刈刃などをまとめています。

マキタの草刈機の特徴

マキタ(makita)は世界有数の電動式工具メーカです。充電式バッテリーを軸にたくさんの電動工具を展開しています。草刈機もすぐれたリチウムイオンバッテリーを使った充電式草刈機の種類は豊富で、家庭用からプロの農家や造園業の方にも使えるパワーのある草刈機(刈払機)まであります。

電動・充電式の草刈機は、エンジン式に比べ軽量で、振動・騒音が少なく、排気ガスがゼロと環境にも体にも優しい草刈機です。エンジン式の草刈機はリコイルロープを引いてエンジンを始動させますが、電源式はスイッチ一つで稼働できるのも簡単で魅力です。

マキタはエンジン式も優れた製品を多く製造していましたが、2022年3月にエンジン式刈払機の生産を終了しています。(在庫品は現在も販売されています)

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マキタ草刈機の種類

草刈機には動力がガソリンを使ったエンジン式と、電源式があります。マキタの草刈機は、刈払機といわれる、機械を肩掛け、もしくは背負い、両手でハンドルを握って、チップソーナイロンコードカッターで生えている雑草を刈る機械がメインです。

手押しの自走式草刈機や、乗用草刈機ラジコン草刈機などは2023年2月現在発売されていません。(自走式の芝刈機はあります)

電動式草刈機・充電式草刈機

電動式には、バッテリーを使ったコードレスの充電式草刈機の他、電源コードにつないで使う電動式草刈機もあります。家庭の庭などAC電源が近くにあれば軽量で、使用時間も気にせず使えます。

一般家庭からセミプロ向け

家庭用には10.4Vや、14.4Vのバッテリーを使った充電式草刈機がおすすめです。安全な刈刃であるナイロンコードや樹脂刃であれば、ケガなどのリスクを回避できます。電圧(V)が大きいほどパワーがありますが、重量も重くなります。力の弱い女性やシニア、草刈機を初めて使う人にも軽量で安全な草刈機が多くあります。

マキタの18Vの充電式草刈機は、エンジン式の22mlと同等の使用感なので、プロの農家でも十分に使うことができます。18Vのバッテリーは汎用性も高く、他のマキタ製品も使うことができます。

製品ごとの説明は、詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください。

農家向け

ハードな作業には、36V・40V・80Vの充電式草刈機がおすすめです。畦や農地の他山林の下刈りもできるパワーある草刈機があります。高速モード時にはエンジン式の25ml、30ml、35ml、40mlとハイパワー。充電式草刈機はエンジン式に比べパワーが足りないといわれますが、36V以上であればパワー不足の心配はありません。パワーだけでなく、耐久性や安全性にも考慮されてた優れた草刈機です。

36Vは、汎用性のある18Vを2本使用することで36V仕様になります。18Vバッテリーにこだわらないのであれば40Vは、バッテリー1個でハイパワーを実現しています。80Vも40Vを2本使い80V仕様になります。80Vの草刈機は、高速モード時エンジン式40㏄クラス同等と、充電式草刈機としては圧倒的なハイパワー。2021年6月現在、世界最強パワーを持った充電式草刈機です。

それぞれの製品ごとの説明は、詳しい説明がありますのでそちらも参考にしてください。

エンジン式草刈機

マキタのエンジン式刈払機は、パワーの強い2ストロークエンジンと燃費がよく環境にやさしい4ストロークエンジン式があります。2022年3月にエンジン式の刈払機の生産は終了しています。

刈刃

草刈機の刈刃について説明していきます。クボタはナイロンコード専用のものもありますが、多くは別途アタッチメントをつけることで、他の刃に替刃することができます。

広い場所ではチップソーで行い、キワ刈りや障害物の多い場所ではナイロンコードや、樹脂刃をつかうことで効率よく雑草を刈ることができます。

ナイロンコード

ナイロンコードとは、ナイロンのコードが高速回転することにより草を粉砕する刈刃です。ひも状なのでチップソーや金属刃のように刃が障害物に当って跳ね返るキックバックがない、安全性の高い刈刃です。

ナイロンコードは紐状のコードが高速回転して草を粉砕する構造上、チップソーより回転数を上げる必要があるためパワーが必要です。よって電圧により使えるナイロンコードの太さなどが変わってきます。マキタのナイロンコードは形や素材を工夫することで、耐久性や切れ味をUPさせています。

マキタのナイロンコードの種類や、ナイロンコードが使える充電式草刈機については下記の記事を参照ください。

チップソー

チップソーは刈払機によく使われる刈刃です。チップソーとは、鋼製の丸、円盤型の鋸(ノコギリ)の刃先部分に超鋼のチップをロウで接着し研磨したものです。小さいチップ(英語でtip)のノコギリ(英語でsaw)が付いていることから、「チップ ソー」と呼んでいます。草刈機(刈払機)がこのチップソーを高速回転させることで、雑草を刈り取る仕組みです。

マキタのチップソーには、空気抵抗を軽減して省エネ、低騒音を実現した「DCホワイトチップソー」や、メッシュタイプ台金で軽量、力を使わず軽快な使用が可能な「軽快チップソー」など、充電式草刈機に使いやすいチップソーがあります。

マキタのチップソーについては、詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください。

樹脂刃

樹脂刃とは、樹脂でできている小型ナイフのような形状のブレード(刃)で、樹脂の刃がリールを中心に高速で回転することで草を切断する仕組みです。ナイロンコードより長い草が切れ、チップソーより音が静かです。また障害物に当ると刃が引っ込むので、キワ刈りなどでも安心して使え、キックバックの心配もありません。

樹脂刃はマキタが有名です。ナイロンコードやチップソーなどの違いについては、下記に詳しい記事があります。

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バッテリーについて

マキタのリチウムイオンバッテリーは種類が豊富で汎用性が高いため、草刈機本体だけでも販売されています。基本的には同じ電圧(V)であれば、容量が異なっていても使うことができます。

バッテリーを選ぶことで、重さや作業時間を変えることもできます。バッテリーと充電器については下記を参照ください。

充電式草刈機のおすすめ

マキタの充電式草刈機は種類が多いので、どれを選んでいいのかわからないという人には、使用用途のタイプ別におすすめの草刈機を紹介しています。家庭用などの草刈機は、安価なものも多いですが耐久性や安全性、振動など細かい部分にもマキタはこだわっています。

草刈機は、金属の刃を振り回して草を刈り取る機械です。安全性の高い信頼のおけるメーカーのものを選びましょう。

背負い式草刈機

充電式草刈機は、やはり広い場所ではバッテリーを複数持たないと長時間作業を続けることが難しくなります。マキタはそれを解消するために、18Vのバッテリー4本をセットできるポータブル電源ユニットPDC01や、18Vリチウムイオンバッテリー11個分の1200whのエネルギー量のポータブル電源を背負うことで、18V・36Vの充電式草刈機を背負い式の草刈機にすることができます。

ポータブル電源については、こちらの記事に詳しく説明しています。

編集さん
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農家webには、マキタの草刈機の他にもさまざまな草刈機の記事があります。

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