草刈機に最強のナイロンコードカッターは?ナイロンコードの種類、交換方法、巻き方まで徹底解説!

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農業において畑や畔畦で雑草を大量に刈り込む除草に欠かせない農機具、草刈機(刈払機)。年々進化していて、特に最近では、金属刃やチップソーという従来の主流だったブレード(刃)の他に、ナイロンコードカッターというブレード(刃)が開発され、普及しています。

ここでは、ナイロンコードカッターとはどんなものなのか、種類、交換方法や巻き方まで徹底解説していきたいと思います。

ナイロンコードカッターとは?

ナイロンコードカッターとは、草刈機(刈払機)に取り付ける刃の部分(刈刃)が、テニスラケットのガットのような、紐式のナイロンコードになっている刈刃のものを指します。ナイロンコードを高速回転させることで、雑草を削り切り、刈り込む仕組みです。

ナイロンコードカッターの特徴

キックバックが起こりにくい!紐式なので刃の破損がない!

農作業の機械による事故の原因、第1位は実は、草刈り機(刈払い機)によるものです。草刈機は非常に使用頻度が多いこと、また今でもよく使われるのはチップソーという金属の刃で、高速の金属刃を振り回して草を刈るわけですから、当然危ない作業と言えます。そして、この金属の刃が障害物に当たった時にキックバックという現象が起こり、大事故になるケースが多発しています。

キックバックとは?

キックバックとは、回転中の刈刃が障害物や地面に当たって、回転方向と反対側に刈刃が跳ねてしまうことを言います。キックバックが起こると、作業者自身だけでなく、周りの人にも刈刃が向かって当たる危険性があります。

ここでチップソーに変わる草刈り機の刃として開発されたのがナイロンコードカッターです。ナイロンコードは紐状なので、障害物に当たっても金属刃に比べて衝撃は少なく、キックバックが起こりにくいという特性があります。

また、草刈機(刈払機)の事故の中でも、金属刃の破損によって、顔に金属破片が当たって大怪我することも多いのですが、ナイロンコードでは金属刃でないため、この危険性がありません。

つまり、ナイロンコードはキックバック、金属破片の破損による飛散が起こりにくく、金属刃に比べて格段に安全性が高いと言えます。

小石や雑草が飛び散りやすいので、他の刈刃以上に、飛散防護が必要

ナイロンコードカッターは、紐状のコードを高速回転させることで雑草を削り取り、刈り込む仕組みです。このため、金属刃よりも土の小石や雑草を巻き込み、コードで弾き飛ばします。

なので、ナイロンコードを使用する場合は、草刈機(刈払機)にナイロンコード用の飛散防止カバーや、また従来以上にヘルメット、保護メガネ(ゴーグル)、作業服は、小石が飛び散ってすごい速さで飛んでくることを前提にして、頑丈なものをしっかり装着するようにしてください。

ナイロンコードカッターは草刈機(刈払機)の馬力が金属刃以上に必要

ナイロンコードカッターは雑草に当たって引きちぎることで刈り取る仕組みなので、スパッと切れる金属刃と違って、パワーが要ります。また、この仕組みから、高い回転数を維持しないと草を引きちぎり続けることができず、回転数が落ちると絡まってしまいます。このため、金属刃よりも高い回転数を維持し続けるパワーが必要になるのです。

また、後述しますが、種類によっては外形が金属刃より大きく、重いものも多いのです。重いと草刈機(刈払機)に更にパワーが必要になります。

以上から、ナイロンコードカッターは金属刃よりも、パワーが必要になってきます。ナイロンコードに取り替えるときは、その草刈機(刈払機)が対応可能なのか、しっかり確認するようにしましょう。

ナイロンコードカッターにはどんな種類があるの?

自動繰り出し式(フルオートナイロンカッター)

自動繰り出し式(フルオート)は、草刈りの作業中にナイロンコードが摩耗で短くなると遠心力で自動で繰り出され、常に最適な長さを維持してくれる仕組みのナイロンコードカッターです。

よく、コードが出てこない!トラブルがありますが、原因は回転数が少なく遠心力が足りていないことが多いです。コードが出てこない場合は、回転数を上げてみてください。

半自動繰り出し式(タップ式)

半自動繰り出し式(タップ式)は、フルオートではなく、使用中に底面を地面にぽんぽんと叩く(タップする)とコードが飛び出して補充してくれる仕組みのナイロンコードカッターです。

コードがうまく出てこない時は、回転時に地面にタップしてみてください。

手動式

手動式は、ナイロンコードが摩耗で短くなったら、草刈機(刈払機)を止めて、手動でコードを引っ張って繰り出すタイプのものです。自動式に比べて価格がリーズナブルです。

差し込み式

差し込み式は、あらかじめ切られたナイロンコードをリールに差し込んで使うタイプです。替えのコードをあらかじめ巻き込んでおく必要がないため、重量が軽くなることがメリットですが、消耗が激しい草刈り場では頻繁に交換する必要があり、取り替えが面倒なのがデメリットになります。

ナイロンコードの切れ味は何で決まるの?

ナイロンコードの形状と草刈り機(刈り払い機)の動力で決まります。

草刈機(刈払機)の動力

前述の通り、ナイロンコードカッターは雑草に当たって引きちぎることで刈り取る仕組みなので、スパッと切れる金属刃と違って、パワーが要ります。この仕組みから、高い回転数を維持しないと草を引きちぎり続けることができず、回転数が落ちると絡まってしまいます。このため、金属刃よりも高い回転数を維持し続けるパワーが必要になるのです。

このため、ナイロンコードの切れ味はパワーに比例するといえ、できるだけパワーがある、目安としては、排気量25mL(cc)以上の草刈機(刈払機)が望ましいと言えます。特に電動式の草刈機はエンジン式に比べてパワーが劣るので注意しましょう。しかし、最近では省エネルギーのナイロンコードカッタも開発されていますので、お使いの草刈機(刈払機)に使用できるかどうか個別に確認することが重要です。

ナイロンコードの形状

ナイロンコードの切れ味は、形状に大きく影響します。コードの形状はスパイラル、丸型、角型(三角、四角)、スパイラル、ツイスト、スクリュー型、鋸(ノコギリ)、鮫牙型(ソーブレードナイロンコード)などがあり、素材も特殊ナイロンだったり、コード中にチタニウムを含有したチタニウムナイロンコード、メタリックコードなど、様々です。

  • 「丸型」は特に安全性が高く、耐久性に優れています。
  • 「角形」は丸型よりも切れ味に優れています。
  • 「スパイラル、ツイスト、スクリュー型」は螺旋状に紡糸されていて、耐久性、切れ味、静音性に優れます。
  • 「鋸、鮫牙型」は、他の型と比較して耐久性や切れ味に非常に優れています。
(コードの直径と長さ(mmx m)は製品まちまちです。目安としては1セット長さ1.5m程で、直 径3mm前後x15〜30mの商品が多いです)

このように形状でも様々なので、コンクリート、フェンスの際を刈るときは丸型、など用途によってコードの種類を変えるのもありです。ゼノアや山善、マキタ、オレゴン、三洋テグス、ハスクバーナなど、様々なメーカーのコードがあります。ホームセンターの園芸、資材、工具コーナーで実際に手にとって見比べるといいでしょう。

メーカー別の種類

各草刈機(刈払機)メーカーは、それぞれナイロンコードカッタを販売しています。マキタ(makita)、リョービ(ryobi)、ハイコーキ(hikoki)(旧 日立工機)、山善(yamazen)、高儀、丸山製作所、工進、ボッシュ(bosch)、オレゴン(oregon)のものなどが有名です。内容は、上記の自動式〜手動式、ナイロンコードの形状のどれかに当てはまります。お使いの草刈機(刈払機)に応じて、選択してみて下さい。

ナイロンコードカッターの使い方

ナイロンコードの巻き方、取り付け方、交換方法

ナイロンコードカッター自体の取り付け方は金属刃と同様に、草刈機(刈払機)にボルト、ワッシャー、カッターホルダーで挟み込むようにスプール本体を取り付け、しっかりボルトを固定することがほとんどです。

ナイロンコードが消耗し、なくなった場合は、取り替え用のナイロンコード(ナイロン製の紐)を購入し、スプールに巻いて取付けることになります。

スプールのボビンに巻いての取り付けはそんなに難しくはありません。ナイロンコードをそのカッターに適切な長さで切り(目安は1.3 〜1.5m)、コードの片方をU字型にして、ボビンの中央のくぼみに引っかけます。そして、引っかけたナイロンコード(紐)をボビンに強く巻きつけていきます。ナイロンコードは硬い上に弾力性があるため、U字部分を引っ掛けたり、その後巻きつけていく作業は少し経験が必要になります。巻いた後はロータを回転させ、きちんと動くかどうか確認しまょう。

最近では、ナイロンコードを穴に差し込んでくるくると回すとそれだけで巻き取りが済むタイプのナイロンカッタもあります。慣れない方はこのようなものを使うことがおすすめです。

ナイロンコードが切れてしまった場合の交換方法も同様です。引き出して使用できない場合は、上記のような手順で交換することになります。

まとめ

今日のナイロンコードはスパイラル、ツイスト、スクリュー型、鋸(のこぎり)、鮫牙型などがどんどん登場し、カッタの切れ味も高く、その安全性から非常に普及が進んでいます。ナイロンコードカッタはチップソーと異なり、広く草を刈り込、芝刈した後のような仕上がりになる点もポイントです。ブレード(刃、カッタ)は他に、金属刃、チップソー、樹脂ブレードと様々ありますので、ホームセンターやモノタロウ、楽天、amazonのようなe-shopなどを利用して、それぞれの特性に合わせてベストなものをチョイスしてみて下さい。

この記事を書いた人
農家web編集部

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