草刈りに必須！　おすすめのヘルメットやフェイスガード

草刈機や刈払機をつかって草刈りをする場合には、安全のためにフェイスガードや、ゴーグル、長靴など装備が大切です。帽子を使う人もいますが、できればヘルメットがおすすめ。段差がある場所や山林などでは、思わぬ転倒からも守ってくれます。

この記事では、草刈り時におすすめのヘルメットや、ヘルメット装着時に使えるフェイスガードについて、種類や違いを説明するとともに、おすすめの製品も紹介します。

ヘルメットの種類
フェイスガードの種類
おすすめのヘルメット・フェイスガード

ヘルメットの種類

刈払機の説明書などをみると、草刈をするときには「保護帽」をかぶることが推奨されていますが、保護帽とヘルメットとは違うのでしょうか。

ヘルメットとは、頭を守るためにかぶるプラスチックや金属などでできた、兜型の被り物の総称です。バイクや自転車に乗るときに使う「乗車用ヘルメット」や、スポーツ用の「スポーツヘルメット」工事現場などで使われる「作業ヘルメット」、「安全ヘルメット」、「軽作業帽」などがあります。

保護帽とは、一般的には「作業ヘルメット」「安全ヘルメット」と呼ばれ、法令の中では「保護帽」と表現されます。保護帽は、労働安全衛生規則や厚生労働省告示によって規格が定められており、それぞれの規格に合格したものだけが、保護帽と呼ばれます。

用途は、「飛来・落下物用」、「墜落時保護用」「電気用」にわかられています。草刈をするときに使うヘルメットは「飛来・落下物用」に合格したヘルメットを使用しましょう。

また通気孔が開いているものはヘルメット内の蒸れを防止します、遮熱加工がされている場合には直射日光を反射するので、夏の暑い日でも内部の温度上昇を防ぐことができます。

フェイスガードの種類

顔を保護するフェイスガードは、防護面、フェイスシールド、フェイスプロテクターなどとも呼ばれます。

フェイスガードには、シールド部分を直接頭からかぶって、装着する「かぶり型」、ヘルメットに金属などで直接装着させる「ヘルメット装着型」、ヘルメットとシールドが一体化した「ヘルメット一体型」などがあります。

ヘルメットと一緒に使う場合には、「ヘルメット装着型」か「ヘルメット一体型」がよいでしょう。かぶり型のものは、ヘルメットをかぶると装着できないものがほとんどです。

おすすめのヘルメット・フェイスガード

ヘルメット一体型

まず最初にヘルメットと同時に買うのであれば一体型もおすすめ。一体型にはヘルメットとフェイスガードがセットになっているものや、チェーンソーなどの使用時にも使える、耳栓（イヤーマフ）も一緒になっているものもあります。

トーヨーセフティーアンボプロテクター

トーヨーセフティーは、安全保護具の総合メーカーでヘルメットなどを中心に、防じんマスクや保護メガネなどを販売している日本の企業です。

アンボプロテクターのヘルメットは、「飛来・落下物　墜落時保護用」の厚生労働省保護帽検定合格品で安心して使うことができます。価格も市場価格で約6,000円前後と経済的。シールドはメッシュタイプと透明なPET製透明シールドタイプがあります。

トーヨーセフティー NEWアンボプロテクター頭・顔2点セットナイロン製メッシュシールド No.3223F ambo protector

パワーのある草刈機など、音が気になる人にはヘットフォンが付いているタイプもあります。チェーンソー用のヘルメットを、兼用されている方もいるのでそちらも候補にいれてみるのもよいでしょう。

チェンソー作業用ヘルメットの選び方、おすすめ品も紹介

チェンソーを使った業務に従事する際には、下肢の保護衣（チャップスや防護ズボン）はもちろんのこと、保護帽（ヘルメット）、保護眼鏡（ゴーグル）、耳栓（イヤーマフ）、手袋（グローブ）、靴（チェンソーブーツ）なども着用するようにしましょう。チェンソーは大変便利な道具ですが、その切断力ゆえ大事故につながることもある危険な道具でもあります。この記事では、チェンソー作業用ヘルメットの選び方とおすすめ品について紹介します。

ミドリ安全　フェイスシールド内蔵型ヘルメット　侍２

ミドリ安全は、2022年に創業70周年を迎え日本の安全衛生保護具の総合メーカーで、建築現場や医療現場などで、非常に多く使われている信頼のある企業です。

ミドリ安全の侍Ⅱは、フェイスシールド面が内蔵されているので軽く（565g）コンパクト、シールドの出し入れも簡単に行えます。。またシールドに返しが付いているので、飛来物をはね返し、首回りへの飛散を防止します。

ヘルメット部分は、「飛来・落下物用、墜落時保護用、電気用」すべての厚生労働省保護帽検定合格品。通気孔で頭の蒸れも解消します。少し価格は高め（市場価格1万円ほど）ですが、細かい部分にも気が使われている良品です。ヘルメットやバイザーなどの色も選べ、サイズも特大サイズもあります。遮熱仕様もあります。

ミドリ安全(Midori Anzen) ミドリ安全ヘルメット SC-21PCLVS RA3 KP 侍2 ホワイト/スモーク

ミドリ安全 SC-21PCLVS RA3 KP 侍2

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ヘルメット

ヘルメット一体型でなくとも、ヘルメットとヘルメット装着型のフェイスガードを別々に購入することももちろん可能です。

ヘルメット単体であれば、種類も豊富ですので、頭の大きい、小さいなどのサイズも選択肢が増えますし、自分に合った色や機能を選ぶこともできます。「飛来・落下物用」に合格しているヘルメットが安心です。

タニザワ　エアライト　飛翔special

谷沢製作所のエアライト飛翔specialは、涼しさを追求したヘルメットです。通常ヘルメットには、発泡スチロール製の衝撃吸収ライナーがセットされているのですが、これが蒸れの原因ともなっていました。そこでタニザワ独自の技術を使い、発砲スチロールを使わず安全性をクリア。通気孔2層構造で大きくなっていため、これにより風のとおり道を塞ぐ遮蔽物がない、また2層構造で通気孔も大きいためヘルメット内を風が通り抜けて蒸れを防ぎます。

さらに遮光加工されているものは、直射日光を反射して内部の温度上昇を抑える効果でさらに涼しく快適に使えます。女性用のさくらシリーズあります。

タニザワヘルメット工事用遮熱加工白エアライト通気孔飛来落下物墜落時保護 ABS 飛翔Special ST#1830-JZ(EPA)

DIC 軽量ヘルメット　軽神

とにかく軽いヘルメットがほしいなら、DICの軽神です。ヘルメットも、軽量なものは、首や肩などへの体への負担を軽くします。そこでDICの神軽は270gと業界最軽量。軽量でももちろん、厚生労働省の保護帽規格「飛来・落下物」「墜落時保護用」合格品ですので安全性の心配もありません。通気孔のないタイプと通気孔があるタイプがあります。夏など暑い時期に使うことの多い草刈り用としては、通気孔のあるAA17-Vがおすすめです。カラーバリエーションも豊富ですので女性にもおすすめ。