水稲

水田(田んぼ)畦畔の除草剤 畔を崩さないおすすめ除草剤は?

畔水稲

畦畔に除草剤を使うのは、畔が崩壊する恐れもあるため草刈りで、行っているという人もいるのではないでしょうか。

この記事では、畦畔での草刈りを省力化するための除草剤について、わかりやすく説明します。

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畦畔の除草

畦畔(けいはん)の除草は、労力がかかり農家の悩みの一つでもあります。畦畔の雑草は、大きくなりすぎると景観を悪くするだけでなく、害虫の発生にもつながります。しかし、畔は雑草の根が張ることにより、畔を維持しているため、安易な除草剤の利用は、畦畔や法面が崩れる原因ともなります。

そのため、畦畔の雑草は草刈りで行っている人が多いのではないでしょうか。鎌や草刈り機での除草は、労力もかかるだけでなく危険も伴います。除草剤の種類を選び、適切につかうことで草刈りの手間を大幅に減らすことができます。またグランドカバーや、防草シートを使っての防除も効果があります。

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畦畔におすすめの除草剤

畦畔は、農耕地です。農耕地登録のあるものしか使えません。

抑草剤

抑草剤は、除草剤の一種ですが雑草を枯らすのではなく、雑草の伸びを抑えて草丈を低く保つことができる薬剤です。抑草剤成分は除草剤と同じものが多いですが、薬剤の散布量、希釈率や対象雑草に散布する時期によって、雑草の成長を阻害します。

それぞれの薬剤により、効果が違うため、生えている雑草に合わせた薬剤選びも大切です。

グラスショート

有効成分はビスピリバックナトリウム塩3.0%

グラスショートは、水田の畦畔や農道用に作られた抑草剤で、茎葉処理剤です。雑草の茎葉から吸収されてチガヤなどの多年生イネ科雑草スギナ、ヨモギなどの多年生広葉雑草に対し、生育を長期間抑制します。一年生の広葉雑草やギシギシなどには、抑制ではなく枯死させます。選択制でグランドカバーにノシバを使っている場合にも使えます。

雑草を刈り取った後、草丈10㎝程度に散布することで効果を発揮します。効果は長いもので40日~50日のため、成長したら散布するを繰り返します(3回まで)

サンダーボルト007

有効成分 グリホサートイソプロピルアミン塩 30.0% 、ピラフルフェンエチル 0.16%

サンダーボルト007は、グリホサート系の除草剤ですが薬液の散布量を調整することにより、抑草剤として使うことができます。(10a当たり50ml~150ml)除草剤としても抑草剤としても使える便利な除草剤ですが、希釈量を間違えないように注意が必要です。

グリホサート系の除草剤なので、幅が狭く崩れる恐れのある畦畔や、土が崩れやすい傾斜地での使用は避けた方がよいでしょう。

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除草剤

多年生の雑草が多い畦畔には、根まで枯らさない接触型の除草剤の使用も検討できます。ただし連続使用により裸地期間が長くなると、畔が崩れることにつながりますので、散布時期には注意が必要です。

根まで枯らすグリホサート系は、畔が崩れても畔塗りなどで修復が容易に行える以外は、使わない方がよいでしょう。

バスタ液剤・ザクサ液剤

バスタザクサは非選択性茎葉処理剤で、速効性のあるグリホシネート系の除草剤です。両方とも農耕地登録されているため畦畔で使うことができます。

散布の適期は、雑草の草丈15~20cmが散布の適期です。非選択性のため、水稲にかかると薬害がでますので、散布防止カバーや霧なしノズルを使うなど、ドラフトしないように注意が必要です。

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プリグロックス

有効成分 ジクワットジブロミド 7.0%、パラコートジクロリド 5.0%

プリグロックスは、ジクワットジブロミド、パラコートジクロリドを有効成分とする、シンジェンタが販売するジクワット・パラコート液剤です。ビピリジニウム系に分類される除草剤の一つで、接触した部分だけを枯らす特徴を持っています。非常に速効性があり、農家の人にはなじみのある除草剤です。

非選択性の除草剤で、葉や茎が触れた部分のみ枯らすことができます。根までは枯らさないため、畦畔、傾斜地の崩れを防ぎ、モグラの移動を抑制してあぜの漏水の防止を促進します。

その他の防草

グランドカバー植物を植える

ランナー(ほふく茎)を伸ばして地面を被覆する性質をもつ、グランドカバープランツで畦畔を被うことで、他の雑草の侵入を防ぐ効果が期待できます。

グランドカバーには、センチピードグラスやクリーピングベントグラスなどの芝がよく使われます。景観も保たれ、きちんと定着できれば10年以上管理を軽減することが可能です。定着させるまでには雑草の除草も必要ですが、芝に影響のない選択制の除草剤などをつかって管理することができます。

防草シートで抑制する

防草シートとは、地面に敷くことで雑草の生長を抑制し、敷いた箇所に雑草を生えなくさせるシートです。

防草シート単体で使うこともありますが、防草シートとグランドカバープランツを組み合わせ、シートで雑草を抑制し、その表面にグランドカバープランツで被覆することで、畦畔を強化し景観をよくする効果もあります。

また雑草をうまく生かして、抑制されす雑草抑制シートなども開発されています。

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