オーレックの耕運機と管理機を紹介

【画像】欧米では農機具でなく、ガーデニング用品として分類されることが多い芝刈機などにも注目して、オーレックは海外展開を図っている耕うん機
耕うん機道具

プロ農家のみならず、家庭菜園や園芸をする上でも避けて通れない作業が、草刈りです。オーレック(OREC)は、草刈機除草機で国内シェア首位のメーカーとして大変有名ですが、耕運機管理機のメーカーとしても有名です。

この記事では、オーレック耕運機管理機を紹介します。

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オーレック(OREC)はどんな会社?

オーレック(OREC)は、草刈機除草機で国内シェア首位のメーカーです。「草と共に生きる」という理念を掲げており、福岡県八女郡広川町の本社から、全国および全世界へと様々な農業機械を供給しています。

オーレックの農業機械は、草刈機(mower)、除草機(weed)、管理機(tiller)、除雪機(snowplow)、消臭機(deodorize)として大別されています。このうち、管理機(tiller)のひとつとして、耕運機は位置付けられています。

もともと技術力の高い会社として知られており、大手総合農業機械メーカーのOEMとして製品供給していました。近年では、自社ブランド製品にも注力しており、販売力も高めています。その一環として、ショールーム機能を備えたブランド発信拠点「OREC green lab」を全国に展開し、地域と農や食についての交流をはかっています。果樹の栽培が盛んな地域を皮切りにオープンさせており、現在の開設状況は以下の通りです。

  • OREC green lab 長野
  • OREC green lab 弘前
  • OREC green lab FUKUOKA(福岡)

また最近では、貢献分野拡大のために新事業にも積極的であり、業界初の機構をもつ水田除草機「WEED MAN」、畜産消臭システム「Dr. MIST」などの開発でも注目を集めています。

株式会社オーレック ブランドムービー
「耕運」、「耕耘」、「耕うん」の違い

「耕運」は、正しくは「耕耘」と表記します。「耘」が常用漢字ではないため、「耕うん」と表記されることが多いです。ただし、新聞上では「耕運」と表記することが定められているため、一般には「耕運」と表記されることが普通となっています。

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オーレックの耕運機と管理機

オーレックの耕運機は、管理機のひとつとして位置付けられています。現行の管理機には、バーディー(BIRDIE)、ピコ(PICO)、エースローター(ACE ROTOR)の3シリーズがあります。いずれも乗用タイプではなく、歩行タイプです。耕運には用いないバーディー(BIRDIE)を除き、ここではピコ(PICO)とエースローター(ACE ROTOR)を紹介します。

ピコ(PICO)

ピコ(PICO)は、軽量で扱いやすいミニ耕運機のシリーズです。別売のアタッチメントを装備することで耕運以外の作業も行えますが、主眼は耕運に置かれています。シリーズ内での性能は大差ないので、機能や行える作業を比較して機種選びをするとよいでしょう。

SF400

最もコンパクトな1台で、自動車のトランクや軽自動車にも積めるサイズです。ただし、排気量99ccのカワサキ製エンジンを搭載しており、対応面積目安も120坪であるため、本格的な使用にも十分耐えます。

全長×全幅×全高(mm)1150×465×1140
重量(kg)47
最大出力(kw)2.3
馬力(ps)3.0
耕運幅(mm)400
走行前進2段
後進1段
対応面積目安(坪)120
希望小売価格(税込)156,200円

SF601

正逆耕運爪が標準装備されているため、固い畑でもパワフルに耕すことができます。正転および逆転の切り替えも、レバー操作だけで簡単にできます。

全長×全幅×全高(mm)1510×610×1060
重量(kg)78
最大出力(kw)4.6
馬力(ps)6.3
耕運幅(mm)500
走行前進2段
後進1段
対応面積目安(坪)270
希望小売価格(税込)206,800円

SF601D

固い畑でもしっかり耕せる一軸正逆ロータリーが採用されています。一軸正逆ロータリーでは、外側の爪が正転、内側の爪が逆転することで土をしっかり攪拌することができます。

全長×全幅×全高(mm)1510×610×1060
重量(kg)80
最大出力(kw)4.6
馬力(ps)6.3
耕運幅(mm)500
走行前進2段
後進1段
対応面積目安(坪)270
希望小売価格(税込)240,900円

SF601V

開閉式のロータリーカバーを利用することで、耕運だけでなく、アタッチメント不要の簡易畝立てを行うこともできます。

全長×全幅×全高(mm)1510×555×1005
重量(kg)85
最大出力(kw)4.6
馬力(ps)6.3
耕運幅(mm)375/520
走行前進2段
後進1段
対応面積目安(坪)270
希望小売価格(税込)217,800円

SF701

2速の高速耕運に加え、大径タイヤが採用されているハイエンドモデルです。広い畑で使いたかったり、深い耕運を求める場合におすすめです。

全長×全幅×全高(mm)1510×610×1090
重量(kg)80
最大出力(kw)4.6
馬力(ps)6.3
耕運幅(mm)500
走行前進3段
後進1段
対応面積目安(坪)270
希望小売価格(税込)228,800円

エースローター(ACE ROTOR)

エースローター(ACE ROTOR)は、耕運作業も行うことができますが、その他の管理作業に主眼が置かれたシリーズです。機種ごとに行える作業が大きく異なりますので、用途に応じて機種選定するとよいでしょう。

AR300

軽量コンパクトな一輪管理機です。狭い条間や中耕培土作業に適しています。アタッチメントの株間除草セットを装備することで、作物を残して雑草のみかき取ることが可能です。

全長×全幅×全高(mm)1280×585×1000
重量(kg)46
最大出力(kw)2.3
馬力(ps)3.0
耕運幅(mm)170/300
走行前進2段
後進1段
対応面積目安(坪)
希望小売価格(税込)206,800円

AR400

逆転2段のロータリーで、畝を立てる作業、土の片寄作業などに適しています。

全長×全幅×全高(mm)1335×570×805
重量(kg)57
最大出力(kw)3.0
馬力(ps)4.2
耕運幅(mm)150~300
走行前進2段
後進1段
対応面積目安(坪)
希望小売価格(税込)228,800円

AR660

ハンドルを180度回転させることができるので、フロント作業が可能です。中耕培土や溝掘作業など幅広い用途に対応します。

全長×全幅×全高(mm)1400×570×670
重量(kg)64
最大出力(kw)4.6
馬力(ps)6.3
耕運幅(mm)400
走行前進3段
後進1段
対応面積目安(坪)
希望小売価格(税込)253,000円

AR607N

ネギ専用機です。タイヤではなく、ゴム付鉄車輪が採用されています。AR707NFと比べ、エンジンのスペックで劣ります。

全長×全幅×全高(mm)1450×560×740
重量(kg)78
最大出力(kw)4.6
馬力(ps)6.3
耕運幅(mm)200~300
走行前進4段
後進1段
対応面積目安(坪)
希望小売価格(税込)291,500円

AR707NF

ネギ専用機です。タイヤではなく、ゴム付鉄車輪が採用されています。AR607Nと比べ、エンジンのスペックで勝ります。

全長×全幅×全高(mm)1450×560×740
重量(kg)78
最大出力(kw)5.1
馬力(ps)7.0
耕運幅(mm)200~300
走行前進4段
後進1段
対応面積目安(坪)
希望小売価格(税込)335,500円

AR604

様々なアタッチメントを装備できるハイエンド機です。サイドクラッチ付きなので、小回りも利きます。

全長×全幅×全高(mm)1450×560×730
重量(kg)86
最大出力(kw)4.6
馬力(ps)6.3
耕運幅(mm)500
走行前進3段
後進2段
対応面積目安(坪)
希望小売価格(税込)297,000円

AR704

AR604の機能そのままに、エンジン性能が高められています。サイドクラッチ付きなので、小回りの利きもそのままです。

全長×全幅×全高(mm)1450×655×740
重量(kg)87
最大出力(kw)5.1
馬力(ps)7.0
耕運幅(mm)600
走行前進3段
後進2段
対応面積目安(坪)
希望小売価格(税込)332,200円
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使用できるアタッチメント

オーレックの耕運機と管理機では、アタッチメントを使用することで耕運以外の様々な作業をすることができます。ただし、耕運機と管理機ごとに対応するアタッチメントが決まっており、使用できるものと使用できないものがあります。

ピコ(PICO)シリーズにおけるアタッチメントの対応状況は、以下の通りです。なお、エースローター(ACE ROTOR)シリーズでは、除草ローターなどのアタッチメントにより、さらに多彩な作業をすることができます。除草ローターは、他社ではスパイラルローターなどともよばれる製品で、地表面を薄く削り取ることで除草を実現します。

ML培土板ミニアポロ培土板プラスアポロ培土板SFシャトル培土板プラ溝浚器プラスSF内外盛整形器移動車輪ムーブキャスター整地板セット黒大豆土入セット畦切機イチゴセット
SF400×××××××××××
SF601×××
SF601D××××
SF601V××××
SF701×××

まとめ

オーレック(OREC)は、草刈機や除草機で国内シェア首位のメーカーです。「草と共に生きる」という理念を掲げており、福岡県八女郡広川町の本社から、全国および全世界へと様々な農業機械を供給しています。

部品やパーツにいたるまで自社製造しているため、製品の組み付けがよく、一体感のある丈夫な仕上がりになると評されています。細部へのこだわりが、カタログに記載されたスペックには表れない製品外観のスマートさ、高い耐久性などの品質につながっています。また、自社で製品図面を押さえているだけでなく、パーツリスト、取扱説明書、メンテナンス方法などの資料や情報も積極的に公開しており、この点からも優れた企業姿勢が見てとれます。

オーレックの農業機械は、草刈機(mower)、除草機(weed)、管理機(tiller)、除雪機(snowplow)、消臭機(deodorize)として大別されています。このうち、管理機(tiller)のひとつとして、耕運機は位置付けられています。

なお、代表的な耕運機メーカーとして、クボタ(KUBOTA)、ヤンマー(YANMAR)、イセキ(ISEKI)、三菱(MITSUBISHI)、ホンダ(HONDA)、マキタ(makita)、リョービ(RYOBI)などもあります。これから耕運機を探すという人は、あわせてチェックしてみてもよいかもしれません。

この記事を書いた人
農家web編集部

農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。
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