初心者におすすめの草刈機や選び方、使い方のコツ

初心者におすすめの草刈機や選び方、使い方のコツ 初心者

草刈機は、雑草の草刈りや草むしりは大変な重労働です。草刈機があれば、雑草が生い茂った広い場所でも簡単に除草することができます。しかし草刈機を初めて使う初心者の方は、どのような草刈り機を選べばよいのか、また使い方などわからないことが多くて不安になることもあるのではないでしょうか。

この記事では初心者の方にも使いやすい草刈機の選び方や、おすすめ製品、使い方をまとめています。

草刈機の選び方

草刈機を初めて使う人には、どんな草刈機がよいのでしょうか。選び方のポイントを説明します

  • 動力は電動式がおすすめ 草刈機(刈払機)の動力は電動式とエンジン式があります。エンジン式はパワーもあり、燃料を継ぎ足せば長時間使えるなどメリットがあります。しかし燃料はガソリンを使い、排気ガスも発生し、運転音がかなり大きくなります。またエンジン式はスタートにもコツがいるため、初心者にはおすすめしません。コンセントがある場合は電源コード式を、リチウムイオンを使った充電式はコードレスで使えて便利です。スイッチ一つで簡単にスタートでき、エンジン式より軽量です。
  • 安全性の高い刃を選びましょう 草刈機の事故は残念ながら毎年多く発生しています。正しい使い方や服装をするのはもちろんですが、事故が起こりにくい刃を使うのが初心者の方にはおすすめです。安全なのは「ナイロンコード」や「樹脂刃」です。素材がナイロンや樹脂なので、当たったとしても大きなケガにはなりにくく、キックバックがおきないので安全に使うことができます。
  • 目的の場所、除草する雑草にあったパワーと刈刃を選ぶ庭など狭い場所で柔らかい草しか生えていない場所では、それほどパワー必要ありません。パワーがあれば、広い場所や硬い草も刈り取ることが可能です。また刃もナイロンコードも硬い草は苦手なので、硬い草がよく切れるチップソーなど他の刃とも交換できる草刈機などがよいでしょう。充電式草刈機であれば、18V程度であればある程度の場所や草に対応できます。農家などパワーが必要な人はそれ以上のものにしましょう。
  • 信頼のあるメーカーのものを選びましょう。草取りや草むしりを楽にする草刈り機は刈刃で草を刈り取る機械です。一番に安全を考えてください。信頼のあるメーカーのものを選びましょう。

力のない女性のための選び方の記事もあります。女性の初心者の方はこちらも参考にしてください。

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初心者におすすめの草刈機

初心者の方には、電動式が簡単に使えておすすめです。充電式草刈機では、マキタ(makita)の製品は人気があります。家庭用の草刈機から、農家でも使えるハイパワーなものまで幅広くそろえています。

「MUR193DSF」は価格も手ごろで、初心者に安心のナイロンコードが使えるタイプ。パワーも18Vあるので庭だけでなく、ある程度の広さも使えます。家庭の庭だけで使うのでしたら、「MUR100DSH」はパワーは10.8Vですが1.8kgと軽量で、ナイロンコードもしくは樹脂刃が使えるのでそちらもおすすめです。その他マキタには刈刃が交換できるものや、高機能の製品もあります。詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください。

その他にも、京都に本社を置く工進の「充電式草刈機 SGR-1820」はナイロンコードと樹脂刃がついているて、18Vでありながら1.8kgと軽量で、女性やシニアの方向けに作られた製品ですので初心者の方にもおすすめです。

その他、山善や京セラ、ボッシュなどの製品は電源式草刈機としては、信頼のできるメーカーで初心者の方におすすめです。これらの製品の特徴や、エンジン式の草刈機についても、初心者におすすめの製品を紹介した記事もありますので、こちらも参考にしてください。

草刈機の使い方

草刈機の基本的な動かし方は、下記に記載しております。障害物に当たらないように気をつけましょう。

安全に効率よく草刈りをするには事前準備が大切です。草刈機の点検をし、事前に草刈りする場所を歩いて、障害物を取り除きます。また服装も重要です。説明書を注意事項を必ず読み、正しく使用しましょう。

  1. 肩掛けバンドを装着し、草刈機(刈払機)の本体が体の右側になるようにセットします。刃が地面と平行になるよう肩掛けバンドやハンドルを調整します。
  2. 半径15m以内に人や動物などが居ないことを確認して、スイッチを入れます。草刈機(刈払機)は刃がチップソーや金属刃の場合は、右→左に、1.5m程度の範囲内を守って動かし、前に前進して刈り取ります。(ナイロンコードの場合は左→右に切ると粉砕した草が自分の方に飛んでこず服が汚れません)

使う刃によって、使い方のコツや事前準備の詳細はこちらの記事で紹介していますので、こちらも参考にしてください。

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草刈機(刈払機)の種類

草刈機の選び方で、用語など不明な場合はこちらで草刈機の種類について、まとめています。

動力

草刈機(刈払機)の動力は、電源式とエンジン式があります。

エンジン式草刈機(刈払機)とは、無鉛ガソリン等の燃料で草刈り機エンジンを起動させ草を刈る機械です。電動草刈機(刈払機)とは、電気の力で草刈り機エンジンを起動させ草を刈る機械です。コンセントの電源を使用するタイプと、リチウムイオンバッテリーを使用した充電式のコードレスタイプのものがあります。

草刈機を初めて使う場合は、電動式がおすすめ。掃除機のように電源を入れてスイッチをいれるだけで、すぐに草を刈ることができます。充電式はコンセントのない場所でも使え、取り回しやすいですがコンセントタイプよりバッテリーの分重さがあり、値段も高くなります。

エンジン式草刈機(刈払機)はガソリンを入れるため、排気ガスや騒音の問題もあります。またエンジンをスタートさせるのも少しコツがいるものもあります。パワーが必要で長時間つかう農家などではエンジン式はよく使われます。初心者で使うのは電源式より難易度が高いので、機械に自信がある、もしくは周りに指導してくれる人以外は電源式がおすすめです。

草刈機には、刈払機、自走式草刈機(モアー)、乗用式草刈機(乗用モアー)、自動草刈機ラジコン草刈機など多くの種類があります。

その中でも多く使われるのが刈払機です。刈払機は、機械を肩掛け、もしくは背負い、両手でハンドルを握って、先端についている刃で生えている雑草を刈る草刈機の一種です。しかし最近は一般の人も刈払機を使うようになり、草刈機の方がわかりやすいため背負い式草刈機(刈払機)、肩掛け式草刈機(刈払機)と呼ばれること多くなってきています。

初心者の人には、肩掛け式草刈機(刈払機)がよいでしょう。背負い式草刈機(刈払機)はエンジン式のものがほとんどで、長時間作業が必要で山など段差が多い場所に向いている草刈機です。刃が足元に近づきやすいので、草刈機に慣れている人におすすめします。

刈刃(ブレード)について

次に、草刈機の刃の種類について説明します。草刈機には、チップソー・ナイロンコード・金属刃などがあります。

チップソー

チップソーは、鋼製の丸、円盤型の鋸(ノコギリ)の刃先部分に超鋼のチップをロウで接着し研磨したもので、刈刃の主力といえます。

切れ味がよく、太い葉茎もバシバシ刈り取りできます。しかし刃が障害物にあたるとキックバックという現象や、刃が欠けて飛んでくるなど危険性も高いので取り扱いには注意が必要です。チップソーを使いたい初心者の人には、広い場所でチップソーを使い、キワ刈りなど障害物に当たりやすい場所ではナイロンコードを使うなど、使い分けるとよいでしょう。

ナイロンコード

刃の部分が、テニスラケットのガットのような、紐式のナイロンコードになっている刈刃で、高速回転させることで、雑草を削り切り、刈り込むものです。

刃ではなくナイロンの紐のため、障害物にあたっても刃が飛んだり、キックバックもおきません。安全性が高く初心者におすすめの刃です。ただし、コードが高速回転するため小石や、枝などが飛び散りやすいので飛散防止が必要です。またチップソーよりパワーが必要です。

金属刃

硬い金属で出来た刃。ノコギリ状の2枚刃から8枚刃などがあります。チップソーが出てくる前はこちらが主流で、耐久性が強く研磨して長く使うことができ経済的で、農家の方には根強い人気があります。ただしかなり重たく、刃が欠けたりキックバックがおきるリスクもたかいので、初心者の方にはおすすめしません。

樹脂刃

樹脂でできている小型ナイフのような形状のブレード(刃)で、リールを中心に高速で回転することで草を切断するもの。

樹脂刃は、障害物に当たっても金属刃に比べて、当たると樹脂刃が引っ込むために衝撃は少なく、ナイロンコードカッターと同じく、キックバックが起こりにくいという特性があります。また、チップソーやナイロンコードカッターと比べて、使用時の騒音はかなり小さいです。音が小さいことは、樹脂刃の最大の特徴だと思います。

ナイロンコードカッターの安全性を持ちつつも、静音性に優れ、ある程度の切断力も期待できる、ナイロンコードカッターとチップソーのハイブリッドのようなブレード(刃)であるといえ、初心者や女性にもおすすめ

しかし摩耗が早いことや、切れ味が落ちやすいことなどのデメリットもあります。また樹脂刃はそれほど普及していないため、種類があまりありません。樹脂刃を使いたいならマキタの草刈機がおすすめです。

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