イチジク

イチジク そうか病におすすめの農薬やその他の対処法

イチジクの木 イチジク

イチジクのそうか病は、果実にも発生し外観品質が悪化します。ここではイチジクがそうか病にかかってしまった対処法の他、原因や予防や治療に使えるおすすめの農薬について説明します。

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農家web編集部
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そうか病の特徴・症状

そうか病の原因・特徴

そうか病は、カビ(糸状菌)の一種が原因で起こります。

日中の平均気温が15℃以上になり雨が降るとそうか病の分生胞子の形成され、病気の発生が増加します。イチジクでは5月頃から発生が増え収穫まで続きます。

冬に落葉した葉や枝の病斑で菌糸となり越冬し、翌春の発生源となります。その後は雨や風などにより分散して広がります。一度感染すると翌年も発生する可能性が高いため、事前の防除が大切です。

そうか病の症状

イチジクのそうか病は、葉,新梢,果実に発生します。生育初期の柔らかい組織に発生が多い。葉の症状は発生当初は、葉の表に褐色の小さな斑点が生じ次第に大きくなり、結合して葉の奇形などをおこすこともあります。

果実には発生当初は、濃褐色の小斑点が多数生じて、症状が進むと結合してコルク化した大きな病斑となります。病斑は果実の中には影響しませんが、外観が著しく悪くなるため商品価値が下がります。

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イチジクがそうか病にかかってしまった時の対処法

いちじくがさび病にかかってしまった場合は、まずは二次感染を防ぐため発病している発病している葉や新梢は、切り取って処分します。

切り取ったした葉や枝は胞子がとばないように注意し、袋などにいれて廃棄しましょう。また切り取る際につかったハサミなどは、消毒を必ず行いましょう。

その後は、そうか病に適用のある農薬を散布します。薬剤にもよりますが7日に1度、に2~3回散布しましょう。その後は、他の葉に症状がでていなければ薬剤が効いています。効果がないようであれば、違う系統の農薬を散布します。

農薬の選び方・使用方法について

イチジクに使える農薬は、作物名に「いちじく」の記載の他、「果樹」と書かれた農薬が使えます。

予防として使うのであれば、散布時期は地域にもよりますが梅雨上げ後の、5月から7月。同時期に発生する疫病やさび病にも効果のある農薬を使い3~4回散布します。

農薬を使う場合には薬剤耐性菌の発生を防ぐため、連続して散布する場合には、同じ系統の農薬を続けて使うのは避け、違う系統の農薬を使う、ローテーション散布をしましょう。商品名が違っても同じ系統の農薬もあるので、系統は殺菌剤にはFRACコードが違うものを選びます。

また農薬は水に薄めて使うものがほとんどです。農薬の希釈の方法については下記の記事も参考にしてください。

イチジクのそうか病に使える農薬

イチジクに適用のある農薬について、作用性の異なる農薬を紹介します。ローテーション散布する場合などに参考にしてください。

農薬名希釈倍率使用液量使用期間使用回数使用方法FRACコード備考
トリフミン水和剤2000倍
200〜700㍑/10a
収穫前日まで3回以内散布予防効果と治療効果にも優れた殺菌剤です。
浸透移行性もあるので長く効果が続きます。
さび病と同時防除も可能です。
アミスター10フロアブル1000倍200〜700㍑/10a収穫前日まで3回以内散布11予防効果と治療効果にも優れた殺菌剤です。
雨に強く、浸透移行性で長く効きます
さび病、疫病、黒葉枯病
と同時病所も可能です。
トップジンM水和剤
2000倍
200〜700㍑/10a収穫7日前まで5回以内散布予防効果と治療効果にも優れた殺菌剤です。
優れた浸達性・浸透移行性、耐雨にも優れています。
黒カビ病、株枯病、黒葉枯病との同時防除が可能です。
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農薬を使用する際は必ず登録内容を確認の上、希釈倍率、使用量、回数を遵守しましょう。

イチジクのそうか病の農薬以外の予防対策

そうか病の防除には薬剤だけでなく栽培環境の改善が大切です。発生前の薬剤の散布以外の対策について説明します。

落葉処理

イチジクのそうか病は、冬の落ち葉についた菌が翌年の発生源となります。落葉は集めて廃棄、焼却処理を徹底しましょう。落葉の処分は他の病害虫の予防にもなります。

剪定

イチジクのそうか病は、前年の被害枝で越冬した菌が翌年の発生源となります。被害枝や葉は剪定しましょう。

またカビ菌の原因は過湿です。風通しをよくし、弱った葉や枝を剪定することは病気の発生を防ぎます。冬には剪定や間引きを行いましょう。

健全な株の育成

窒素が過剰になり徒長、過繁茂などの状態になると、発病が多くなります。

健全の株の育成のためには、日当たり、風通しを良くする。肥料は休眠期の石灰の施肥や生育期の窒素、カリウムなどを効果に与えましょう

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執筆者・監修者情報
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編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

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