小松菜の防除

小松菜に使えるおすすめの農薬

小松菜の防除

作物を栽培するにはさまざまな病害虫の対策が必要です。ここでは小松菜に発生しやすい病害虫と、それを防除するためのおすすめ農薬、そして小松菜栽培に使える除草剤もあわせて紹介します。

この記事の執筆者・監修者
農家web編集部
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小松菜に発生しやすい病害虫とおすすめ農薬

アブラムシ

アブラムシカメムシ目アブラムシ科に属する昆虫です。世界に4700種類、日本に700種類もいるともいわれ、大きさや色もさまざまです。

コマツナ栽培では、春から初夏にはモモアカアブラムシ、秋から初冬にかけてはニセダイコンアブラムシが発生します。

アブラムシは直接作物の汁を吸うことで作物に被害をもたらすだけでなく、排泄物を作物にかけ、黒いスス上のカビを発生させ光合成を阻害したり、ウイルスを運ぶため作物に大きな被害をもたらします。

防除は農薬だけに頼らず、防虫ネットや紫外線除去フィルムなどの物理的防除を行い、飛来、定着を防ぐことが大切です。

小松菜(こまつな)に適用のあるおすすめのアブラムシの農薬

アブラムシは同じ系統の農薬を使うと、抵抗性が発生しやすいため異なる系統の農薬をローテーション散布しましょう。特にモモアカアブラムシはすでに地域により抵抗性の発生している農薬(ネオニコチノイド、有機リン、合成ピレスロイド)がありますので、地域で確認しましょう。

農薬名IRACコード特徴
ウララDF29新しい作用性をもっており、抵抗性アブラムシにも効果があります
トランスフォームフロアブル4C新しい作用性をもっており、抵抗性アブラムシにも効果があります
ムシラップ食品添加剤をベースとした殺虫殺菌剤 家庭菜園でも使いやすい
オルトラン粒剤1B有機リン系の農薬でモモアカアブラムシに効果の高い薬剤です
粒剤で、植え付け時に播溝土壌混和して使います。

萎黄病(いおうびょう)

萎黄病(いおうびょう)は、フザリウム菌という糸状菌(カビ)の一種が原因でおこる病気です。典型的な土壌伝染性病害の一つで、一度感染すると毎年発生する厄介な病気です。

発病すると、下葉の片側から網目上に淡黄色になり、次第に葉や株全体が黄化し、萎れて枯死します。収穫まじかでは急激に青枯れし、その後黄化することもあります。根の内部も褐色に変化します。

夏の高温期に発生が増えます。発生後の防除は難しいため、被害株はすみやかに抜き取りとり、収穫後の残渣を残さないようにします。萎黄病が発生してしまった圃場では土壌消毒が有効です。

小松菜(こまつな)に適用のあるおすすめの萎黄病の農薬

白さび病

白さび病(しらさびびょう)はAlbugo macrospora (アルブゴ・マクロスポラ)というカビ(糸状菌)の一種が原因で起こる病気で、葉に白い粉を吹いたような病斑ができるのが特徴です。

発病温度は15℃前後の涼しく湿度が高い環境を好み、小松菜栽培では露地栽培の 4~6月、10~11月頃に発生します。感染は、前年の被害残渣や感染したほかの作物から、風で飛ばされた菌が葉や茎などに付着し、雨水や朝露などを通して作物内に入りこみ、感染が広がります。

白さび病に感染すると、葉の表面に淡い黄緑色の斑点が現れ、次第に黄色に変色します。また葉の裏側には白い粉を吹いたような、こぶ状の菌体が付着します。放置すると株全体が白色の菌体に包まれ、他の株も蔓延し圃場全体にも広がり、商品価値もさがるため収穫が全くできない状況になるため、早期の対応が重要です。

小松菜(こまつな)に適用のあるおすすめの白さび病の農薬

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小松菜栽培に使える除草剤

畑では、まず雑草を生えさせないことが大切です。体系的に防除するのであれば定植前後の雑草発生前に「土壌処理剤」で雑草の発生を抑制し、その後に発生した雑草に対して「茎葉処理剤」を散布します。

小松菜栽培に使えるおすすめの除草剤

その他小松菜の病害虫の防除について

小松菜はそのほかにもヨトウムシキスジノミハムシハダニべと病、炭疽病などの被害にあうことがあります。

小松菜に適用のある農薬を探すには、下記の「農家web農薬検索データベース」からほぼすべての農薬を検索できます。

小松菜に使える農薬は「こまつな」以外にも、野菜類やあぶらな科野菜、非結球あぶらなか科葉菜類に適用がある農薬も使えます。農薬検索データベースなら、検索対象拡張をONにするだけでこまつなに使える農薬が簡単に検索できます。

栽培に役立つ 農家webのサービス

農家web 農薬検索データベース

作物に適用がある農薬を一覧で探したいときには、「農家web農薬検索データベース」が便利です。

検索機能は、適用作物・適用病害虫に合致する農薬を探す「農薬検索」、「除草剤検索」をはじめ、さまざまなキーワードで検索できる「クイック検索」、農薬・除草剤の製品名で検索できる「製品検索」、農薬・除草剤に含まれる成分名で検索できる「成分検索」の4つで、農薬・除草剤の作用性を分類したRACコードや特性、 効果を発揮するためのポイントなど実際の使用に役立つ情報も知ることができます。

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農家webかんたん農薬希釈計算アプリ

除草剤、殺虫剤を代表する農薬の液剤は、かなりの割合が原液で、水で希釈して散布するのが一般的です。希釈倍率に合わせて水と混ぜるのですが、希釈倍率が500倍、1000倍と大きく、g(グラム)やL(リットル)などが入り混じっていて、計算が難解だと感じる方も多いのではないでしょうか。

農家webかんたん農薬希釈計算アプリ」は、使用する農薬の希釈倍数を入力し、散布する面積などから薬量・液量を算出します。面積の単位や薬剤の単位も簡単に行えます。

ラベルを見て希釈倍率を入力するだけでなく、農薬検索データベースと連携しているので、使いたい製品・適用ラベルを選択することで、希釈倍数を自動入力することができます

農家web かんたん栽培記録

作物を栽培するときに、植え付けから収穫までの栽培記録をつけることは、作物の安全性を守る他にも、ノウハウを蓄積し、よりよい作物を栽培するためにも大切な作業です。

農家webのかんたん栽培記録はこれひとつで、無料で作物ごとに栽培記録できるだけでなく、その作物に発生しやすい病害虫やおすすめ農薬、また農薬に頼らない防除方法も、簡単にカレンダーから確認することができます。会員登録すれば、LINEに予察情報も届きます。パソコン等が苦手でも、タップで簡単に作業日誌をつけられます。

執筆者・監修者情報
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農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

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