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アジサイ肥料

アジサイ(紫陽花)の肥料の時期とやり方

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アジサイ肥料時期 アジサイ肥料

梅雨の頃になると、ピンクや青色の美しい花を咲かせてくれる紫陽花(アジサイ)は、日本だけでなく世界中で愛されている花木です。庭木や鉢植えとしても人気が高い草花で、日本だけでなく世界中で栽培されています。

開花株を購入したりプレゼントとしてもらったアジサイは、肥料をしっかりあたえれば来年も美しい花を咲かせます。この記事では、アジサイに肥料はいつやるのか、肥料時期や与え方などをわかりやすく説明します。

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アジサイに肥料を与える適期は?

基本的な肥料のやり方は、冬に、春から夏にかけてアジサイの花をしっかりと咲かせるために「寒肥」を、花が咲いた(開花)直後に与える翌年の花芽を育てるために追肥(お礼肥)を施肥します。

その他は、明らかに葉っぱや茎の成長が弱っているときには、速効性のある追肥を少量施肥して、様子を見るようにしましょう。

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アジサイの肥料時期と与え方

それでは、季節ごとの肥料と与え方について鉢植え・庭植え別に詳しく説明します。関東より西を基準としております。寒冷地では約2週間遅れとなります。

アジサイ肥料時期とやり方 年間スケジュール
  • 春は施肥不要

    あじさいは生育期に入りますが、花が咲くまでは肥料は不要です。

  • 夏はお礼肥

    5月下旬~7月中旬ごろまでが開花時期です。開花が終わったらお礼肥として緩効性肥料を追肥します。

    今年購入した開花株は、花が終わったら植え替えをします。一回り大きな鉢に、根鉢を一回りほど崩してから、新しい用土に植え替えます。肥料はこの時与えず、10日ほどたってから緩効性肥料を置き肥します。

    庭植え(地植え)する場合は、掘り起こした土に腐葉土を混ぜてから植えつけましょう。肥料は油かすなどの固形肥料を施します。

  • 秋はちょっと施肥

    庭植え(地植え)は、肥料は必要ありません。鉢植えは、9月に液体肥料を10日に1度、規定量で希釈して水やり代わりに与えます。10月以降は与えません。

    11月~3月までが、植え付け・植え替えの時期です。用土に有機質の緩効性肥料を施してから植えつけしましょう。

  • 冬は寒肥

    12月下旬から2月上旬までに、寒肥を施します。11月に植え替え・植えつけした場合は行いません。

    庭植えは、株の周りを3~4か所浅く掘って、有機質肥料を1度施します。鉢植えは、施肥量を少なめにして、2~3回に分けて有機質肥料を施します。

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アジサイにおすすめの肥料

寒肥や追肥には、緩効性肥料・遅効性肥料がおすすめです。有機肥料を使いたい場合には油かすがおすすめです。鉢植えやベランダで栽培するときは有機肥料は臭いや虫が気になるという場合は緩効性の化成肥料をつかうとよいでしょう。

葉の色がうすくなったり、生長が遅い時には速効性のある液体肥料(液肥)がおすすめです。おすすめの商品などは、詳しい記事があります。

その他 アジサイ栽培のポイント

アジサイ鉢

栽培管理

アジサイは、日陰でも育つと思われていますが、耐陰性もありますが、できれば日の当たる場所で育ててあげると光合成ができ、生長がよくなります。

耐寒性は強く耐暑性はあまり強くありません。耐寒性もありますが乾燥した寒風にあたると枯れてしまうこともあります。鉢植えは冬は寒風のあたらない場所で管理しましょう。庭植えの場合は寒冷紗などで防寒しましょう。

夏は鉢植えは梅雨以降から9月中旬までは、明るい日陰で管理し直射日光のあたらないようにしましょう。

水やり

アジサイは鉢植えは水切れには注意が必要です。表土が乾いたら、鉢底から水がでるまでたっぷり与えます。特に4月から9月の生育期は水やりを怠ると、葉がすぐしおれてしまいます。やりすぎには注意が必要ですが毎日様子を見てあげましょう。夏の乾燥時期は朝と晩の2回与えます。

庭植えの場合は夏の乾燥が続いたときに、与えます。涼しい朝か夕方に与えます。

剪定

翌年に花つきをよくするためには、花が終わったらすぐに剪定(花がら摘み)を行います。花のついた枝を花から2節下で、切り戻します。花の終わりがわかりにくいですが、花が裏返ったら花が終わった印です。早めに剪定しましょう。

また庭植え(地植え)は、株元が混みあっている場合は、11月~3月上旬に混みあった枝や、枯れた枝を切り取っておくと病気を予防することもできます。またカシワバアジサイは、剪定をしないと幹ができて大きくなりすぎるので若木のうちから剪定をしましょう。

アジサイの色を変えるには?

アジサイは、土壌の酸性度や施す肥料によって花色が変わってきます。具体的には、青色系は弱酸性の土に、ピンク・赤色系は弱アルカリ性の土に適します。

このため、青系の花色にしたいのであれば未調整のピートモスを混ぜ酸性の土壌に、ピンク系の花色や赤花にしたいのであれば石灰(有機石灰や苦土石灰など)を混ぜて弱アルカリ性の土壌にしましょう。

植え替え

開花株を購入した場合は、その年の花がおわったらすぐに植え替えをしましょう。また鉢植えは2年~3年に1度は植え替えをしましょう。11月~3月が適期です。

  1. 株を鉢から抜きます。
  2. 根鉢をほぐして古い土を3割程度落とします
  3. 一回り大きな鉢に、新しい用土を入れて植えつけます。
  4. ジョウロでたっぷり水を与えます

用土は、水はけのよいものを使いましょう。市販のアジサイの土でもよいです。自分で配合する場合は赤玉土小粒7・腐葉土3などがよいでしょう。

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増やし方

アジサイは実生(種まき)、挿し木、とり木で増やすことができますが、挿し木で増やすのが簡単です。アジサイの挿し木は、生育期に今年伸びてきた新しい枝を挿して増やす「緑枝挿し」と休眠期の冬に剪定した枝を使って増やす「休眠挿し」があります。

土に挿すだけでなく、水栽培でもふやすことができます。生命力の強いアジサイは苗からだけでなく切り花からも増やすことができます。

病害虫

アジサイはオオミノガ、カイガラムシアブラムシスリップスコガネムシ、カイガラムシ、ナメクジ、ハマキムシの幼虫、ネコブセンチュウが発生して寄生しやすいです。野外であればある程、発生し易いといえます。これらの虫が発生した時は、粘着テープで除去する、また殺虫剤などの薬剤で駆除、防虫する方法があります。どちらにせよ、早く対応するに越したことはないので、発見した時はすぐに駆除し、防除を心掛けるようにしましょう。

また、病気としてはうどんこ病灰色かび病、葉枯れ病などがあります。 

多く発生している場合は、殺虫殺菌スプレーの「ベニカ」シリーズで害虫退治するのがおすすめです。(ホームセンターのガーデニング・園芸、ガーデニンググッズコーナーによく置かれています)

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まとめ

アジサイは、アジサイ属(Hydrangea)は約75種があり日本で自生する落葉低木。花色も赤色や青色だけでなく紫・白・ピンクなどさまざまあります。ガクアジサイ・ヤマアジサイ・タマアジサイなどは日本特有の品種で古くから日本で栽培されています。

最近は、母の日のプレゼントとしても人気が高く、5月になるとたくさんの開花株が園芸店やホームセンターなどに多く並びます。アジサイはあまり手をかけなくても、毎年花を咲かせてくれます。ぜひ手にいれてガーデニングを楽しんでみてください。

執筆者・監修者情報
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農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

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