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農業ドローン道具

クボタの農業用ドローンの価格は?製品一覧とあわせて紹介

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クボタ社屋の写真 農業ドローン

クボタ(kubota)は言わずと知れた大手農機メーカーです。日本のみならず世界の農機業界を牽引する存在ですが、意外なことに農業用ドローン分野に参入したのは2017年になってからのことです。それだけに現場からの期待は大きく、購入を検討している人にとっては、とりわけ価格が気になるところです。

この記事では、クボタ(kubata)の農業用ドローンの価格を製品一覧とあわせて紹介します。

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農業用ドローンを使ってできること

近年急激に身近になってきているドローンですが、営農や農作業の場面においても、さまざまな用途でドローンの活用が検討されています。

農薬・肥料・種子の散布

これまで、農薬・肥料・種子の空中散布には主として無人ヘリコプターが利用されてきました。近年では無人ヘリコプターに加え、ドローンが利用されるようになってきています。無人ヘリコプターと比較して、機体が小型で廉価であるため、労働負担の軽減や作業性の向上(山間部における果樹への散布等)、コスト削減効果などが期待されています。

リモートセンシング

カメラを搭載したドローンでほ場を空撮して画像の分析を行うことにより、作物の生育状況、病害虫の発生等の可視化が可能となります。これらは人工衛星から撮影された画像を活用して行われてきたものですが、ドローンの活用により、より容易に情報を取得することができるようになり、これまで目視で行ってきたほ場の見回り、生育状況の確認に要する時間を大幅に削減しつつ、適切な防除や追肥、収穫による品質・収量の向上が期待されます。

鳥獣被害対策

赤外線カメラを搭載したドローンからの空撮による鳥獣の生息実態把握や、ドローンによる撮影をリアルタイムで通信して捕獲現場の見回り等を行うことにより、負担軽減、捕獲作業の効率化等が期待されています。

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クボタの農業用ドローン(価格と製品一覧)

クボタ(kubota)は言わずと知れた大手農機メーカーです。日本のみならず世界の農機業界を牽引する存在ですが、意外なことに農業用ドローン分野に参入したのは2017年になってからのことです。クボタの農業用ドローンは、現時点では3つのモデルが販売されています。各モデルの価格と特長は、次の通りです。

MG-1SAK

標準モデルと位置付けられています。液剤に加え、粒剤も散布することができます。8枚のプロペラによって、安定したフライトを実現しています。さらに、備え付けのレーダーで障害物を検知すると、自動で停止し衝突を防ぐ機能があります。工具なしでフレームを折りたたむことができるので、運搬するのにも楽です。製品紹介の動画も公開されており、大変参考になります。

価格165万円(機体+散布装置+バッテリ+充電器)
発売時期2019年3月
積載量10L
最長飛行時間9分
最大散布面積1ha
サイズ1460×1460×578mm(長さ×幅×高さ)
重量9.8kg(バッテリを除く)

MG-1RTK

標準モデルであるMG-1SAKの性能をアップグレードしたモデルです。FPV(First Person View)カメラの搭載により、安全性が向上しています。さらに、RTK(Real-Time Kinematic)方式の採用により、位置精度に優れた自動散布が実現されます。製品紹介の動画も公開されており、大変参考になります。

価格174万円(機体+散布装置+バッテリ+充電器)
発売時期2019年6月
積載量10L
最長飛行時間9分
最大散布面積1ha
サイズ1460×1460×616mm(長さ×幅×高さ)
重量9.9kg(バッテリを除く)

T20K

最新の大型モデルです。大型のプロペラ6枚と風量の増加によってダウンウォッシュ性能が向上したほか、タンクやバッテリーのカセット化により作業がスムーズに行えるようになっています。製品紹介の動画も公開されており、大変参考になります。

価格204万円(機体+散布装置+バッテリ+充電器)
発売時期2020年5月
積載量16L
最長飛行時間7分
最大散布面積1.5ha
サイズ1795×1510×732mm(長さ×幅×高さ)
重量22.2kg(バッテリを除く)
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クボタの農業用ドローンを買うには?

クボタの農業用ドローンを買うには、大きく2つの方法があります。

販売店やJA

クボタグループ販売店、農機販売店、JAなどを経由して購入することができます。それぞれ窓口に連絡し、購入意思を伝えればOKです。

=>クボタグループ販売店

ヤフオク!やメルカリ

お目当ての商品が、なかなか手の出しづらい価格であっても諦めないでください。ヤフオク!やメルカリといったフリマサイトに出品されている可能性があります。お目当ての商品に出会えるかは時の運ですが、最近では農業用ドローンへの注目度の向上に加え、フリマサイトの人気化も加わって、流通量は増加傾向にあります。ぜひ一度のぞいてみましょう。

=>ヤフオク!で検索してみる

農業用ドローンを飛ばすには?

農業用ドローンを飛ばして操作や操縦するには、国土交通省から許可を受ける必要があります。詳しくは、一般社団法人農林水産航空協会が作成する「産業用マルチローター安全対策マニュアル(オペレーター・ナビゲーター)」にまとめられています。ドローンパイロット教習や講習の情報などもあるので、チェックしてみましょう。

まとめ

日本の農業を見つめてきたクボタのドローンには、先端技術が詰め込まれています。また、抜群の知名度を背景にした安心感があります。一方でクボタほどの知名度はなくとも、素晴らしい製品を世に送り出しているドローンメーカーも少なくありません。以下は農業用ドローンにおいて実績のあるドローンメーカーですので、ドローンの購入にあたっては是非あわせて検討してみてください。

  • ヤマハ発動機
  • 丸山製作所
  • 東光鉄工
  • 東京ドローンプラス
  • Nileworks
  • DJI
  • ciRobotics
  • Drone Work System
  • TEAD
  • PRODRONE
  • EAMS ROBOTICS
  • enroute
  • FLIGHTS
  • MAZEX
  • SAiTOTEC
執筆者・監修者情報
執筆者・監修者

農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

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