農家は個人事業主が多く年1回の確定申告は、気が重いという人も多いのではないでしょうか。「かんたん農業確定申告」は、パソコンや確定申告の知識がなくても、スマホだけで収支内訳書が作れるアプリ。特徴と使い方について詳しく説明します。
かんたん農業確定申告とは
かんたん農業確定申告は、個人事業主の農家の白色申告の収支内訳書の作成を行うソフトです。機能や特徴について説明します。
農業所得者専用の取引登録画面
収入や費用を入力する取引登録画面は、確定申告で区分する科目をタップして金額を入れるだけ。どの科目を選べばいいか迷ったら、科目の横の?マークをタップすればその科目の説明の記載もあるので、迷わずサクサク入力できます。



減価償却資産の管理・減価償却費の自動計算
農家はトラクターや収穫機・スプレイヤーなどの農機具、軽トラ、ビニールハウスなど一括で費用とならない固定資産(減価償却資産)を取得することが多く、税法に合った方法で減価償却費を計算したり、廃棄した場合などの処理方法が複雑です。
かんたん農業確定申告は、上から順番に資産情報を入力していくだけで減価償却費を自動で計算。中古資産の耐用年数も計算してくれるので、耐用年数を調べる手間もいりません。
廃棄した場合も、廃棄日を入れるだけで自動的に経費に計上。経費計上もれや計算間違いもありません。一度入力した資産は翌年に繰り越すので、翌年からは新しい資産をいれるだけです。
確定申告に必要な収支内訳書を自動で作成
白色申告に必要な収支内訳書には、収入や費用の内訳の他、減価償却費明細、専従者給与の計算など確定申告特有の処理が必要です。
かんたん農業申告は、売上や費用の取引をすべて入力した後「確定申告」ボタンから手順に従い、入力していくだけで特別な知識がなくても収支内訳書が完成します。
完成した収支内訳書は、Excelにダウンロードしたり、そのまま印刷て確定申告書に添付することもできます。(税務署によっては専用の用紙に転記が必要となる場合もあります)



*β版のため画面は変わることがあります。
農業経営の改善に役立つ収支分析がひとめでわかる
農業経営改善には、収支分析が重要です。かんたん確定申告を使って売上や費用を入れるだけで、ひとめで売上・費用・利益がわかるほか何に使ったかも一目瞭然です。また使い続けることにより昨年対比もできるので、去年より何にコストがかかかったのかや、売上高の比較もできます。
無料で使える農業確定申告ソフトを使ってみませんか
かんたん農業確定申告は、今ならすべての機能がすべて無料で使えます。
今までExcelやノートなどに書き込んでいた売上や費用を、家計簿アプリのような感覚で、スマホで入力していくだけで白色申告に必要な収支内訳書が完成します。
税務知識が必要な、減価償却資産の計算や中古資産の耐用年数計算、専従者給与の計算もソフトがやってくれるので、必要事項を入力するだけで収支内訳書が完成します。
パソコンも税務の知識もいらない無料の確定申告ソフトです。メールアドレスがあればだれでも無料で始められます。
