ナイロンコードカッター

草刈機(刈払機)の排気量で変わる ナイロンコードの選び方

草刈機排気量 ナイロンコードナイロンコードカッター

ナイロンコードは、太さや形状など多くの種類がありますが、エンジンの排気量にあったナイロンコードを選ぶことが大切です。この記事では、草刈機(刈払機)のエンジンの排気量別に、どのようなナイロンコードを選ぶべきかわかりやすく説明します。

スポンサーリンク
広告の表示がブロックされています。

ナイロンコードと排気量について

ナイロンコードカッターは雑草に当たって引きちぎることで刈り取る仕組みなので、スパッと切れる金属刃と違って、パワーが要ります。この仕組みから、高い回転数を維持しないと草を引きちぎり続けることができず、回転数が落ちると絡まってしまいます。このため、金属刃よりも高い回転数を維持し続けるパワーが必要になるのです。

このため、ナイロンコードの切れ味はパワーに比例します。できるだけパワーがある、目安としては、排気量25mL(cc)以上の草刈機(刈払機)が望ましいといえます

しかし最近では、充電式草刈機や低排気量で使える、省エネルギーのナイロンコードも開発されていますので、ナイロンコードを選べば低排気量でも快適につかうことができます。

大切なことは、お使いの草刈機(刈払機)にあった、ナイロンカッターやナイロンコードを選ぶことです。

スポンサーリンク
広告の表示がブロックされています。

ナイロンコードの太さ

ナイロンコードは2.0㎜~3.0㎜のものが一般的で、4.0㎜や7.0㎜などの太いものもあります。エンジンのパワーがつよければナイロンコード太さは、太い方が切れ味もよく耐久性も高くなります。

ナイロンコードの太さの目安は、エンジンの排気量×0.1㎜。排気量30㏄であれば3.0㎜が適当な太さです。農家でよく使われる26㏄であれば2.4㎜~2.6㎜程度の太さがおすすめです。

ナイロンコードの形状

ナイロンコードの切れ味は、形状に大きく影響します。エンジンの排気量と形状に関係はありませんが、低排気量で思ったような切れ味がでない、耐久性がない場合などは形状や、素材によって改善できることもあります。

コードの形状はスパイラル、丸型、角型(三角、四角)、スパイラル、ツイスト、スクリュー型、鋸(ノコギリ)、鮫牙型(ソーブレードナイロンコード)などがあり、素材も特殊ナイロンだったり、コード中にチタニウムを含有したチタニウムナイロンコード、メタリックコードなど、様々です。

  • 「丸型」は特に安全性が高く、耐久性に優れています。
  • 「角形」は丸型よりも切れ味に優れています。
  • 「スパイラル、ツイスト、スクリュー型」は螺旋状に紡糸されていて、耐久性、切れ味、静音性に優れます。
  • 「鋸、鮫牙型」は、他の型と比較して耐久性や切れ味に非常に優れています。

ナイロンコードの種類や特徴などは詳しい記事がありますのでそちらも参考にしてください

ナイロンカッターの種類

ナイロンカッターの仕組みは、草刈機(刈取機)にヘッドにチップソーなどの刃の代わりに、ナイロンカッター本体取付します。その部分に引っ掛けて使う消耗品のコード(ナイロンコード)が高速で回転することにより、雑草を粉砕する仕組みです。

ナイロンカッターには、コードの挿し込み方によって「差し込み式」と「繰り出し式」があります。

差し込み式

差し込み式は、あらかじめ切られたナイロンコードをナイロンカッターのリールに差し込んで使うタイプです。

替えのコードをあらかじめ巻き込んでおく必要がないため、重量が軽くなることがメリットですが、消耗が激しい草刈り場では頻繁に交換する必要があり、取り替えが面倒なのがデメリットになります。太いコードや特殊な形状のコードに向いた形です。

繰り出し式

繰り出し式は、コードをリールに巻き付けてナイロンカッター本体にセットしておきます。コードが短くなったら、リールから繰り出して伸ばして使うことができるようになります。

コードが摩耗して短くなったら、手で自分で出す「手動タイプ」や、遠心力で自動で繰り出され、常に最適な長さを維持してくれる「自動式タイプ(フルオート)」、本体の底にあるタップを床に叩くことでコードが伸びる「半自動タイプ(タップ式)」があります。

自動式や半自動式は、草刈機の電源を止めることなくコードが伸ばせるので、効率的です。コードが根元で切れてしまった場合は、コードの長さが違ってしまうためまき直ししなければいけないのがデメリットです。

排気量別のナイロンコード・カッターの選び方のポイント

低排気量の草刈機(刈取機)

ナイロンカッターは、25㏄以上の排気量の草刈機(刈取機)が望ましいですが、農家では23㏄の草刈機(刈取機)も軽く手扱いやすいため人気があります。

低排気量の草刈機(刈取機)には軽量で、細いナイロンコードが使えるナイロンカッタがよいでしょう。繰り出し式の場合は、外に出ているコードが長いと負荷がかかるので短めする、1本出しだと振動が多いですが、負荷は軽くなります。

また低排気量専用のナイロンカッターを使うのもよいでしょう。山善の「ECOカルカッタ―」は低排気量専用のナイロンカッター。250gの軽量で薄型、繰り出し式の自動方式なので草刈り中に中断するストレスがありません。2.2㎜の角形ナイロンコードがついていますが、丸形なら1.6㎜~2.4㎜、四角は1.4㎜~2.2㎜のナイロンコードを使うことができます。

中・高排気量の草刈機(刈取機)

25㏄以上であれば、通常のナイロンカッター・コードが使えます。

ナイロンカッターは互換性があるため大抵どこのメーカーのものでも使えますが、説明書に純正のナイロンカッターやコードの記載があるなら太さなどの参考にもなりますので、そちらも確認してみましょう。

またエンジンが同じでも、メーカーにより回転数やパワーは変わりますので、メーカーやお店の人に相談してみるのもよいでしょう。

ナイロンカッターには種類によりメリットデメリットがありますので、自分に合ったものを選んでください。おすすめのナイロンカッターについては詳しい記事がありますので、そちらも参考にしてください。

種類メリットデメリット
差し込み式・軽い
・コードを巻く手間がない
・コードが消耗したら交換が必要
・差し込み用コードは巻き型より割高
繰り出し式(手動)・自分で長さが調整できる
・コスパがいい
・草刈り中に、動力をとめて引っ張り出す必要あり
・事前にコードを巻いておく必要がある
・内部で癒着したり絡んだりすると途中できれるため、まき直しが必要
繰り出し式(タップ式)・自動で長さが調整できる
・草刈り途中で手をとめることなく、
自分のタイミングでコードがだせる
・タップ部分が壊れやすい
・タップ部分が厚みがあるため、地面
スレスレには切れない
・事前にコードを巻いておく必要がある
・内部で癒着したり絡んだりすると途中できれるため、まき直しが必要
繰り出し式(フルオート)・自動でコードが、常に最適な長さで
作業中の処理が全く不要
・自動で長さが調整できない
・事前にコードを巻いておく必要がある
・内部で癒着したり絡んだりすると途中できれるため、まき直しが必要
・価格は高め

エンジンにパワーがあれば、4.0㎜や7.0㎜などのナイロンコードも使えます。

執筆者・監修者情報
執筆者・監修者

農家web編集部のメンバーが「農業者による農業者のための情報サイト」をコンセプトに、農業に関するあらゆる情報を丁寧にまとめてお届けしていきます。
編集部のメンバーは皆、実際に農業に携わりながら情報をまとめています。農学を極め樹木医の資格を持つ者、法人の経営・財務管理に長けている者、大規模農場の営農経験者などバラエティに富んだメンバーで構成されています。他にも農機具やスマート農業機器、ITなどのスキルも兼ね備えています。

皆さまに本当に有益な情報をお伝えできるよう、心を込めて運営しています。
執筆者・監修者の詳細についてはこちら

\SNSはじめました!フォローお願いします!/

掲載内容については、調査のうえ、情報の正当性、公平性に万全を期して執筆しておりますが、誤記や誤りなどが見受けられる場合には「お問い合わせ」よりご連絡お願い申し上げます。

スポンサーリンク
広告の表示がブロックされています。
\良い!と思ったらシェアお願いします/
\SNSはじめました!フォローお願いします!/
農家web
タイトルとURLをコピーしました