ホームセンターのコメリには、多くの種類のオリジナル製品がありコスパの良さから人気があります。UBERMANN（ウーバマン）は、プロが選ぶ品質をコンセプトにしたオリジナル電動工具のブランドです。
この記事では、コメリの新ブランドUBERMANN（ウーバマン）の充電式刈払機について、その特徴や機能、他社製品との違いなどを分かりやすく解説します。
UBERMANN（ウーバマン）５０Ｖ充電式刈払機
種類
刈払機には動力がガソリンのエンジン式と電源式があり、電源式には電源コードにつないで使うタイプと、リチウムイオンバッテリーを使ったコードレスの充電式刈払機があります。コメリの刈払機もコードレスの充電式草刈機です。
エンジン式は農家などのプロ向け、充電式はパワーが足りないので家庭用といわれていましたが、最近はエンジン式に引けをとらないパワーのある製品も多く販売されるようになりプロの農家の方でも使う人も増えています。
充電式草刈機（刈払機）は、エンジン式に比べ軽量で、振動・騒音が少なく、排気ガスもでないので環境にも使う人にも優しい草刈機といわれています。リコイルコードを引いてエンジンを始動させる必要もなく、スイッチ一つですぐ稼働できるのも魅力です。
特徴・機能
それでは、コメリの充電式刈払機 「UB50VGCBL240BPCG」の特徴や、機能について説明していきます。
電圧は50Vと充電式草刈機としては、高出力バッテリー仕様。バッテリーは電圧が高いほどパワーがあり、充電式刈払機は18Vが主流で、マキタの草刈機もプロ用の充電式草刈機に36V、40Vのバッテリーを使用しています。
モーター部分はブラシレスモーターを採用しているので、音が静かで耐久性も高くなります。また刈刃の回転スピードは高速・中速・低速の3段階に切り替え可能。草の密度や刈刃に合わせてスピードが変えられます。草が絡みついたときの逆回転機能もついています。
ハンドルは両手ハンドル、刈刃は255㎜のチップソーがついていますが、別売りのアタッチメントをつければナイロンコードも使うことができます。価格は充電器やリチウムイオンバッテリーが付いたフルセットで49,800円です
| 製品名 | コメリ 50V充電式草刈機 UB50VGCBL240BPCG |
|---|---|
| パワー | 50V |
| ハンドル | 両手ハンドル |
| ブレード(刃) | チップソー（255㎜） |
| 質量(kg) | 約5.35kg（本体+電池パック） |
| 回転数 | 高速：6,500 中速：5,300 低速：3,500 |
| 1連続運転時間 （4.0Ahバッテリー使用時） | 約45分（高速） 約180分（低速） |
| 目安市場価格 | 約49,800円 |
他製品との違い
充電式草刈機いえばやはりマキタ、マキタには50V仕様はないので40Vの「MUR001G」と比較してみましょう。
マキタ MUR0001G
マキタの40Vシリーズは、プロのために作られた充電式草刈機です。その中でMUR001Gは、運転時間を重視したタイプで、高速モード時はエンジン式草刈機の25mlと同等程度のパワーです。
スペックを比較してみると、まずマキタが1kgほど軽量、1充電で使える連続運転時間も長いことがわかります。価格はマキタが13,000円ほど高額です。
では細かい機能を比べてみましょう。マキタのモーターはアウタロータブラシレスモータを搭載。外側のローターが回転するため高トルク。さらに負荷がかかっても定回転制御があるため、回転数が落ちにくい設計になっています。
回転は、コメリ製品と同様高速・中速・低速の3段階切り替えが可能で、刈刃や草の密度によって自分で変更できるほか、草の密度により自動変速する「楽らくロングドライブモード」が装備されているので、バッテリーの消耗の無駄を防ぎ効率的に長時間作業が可能です。
その他マキタには、防滴・防じん「ウェットガード」＆雨でも作業ができる防水保護等級「IPX4」、キックバックには刃が自動的に止まる「ATF」やソフトスタート&ソフトブレーキなどが耐久性・安全性を高める機能が付いています。
価格差13,000円とこの機能の差が高いと感じるか安いと感じるかは人によっては異なると思いますが、やはりマキタの製品はハードな作業にも耐えられるような、細かい部分での差があるように感じます。刈払機に使い慣れていて、重さも気にならない人にはコメリの50V充電式草刈機も、このパワーでこの価格は魅力です。
| 製品名 | コメリ 50V充電式草刈機 UB50VGCBL240BPCG | マキタ MUR0001G |
|---|---|---|
| パワー | 50V | 40V |
| ハンドル | 両手ハンドル | Uハンドル |
| ブレード(刃) | チップソー（255㎜） | チップソー（255㎜） |
| 質量(kg) | 約5.35 | 約4.3 |
| 回転数 | 高速：6,500 中速：5,300 低速：3,500 | 高速：6,500 中速：5,300 低速：3,500 |
| 1連続運転時間 （4.0Ah使用時） | 約45分（高速） 約180分（低速） | 約1時間（高速） 約1時間45分（中速） 約4時間5分（低速） |
| 目安市場価格 | 約49,800円 | 約40,000円（本体のみ） 約63,000(バッテリー付き） |
レンタル
コメリでは、会員になると電動工具や機械をレンタルすることができます。UBERMANN充電式刈払機も1日2,180円でレンタルすることができるので、購入する前にレンタルで使ってみるのもおすすめです。
まとめ
コメリの50V充電式刈払機についての特徴と、マキタ製品との比較しました。コメリが近くにある人はぜひ、メンテナンスもすぐ対応できるので、ぜひ一度お店で触って検討してみてください。
この他にもコメリの草刈機には、自走式のエンジン式草刈機「速刈り君」もあります。
マキタ製品は40VのMUR0001Gと比較しましたが、18Vを2本使った36Vの製品や40Vのパワー重視の製品もあります。マキタ製品についての記事もありますので、そちらも参考にしてください
