草刈機はそもそも草刈りを目的とした農機具もありますが、トラクターやバックホー、耕運機や管理機にアタッチメントとして設置し、草刈り、除草をすることができる器具もあります。ここでは、お持ちのトラクターやバックホー、耕運機や管理機に付けて草を刈ることができるアタッチメントをご紹介します。
トラクターやバックホー、耕運機や管理機とは?
トラクターとは、重いものを動かすための牽引(けんいん)車のことを指します。手押しの自走式トラクター(歩行トラクタ)、また乗用して牽引する乗用トラクターのタイプがあります。昔はこの役目を牛や馬が担っていました。
トラクターはヤンマーやクボタ、イセキなど様々なメーカーが展開しています。
バックホーとは、ショベルカーと呼ばれる油圧ショベルのショベル自体を操縦するオペレーター側向きに取り付けたタイプのものを指します。
耕運機とは、その名の通り耕運、すなわち田畑を耕す作業を行うための農業機械です。教科書や公的文書では、「歩行トラクタ」などと表記されることもあります。このため、歩行トラクタ=耕運機、乗用トラクタ=トラクターと理解するのがわかりやすいかと思います。
乗用耕運機もありますが、耕運機と呼ばれるものは、手押しの自走式のタイプがほぼ全てを占めます。このため、ここでは耕運機は手押しのタイプを指すものとします。
トラクターにつける草刈機
トラクターに付けれる草刈機は様々ありますが、トラクターのパワーを存分に利用した大きなロータリーモアやハンマーナイフモアが人気です。
ロータリーモアは、バーナイフ、フリーナイフ等が地面に水平に回転し、雑草を刈り取るタイプです。
ハンマーナイフモアは、Y字型のハンマーナイフがくるくると回転し、雑草を刈り取り、更に粉砕するタイプです。ハンマーナイフモアは草を粉々にしてしまうので、後処理が楽になるメリットがあります。
マキロン ハンマーナイフモア フレールモア MK125 〜MK165
トラクターのアタッチメントのハンマーナイフモアとして、非常に有名な製品です。フレールモアタイプ(フレールタイプ)は、刈刃の動く範囲が大きいことから草の巻き付きや石などの障害物が当たっても、破損しにくいメリットがあります。
適用馬力は12馬力以上、刈取幅1,229mmのMK125から、1,529mmのMK165まで幅に応じて多くのラインナップを展開しています。
使う場所に合わせて選択してみてください。
三陽機器 トラクタ用アーム式2面草刈機 TM series
この製品は、トラクタの前に装着し、平面も法面もどちらもアームを調整することで草刈りができる草刈り機です。このため、道路の法面や水田、畑地の畦畔、果樹園、休耕田、ゴルフ場や公園、空き地など、様々なところで活躍します。
ロータリーモアの構造で、上下の4枚刃で刈り取っていきます。
バックホーにつける草刈機
バックホーに付けれる草刈機も様々あります。
三陽機器 ショベル用ハンマーナイフモアー HKM series
ショベルに取り付けるタイプのハンマーナイフモアで、ショベルの特性を活かして、様々な法面や斜面での草刈りを行うことができます。河川敷や山林、スキー場、生垣、保養地など、活躍場所は多くあります。
耕運機や管理機につける草刈機
管理機と耕運機の違いとは?
管理機のことをさまざまな管理作業に用いるという意味で「汎用機」、耕運機のことを耕運だけに用いるという意味で「専用機」と呼ぶことがあります。しかしながら、近年の耕運機は進化が著しく、耕運だけでなく管理作業も出来てしまう機種も多くあり、両者の区別は曖昧になってきています。
草削りローター
耕運機に取り付けできる草削り用のローターです。草刈りをするというよりは、削り取り、踏みつけるものという方がイメージしやすいかと思います。使用した実感から言いますと、雑草を刈り取るというよりは土から削り取り、スパスパ切るものではありません。このため、果樹園などで雑草を踏み抑えつけるのに使い勝手が良いです。
草削りローターのアタッチメントは、クボタ、HONDAこまめだとブルースパイラルローターのように、各耕運機用の草刈り用アタッチメントがありますので、確認してみて下さい。