エンペラーフロアブルの商品紹介

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エンペラーフロアブル

種類名
ピラクロニル・ピリミノバックメチル・フェンキノトリオン水和剤
メーカー
クミアイ化学工業株式会社 メーカーサイト
剤型名
水和剤
用途
除草剤

概要

エンペラーフロアブルは、性状が類白色水和性粘稠懸濁液体の水稲用の初・中期一発処理除草剤です。 新規有効成分エフィーダ(有効成分フェンキノトリオン)を配合した3成分の混合剤で、雑草の発生前から生育初期に散布することで効果を発揮します。

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有効成分情報

成分名称 含有濃度 IRAC FRAC HRAC
ピラクロニル 3.7000% 14
ピリミノバックメチル 1.4000% 2
フェンキノトリオン 5.6000% 27

適用表

作物名 適用雑草名 希釈倍率 使用液量 使用時期 使用方法 本剤の使用回数 ピラクロニルを含む使用回数 ピリミノバックメチルを含む使用回数 フェンキノトリオンを含む使用回数
移植水稲 一年生雑草 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 マツバイ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 ホタルイ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 ウリカワ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 ミズガヤツリ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 ヘラオモダカ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 ヒルムシロ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 セリ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 オモダカ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 クログワイ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 コウキヤガラ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 エゾノサヤヌカグサ 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 アオミドロ・藻類による表層はく離 500mL/10a 移植時 田植同時散布機で施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 一年生雑草 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 マツバイ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 ホタルイ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 ウリカワ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 ミズガヤツリ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 ヘラオモダカ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 ヒルムシロ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 セリ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 オモダカ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 クログワイ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 コウキヤガラ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 エゾノサヤヌカグサ 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
移植水稲 アオミドロ・藻類による表層はく離 500mL/10a 移植直後〜ノビエ3葉期但し、移植後30日まで 原液湛水散布又は水口施用 1回 2回以内 2回以内 2回以内
直播水稲 一年生雑草 500mL/10a 稲出芽揃期〜ノビエ3葉期但し、収穫90日前まで 原液湛水散布 1回 2回以内 2回以内 2回以内
直播水稲 マツバイ 500mL/10a 稲出芽揃期〜ノビエ3葉期但し、収穫90日前まで 原液湛水散布 1回 2回以内 2回以内 2回以内
直播水稲 ホタルイ 500mL/10a 稲出芽揃期〜ノビエ3葉期但し、収穫90日前まで 原液湛水散布 1回 2回以内 2回以内 2回以内
直播水稲 ウリカワ 500mL/10a 稲出芽揃期〜ノビエ3葉期但し、収穫90日前まで 原液湛水散布 1回 2回以内 2回以内 2回以内
直播水稲 ミズガヤツリ 500mL/10a 稲出芽揃期〜ノビエ3葉期但し、収穫90日前まで 原液湛水散布 1回 2回以内 2回以内 2回以内
直播水稲 ヒルムシロ 500mL/10a 稲出芽揃期〜ノビエ3葉期但し、収穫90日前まで 原液湛水散布 1回 2回以内 2回以内 2回以内
直播水稲 セリ 500mL/10a 稲出芽揃期〜ノビエ3葉期但し、収穫90日前まで 原液湛水散布 1回 2回以内 2回以内 2回以内

特徴

新規成分エフィーダの効果で幅広い雑草に効果

エフィーダの有効成分フェンキノトリオンによりコナギやミズアオイなどの広葉雑草、ホタルイやコウキヤガラなどのカヤツリグサ科雑草に高い効果を示します。
また、スルホニルウレア(SU)混合剤で効かなくなったノビエ・ホタルイなどの抵抗性雑草にも効果が期待できます。

速効的な効き目

有効成分のピラクロニルの効果で、雑草を速効的に枯死させます。

使用方法

そのまま散布します。

農家web編集部からのポイント

水稲に安心して使えます

水稲に高い安全性が確認されているので、移植水稲では移植時から使用することができます。また、飼料稲栽培時にも使用することが可能です

雑草の適期に散布をしましょう

雑草の種類の生育段階によって効果がかわります。注意事項をよく読んで時期を失わないように、効果的な散布をしましょう。

使用上の注意

注意事項

  • 使用に当っては、使用前に容器をよく振ってください。
  • 雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3葉期までに、時期を失しないように散布してください。
  • 多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。
    • ヘラオモダカ、エゾノサヤヌカグサは2葉期まで、ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリは3葉期まで、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生始期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生期まで、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前が散布適期です。
  • オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。
  • 苗の植付けが均一となるように、代かきおよび植付作業はていねいにおこなってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいにおこなってください。
  • 原液湛水散布の場合は、水の出入りを止めて湛水状態(水深3~5cm)のまま水田全面にゆきわたるように散布してください。散布後3~4日間は通常の湛水状態(水深3~5cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。また、入水は静かにおこなってください。
  • 水口施用の場合は、入水時に水口に施用し、流入水とともに水田全面に拡散させてください。処理後田面水が通常の湛水状態(水深 3 ~ 5cm )に達した時に必ず水を止め、田面水があふれ出ないように注意してください。
  • 以下のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。
    • 砂質土壌の水田および漏水田(減水深が2cm/日以上)
    • 軟弱苗を移植した水田
    • 極端な浅植えの水田および浮き苗の多い水田
  • 直播水稲に使用する場合、以下の点に注意してください。
    • 発芽直後の稲に対して薬害を生じるおそれがあるので、稲の出芽が揃わない場合は、稲の不完全葉期 以降に散布してください。
    • 稲の根が露出した条件では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。
    • 除草効果の低下と生育抑制の薬害が発生するおそれがあるので、水持ちの安定した後に散布してください。
  • 梅雨時期等、散布後に多量の降雨が予想される場合は、除草効果が低下するおそれがあるので使用をさけてください。
  • 散布後の数日間に著しい高温が続く場合、初期生育が抑制されることがあるが、一過性のもので次第に回復し、その後の生育に対する影響は認められていません。
  • 散布した水田の田面水を他の作物の灌水に使用しないでください。 その殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分に注意してください。
  • いぐさ栽培予定水田では使用しないでください。
  • 使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合や異常気象の場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることがをお勧めします。

安全使用上の注意

  • 皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 散布の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 魚毒性等
    • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
    • 散布後は水管理に注意してください。
    • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 保管…密栓し、直射日光をさけ、食品と区別して、冷涼な場所に保管してください。

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